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2008.07.03 ☆(長野)県がミス 措置入院費用の支払い手続き、半年滞る
  3日、信濃毎日新聞→

  『(長野)県が松本市内の精神科病院に措置入院させた精神障害者の入院費用二百数十万円の病院側への支払い手続きが、県のミスで約半年にわたり滞っていたことが2日、分かった。県は「患者が健康保険に入っていないなど特殊な事例で、支払い方法が分からなかった」としているが、対応のずさんさが問われそうだ。

  措置入院は精神保健福祉法に基づき、精神障害で自傷他害の恐れがあるため入院が必要と診断された患者を、知事が入院させる制度。通常、入院費用は国民健康保険や社会保険、県費で賄われる。

  患者は昨年10月、この病院に措置入院。国保や社保に加入していなかったため、措置した県が入院費用を全額負担する必要があった。ところが、病院側から相談があったにもかかわらず、県松本保健所が請求手続きを具体的に指示しなかったため、病院側は入院費用を請求できなかった。

  県は指摘を受け、病院の診療報酬明細書(レセプト)を審査する「社会保険診療報酬支払基金」と調整。病院側は4月、県の指示に基づき基金に入院費用を請求した。いったん基金から病院に入院費用が支払われた後、県が国庫補助と合わせて全額を負担することになる。

  県健康づくり支援課は「患者が無保険者で住所もはっきりしなかったこともあり、支払い方法が分からなかった。すぐに調べて、手続きを進めるべきだった」としている。』
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2008.06.30 ☆富田林市役所に車で突っ込む…容疑者「(介護保険など)市に恨み」
  30日午後、讀賣新聞(関西)→

  『30日午前9時10分ごろ、大阪府富田林市常盤町の市役所1階正面玄関に、LPガスなどを載せた乗用車が突っ込んだ。富田林署が運転していた同市西板持町2、無職井川道雄容疑者(61)を威力業務妨害容疑などで現行犯逮捕した。男性職員(35)が右足に軽いけがを負った。井川容疑者は「市に恨みがあった」と供述している。

  大阪府富田林市役所の玄関に乗用車で突っ込んだとして、30日、威力業務妨害容疑などで現行犯逮捕された無職井川道雄容疑者(61)は富田林署の調べに対し、「同居の妻の福祉に関する相談対応に、不満があり、恨みがあった」と供述した。市民の巻き添えなどはなかったが、「一歩間違えば」と職員らは青ざめた。

  発表によると、車内にはガスボンベ3本と灯油のような液体が入った容器3個、液体入りのペットボトルに簡易ガスボンベを巻き付けたものがあった。井川容疑者はもみ合いとなった際にペットボトル1本を車外に投げていたが、発火はしなかった。
市によると、井川容疑者は数年前から、介護保険や家庭内暴力のことで市役所を訪れ、暴力的発言を繰り返していた。同署幹部によると、昨年2月には、井川容疑者からDV被害にあった妻を一時避難させた際、自宅に説明に訪れた市職員2人に頭突きをするなどして、暴行容疑で逮捕された経緯もあったという。

  当時、同市役所は業務開始直後で、ロビーには一般市民は1人だけだった。
  玄関近くで受付を担当している女性職員(35)は「突然、ドーンという地響きのような音がして、車が突っ込んできた。本当に怖かった。市民の巻き添えがなかったのが幸い」と驚いていた。』
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2008.06.29 ☆3人死亡“介護に疲れた” 秋田
  29日朝、NHK→

  『28日、秋田県八峰町の住宅で男女3人が死亡しているのが見つかった事件で、3人の殺害を認めているこの家の65歳の息子が「介護に疲れていた」などと供述していることがわかり、警察は、容態の回復を待って、さらに詳しく事情を聴くことにしています。

  この事件は、28日午前、秋田県八峰町峰浜の無職、鈴木喜市さん(93)の住宅で、鈴木さんと、鈴木さんの息子の妻の千代子さん(65)、それに孫の幸治さん(39)の3人が死亡しているのが見つかったものです。鈴木さんの65歳の息子もけがをして病院に運ばれましたが、警察の事情聴取に対し、「おれがやった」と3人を殺害したことを認めていることから、警察は無理心中を図ろうとしたものとみて捜査しています。また、けがをした息子は父親と妻の介護をしていましたが、調べに対し、「2人の介護に疲れていた」などと供述していることがわかりました。

  警察は、事件の背景に介護疲れがあったものとみて、容態の回復を待って、さらに詳しく事情を聴くことにしています。』
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☆秋田・八峰町男女3人死亡事件 病院搬送の65歳男性「家族を殺した」 無理心中か
  28日夜、FNN(秋田)→

  『秋田・八峰町の住宅で28日朝、男女3人が死亡していた事件で、病院に搬送された65歳の息子が、「家族を殺した」と話していて、警察は無理心中とみて捜査している。

 「家族3人を殺害した」と話している息子は、父親と妻の看病を続けていて、近所で評判の良き息子であり、良き夫だった。
近所の人は「(ショックで)言葉も出なかった。涙が出てきて、かわいそうで。(息子は)いい人だった」、「(息子は)介護疲れみたいになっていたかと思う」などと話した。

 この事件は28日朝早く、秋田・八峰町峰浜の住宅で、家族3人が頭から血を流して死亡しているのが見つかったもの。
亡くなったのは、鈴木喜市さん(93)と息子の妻・千代子さん(65)、それに孫の幸治さん(39)の3人。
 また、喜市さんの65歳になる息子が、手首などにけがをして病院に搬送されたが、その際、捜査員に「おれが殺した」と話していたという。
 警察は、この息子が家族3人を殺害して、自殺を図ったものとみて調べている。 』
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2008.06.29 ☆患者の情報流出、2730人分に=金沢市の精神科病院
  28日深夜、時事通信→

  『金沢市の精神科病院「十全病院」の入院患者らの個人情報がインターネットに流出した問題で、同病院は28日、情報が流出した患者数が計2730人になったと発表した。

  同病院は27日、約200人分の個人情報が流出したと発表していた。

  同病院によると、流出したのは入院、外来患者らの氏名や住所、生年月日、電話番号など。治療歴や病名は含まれておらず、これまでに情報が悪用されたとの苦情はない。
  職員が患者情報をUSBメモリーに入れて自宅に持ち帰り、私用パソコンに移した際、パソコンがウイルスに感染していたため流出したという。

  同病院は、情報が流出した全患者に謝罪文書を送付する方針。』
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☆個人情報:入院患者ら200人分、漏れる--金沢・十全病院/石川
  28日夜、毎日新聞(石川)→

  『十全病院(金沢市、264床)は27日、職員の私有パソコン(PC)から入院患者ら約200人分の氏名や住所などの個人情報がインターネット上に流出した、と発表した。暴露ウイルスに感染していたという。
  病院によると、外部からの情報で発覚。職員は病院の許可を取らずに個人情報を入れたUSBメモリーを持ち帰り、自宅のPCで住所録の整理をしたという。病院は流出が確認できた患者から謝罪文などを郵送する。これまでに情報流出による被害は確認されていない。

  岡宏情報漏えい対策本部長は「深くおわびしたい。今後このようなことがないよう再発防止に取り組む」とコメントした。』
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2008.06.25 ☆転落:女性障害者、意識不明の重体 目黒の授産施設/東京
  25日、毎日新聞(東京)→

  『目黒区は24日、区立の障害者授産施設「下目黒福祉工房」(下目黒3)で、利用者の20代女性が階段から転落、意識不明の重体になったと発表した。転落原因は不明。区は同日、再発防止の徹底などを他施設にも指示した。

  区によると、女性は23日午前9時50分ごろ、施設1、2階の階段踊り場(高さ約2メートル)付近から1階の階段下まで転落した。女性は軽度の知的障害があったが、身体に不自由はなかった。当時は3階で朝の体操を終え、1人で1階作業場に向かう途中だった。階段には手すりと滑り止めが付いていたが、施設利用者は自由に歩ける人が多いため、階段で職員が移動を見守ることはなかったという。』
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2008.06.24 ☆綾瀬の障害者施設放火殺人:「部外者の出入り放置」 運営基準違反と県通知/神奈川(続報)
  24日、毎日新聞(神奈川)→

  『(神奈川)綾瀬市の知的障害者施設「ハイムひまわり」の放火殺人事件で、県は23日、ハイムの監査結果を設置者の社会福祉法人「聖音会」(小原勉理事長)に通知した。部外者の志村桂子容疑者(64)=殺人、現住建造物等放火容疑などで逮捕=が、自由に出入りできたことなどが障害者自立支援法の運営基準に違反すると指摘した。
県によると、施設の所有者だった志村容疑者は合鍵を持ち、日常的にハイムに出入りしていた。県は「入居者の安全確保のため、関係者以外の無断立ち入りを防止しなければならないが、放置していた」と指摘した。

  また、ハイムは重要事項説明書に夜間支援員の配置を明記していたが、出火当日は不在で、施設長も把握していなかった。自動火災報知機などの防災設備については、施設の位置づけを巡って総務省消防庁と県の見解が分かれており、監査では結論を出さなかった。

  県は聖音会に3カ所のケアホーム、グループホームの自主点検と県への報告を求めた。小原理事長は「真摯(しんし)に受け止め、最善の努力をする」と話した。』
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2008.06.19 ☆プリンで窒息 車いすで転倒 介護事故 5年で82件 福岡市の高齢者施設 死亡は29件 人手不足など背景
  19日、西日本新聞→

  『福岡市内の介護保険3施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)におけるお年寄りの事故が、過去5年間で82件に上ることが明らかになった。うち29件は転倒・転落や、物を誤って飲み込み窒息することなどにより死に至っていた。施設側の過失の有無を含めて原因はそれぞれ異なるが、慢性的な人手不足なども背景にあるようだ。

 2003年4月から08年3月までに、介護保険3施設(08年3月時点で99カ所)が市に提出した事故報告書を西日本新聞が情報公開請求し集計した。厚生労働省は介護保険施設で事故が起きた場合、行政への報告を義務付けている。
集計によると、お年寄りが見舞われた事故のうち、居室や歩行中などの転倒・転落が34件と最も多く全体の41%を占めた。身体の衰えによる不可抗力もあったが、車いすのひじ置きが固定されていなかったり、移動中に車輪が外れて転倒したりと、施設側が注意を払っておけば防げた例もあった。死亡のほか骨折も多かった。

 転倒・転落により亡くなった7件のうち、中央区の特別養護老人ホームで昨年起きた入浴時のストレッチャーからの転落死事故では、福岡県警が施設関係者を医師法違反と業務上過失致死容疑で書類送検している。
食べ物や異物が気道に入ったり、食べ物以外を誤って飲み込んだりする誤嚥(ごえん)・誤飲は19件。プリンがのどに詰まって心肺停止に陥り、搬送先の病院で翌日亡くなった人や、職員から別の人の入れ歯を間違って渡され、サイズが合わずに飲み込んでしまった人もいた。

 このほか、浮輪をつけて入浴中、職員が目を離したすきに顔が湯に漬かり、ぐったりしているところを発見された人や、おむつに手を入れたことで職員から腕を頭上で拘束され、肩の関節を痛めた人もいた。「職員にたたかれた」との訴えもあった。

 報告書は、03年度の3件に対し07年度は30件と増加。市監査指導課は「事故が増えたというよりも、県が04年に報告書の要領を通知したことで意識が高まったのではないか」という。

 日本赤十字九州国際看護大の大塚邦子教授(成人・老人看護学)は「全国的にも同じで、実態はもっと多いと思う。高齢者は体力や判断力が弱くなっている上に、身体拘束廃止の流れもあり、職員がマンツーマンで付いても防げない事故はある。人手と介護報酬を増やすことが欠かせない」と指摘している。』
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2008.06.17 ☆綾瀬の障害者施設放火殺人:志村容疑者供述「なくなってしまえばいい」 /神奈川(続報)
17日、毎日新聞(神奈川)→

『◇運営に不満か
  容疑者の変心が悲劇の始まりだったのか。綾瀬市の知的障害者施設「ハイムひまわり」の放火殺人事件で16日逮捕された志村桂子容疑者(64)は県警の調べに対し、かつて「社会貢献がしたい」と大家兼管理人になったハイムについて「なくなってしまえばいい」と火を付けた理由を供述したという。「信頼が根底から覆され誠に無念」「悪い人じゃないのに……」。3人の生命を奪った未明の猛火から14日目の逮捕に、容疑者を知る勤務先や近所の人たちの間に衝撃が走った。
ハイム設置者の社会福祉法人「聖音会」(鎌倉市)の小原勉理事長(74)は逮捕を受け16日夕、県庁で会見。「開設以来、力を貸していただいた仲間だった」と唇をかんだ。

  入居者の新しい住まいを探していた同会と社会貢献を考えていた志村容疑者は人づてに縁ができた。94年のハイム開設当初から、志村容疑者は非常勤職員の管理人(世話人)として朝夕の食事作りを担当。だが96年ごろから食事作りをしないことが増え、入居者らは朝食抜きで仕事に出かけたり、夕食が食べられない日も。入居者私物の洗濯機を無断で使うこともあった。
  00年4月からは勤務時間を3分の2に減らし報酬も減額。05年以降は定額ではなく勤務実績に応じた報酬に切り替えた。また、04年8月の賃貸契約更新に伴い月40万円の家賃は36万円になった。一連の「減額」について、志村容疑者は「施設側からいじめに遭った」と供述。これに対し同会は「報酬減額は本人の申し出。家賃減額は、入居者の負担を減らすため交渉した」と説明した。

  秦晴彦事務局次長(35)は「志村さんに振り回された面もあった」と明かした。07年春ごろから「別の利用方法を検討する」として建物明け渡しを求められ、来年7月の契約満了を待って明け渡す予定だったという。
施設の近隣住民は逮捕に驚きを隠せない。「奉仕の精神を持っている」と志村容疑者を評していた男性(72)は「びっくりした」と悲しげな表情を浮かべた。ただ志村容疑者が「入居者のいじめ」も動機に挙げたことについては「そんな人たちじゃない。あり得ない」と首を振った。

  近くの男性会社員(61)は「志村さんは悪い人じゃない。放火なんて思ってもいなかった」と困惑。近所の美容室に勤める女性(31)は「私は施設のことも知らなかった。もっと地域に開かれた施設なら、入居者を守れたろうに。許せない事件」と肩を落とした。』
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2008.06.16 ☆障害者施設火災、家主の64歳女逮捕…建物の賃料に不満か(続報)
  16日午後、讀賣新聞→

  『神奈川県綾瀬市寺尾北で2日、知的障害者施設「ハイムひまわり」が全焼し、4人が死傷した火災で、大和署捜査本部は16日、建物所有者の同所、志村桂子容疑者(64)を殺人・殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。
志村容疑者は、施設を運営する社会福祉法人「聖音会」と契約している建物の賃料について「不満があった」と供述しているといい、捜査本部は動機との関連を調べている。

 捜査関係者によると、志村容疑者は2日午前2時30分ごろ、施設の物置付近に放火し、木造2階建てアパート約315平方メートルを全焼させ、2階に寝ていた入居者3人を急性一酸化炭素中毒で殺害した疑い。捜査本部は、出火当時、2階に入居者がいることを知りながら火を付けたとみている。

  志村容疑者は1994年8月から聖音会に施設を賃貸する一方、当初から2005年まで非常勤の管理人を務め、入居者の食事を用意するなどしてきた。

  聖音会によると、賃貸借契約を結んだ1994年当時、賃料は月額40万円で5年ごとに更新を行う内容だったが、04年8月の2回目の更新で、4万円少ない36万円になった。

  聖音会側は3日開かれた記者会見で、賃料の減額について「(志村容疑者の)了解も得ており、双方納得の上だった」としたうえで、志村容疑者から「来年7月いっぱいで(施設を)別の用途で利用したいので、明け渡してほしいと契約打ち切りを伝えられていた」と明かしていた。』
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2008.06.16 ☆「介護に疲れた」…77歳妻殺す、殺人容疑で夫逮捕/千葉
  16日夜、讀賣新聞→

  『千葉県警船橋東署は16日、同県船橋市高根台、無職日野武治容疑者(77)を殺人容疑で緊急逮捕した。
発表によると、日野容疑者は16日午前7時30分ごろ、自宅アパートで、寝ていた妻トミさん(77)を着物の腰ひもで絞殺した疑い。ガス栓を開けて自殺を図ったが死にきれず、同日午後、「妻を殺した」と110番通報した。調べに対し「介護に疲れ、殺した」と供述してるという。
  日野容疑者はトミさんと2人暮らし。トミさんは2006年11月ごろ、脳こうそくで倒れて以降、寝たきりの状態だった。』
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2008.06.15 ☆残った点滴使い回しは船場吉兆と同じ!? 谷本整形の実態(続報)
  15日、産経新聞→

『点滴は作り置き、事務机の上に放置で残ったら使い回し、院内感染対策の指針はなし-。
人の生命を預かる病院でのことなのかと、耳を疑う事実が次々に明らかになった。
三重県伊賀市の診療所「谷本整形」(谷本広道院長)で点滴を受けた患者多数が体調を崩し、女性1人が死亡した問題。同診療所の安全についての意識の低さが浮き彫りになり、全国の病院関係者のみならず、普段病院を利用する市民らにも衝撃を与えている。

まさに使い回し
  県の立ち入り調査などによると、看護師が毎朝、10人から30人分の点滴をまとめて調合していた。
中身は、鎮痛剤「ノイロトロピン」とビタミン剤「メチコバール」を生理食塩水に混ぜたもの。
調合は「中待合」とその隣の点滴室の2カ所で行い、点滴室の事務机の上に紙の箱に入れて置いていた・・・』(ここをクリック)
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2008.06.12 ☆「正直、以前はやっていた」=点滴液作り置きで院長-三重
  12日夜、時事通信→

  『点滴を受けた多くの患者が異常を訴え、1人が死亡した三重県伊賀市の診療所「谷本整形」の谷本広道院長は12日午後、記者団の取材に応じ、点滴液の作り置きについて「正直、以前はたくさんやっていた」と話した。現在は「そういうことをするな」と禁じていたという。
谷本院長は「被害を受けられた方々におわびします」と改めて謝罪。「院長の私、管理者の私に責任がある」と語った。
また、「いろいろ反省しなければならないことがたくさんある」とした。』
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☆点滴 4人からセラチア菌検出
  12日夜、NHK→

  『三重県伊賀市の診療所で点滴を受けた患者が発熱やおう吐などを相次いで訴え1人が死亡した事件で、症状を訴えた4人の患者から強い毒素を出す細菌、セラチア菌が検出されました。この診療所では作り置きした点滴の薬剤を使っていたということで、三重県や警察はずさんな衛生管理のなかでセラチア菌による院内感染が広がった疑いがあるとみて調べています。
伊賀市にある診療所「谷本整形」では、先月下旬以降に腰痛の治療で点滴を受けた患者23人が、発熱やおう吐などの症状を訴え、73歳の女性が死亡しています。去年10月にも当時85歳の男性が同じような症状を訴えたあと死亡していて、警察は12日午後、業務上過失傷害の疑いで診療所を捜索しました。三重県によりますと、この診療所で点滴を受けて症状を訴え、入院した患者のうちこれまでに4人から「セラチア菌」という細菌が検出されました。

 セラチア菌は血液の中に入ると強い毒素を出す細菌で、平成14年に東京・世田谷区の病院で7人が死亡した院内感染の原因にもなっています。また三重県によりますと、この診療所では、作り置きした薬剤を事務机の上で常温で保管し、作り置きの薬剤が余った場合は、そのまま翌日の診療に使っていたということです。そのうえ薬を調合する前に洗った手をふくタオルも使い捨てのものではなく、布製のものを使い回していたということで、三重県や警察はずさんな衛生管理のなかでセラチア菌による院内感染が広がった疑いがあるとみてさらに詳しく調べています。』
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2008.06.11 ☆点滴液作り置き、細菌入り込み増殖か…三重・伊賀の患者死亡(続報)
  11日、讀賣新聞(夕刊)→

  『三重県伊賀市の整形外科医院「谷本整形」で点滴を受けた患者14人が体調不良を訴え、うち1人が死亡した問題で、谷本広道院長は11日、30歳代の女性看護師が院内のマニュアルに反し、点滴液を作り置きしていたことを明らかにした。
県と県警は点滴液を保管している際に何らかの細菌が入り込み、増殖した可能性があるとみている。県警は谷本院長らから事情を聞いており、看護師は、作り置きを認めているという。
県警は死亡した市川満智子さん(73)(伊賀市)の遺体を11日に司法解剖して、詳しい死因を調べる。県は午後から同医院の立ち入り調査を実施する。

  同医院は、腰痛などの治療のために点滴治療を行っている。点滴液は、鎮痛剤とビタミン剤、生理食塩水を混ぜて作る。
谷本院長によると、院内の事故防止マニュアルでは、点滴液の作り置きを禁止していた。通常、点滴を調合するのは、雑菌が入ったり、成分が変わったりするのを防ぐため、治療の1〜2時間前という。しかし、30歳代の看護師は点滴液を調合し、作り置きして長時間、院内に保管していたという。谷本院長は、作り置きした理由や期間について「わからない」としている。

  谷本院長は10日夜に、この看護師から点滴液の作り置きを知らされたという。

  同医院では、2年前にも点滴後、体調不良を訴えた患者2人がいたが、すぐに回復したため保健所には届けていなかったという。

  県伊賀保健所によると、11日朝以降、谷本整形で点滴を受けて体調不良になったという数人から相談があった。同保健所は谷本整形に対し、5月初旬以降に点滴を受けた100人以上の患者と連絡を取り、容体把握などに努めるよう指導した。

   厚生労働省医政局指導課の話「点滴の作り置きについては特に法的規制も通達もなく、一般的には医療機関が取り扱いを各自判断している。雑菌が繁殖しやすい栄養価が高い点滴は、研究者が指針を出すこともあるが、今回の問題の点滴はさほど栄養価が高くないため、仮に作り置きが原因だとすれば、保管場所や期間が調査のポイントになるだろう」』
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☆点滴作り置き「禁じていた」 谷本院長一問一答(続報)
 11日夜、朝日新聞→

  『鎮痛薬の点滴を受けた患者14人が体調不良を訴え、1人が死亡した三重県伊賀市の診療所「谷本整形」の、谷本広道院長との会見での主なやりとりは次のとおり。
  ――点滴を担当しているのは誰か。
8人いる女性看護師が担当している。
  ――点滴の作り置きの事実はないか。
院内の医療事故防止マニュアルで厳しく禁じ、毎朝の朝礼でも口を酸っぱくして禁じていたが、警察や保健所の事情聴取を受けた後で、30代の看護師から「院長の指導に反して作り置きをしていた」との申告があった。ほかの7人が作り置きしていたのかどうかはわからない。

  ――針の使い回しはないか。
当院は「ディスポ(使い捨て)」なので使い回しは一切ない。
  ――今回の最初の発症例は5月23日だが、院長は事態を把握していなかったのか。
いずれもそのつど報告があったが、点滴のせいではない、と思っていた。

  ――なぜ点滴との因果関係を疑わなかったのか。
最初の患者はひんぱんに転倒する症状を繰り返し、緊急手術するなどしていたので、その症状だと考えた。6月2日に発症した患者は糖尿病があり、血糖値が高く、そのせいだと思った。6月6日の患者は狭心症を患っていたので、発作だと思った。
  ――一連の症状は作り置きのせいだと考えるか。
作り置きをしていたとしても、ひどい感染症につながるかどうか見当がつかない。事実関係がはっきりするまで詳しいことはわからない。
  ――過去に発症例は。
実は2年前にも、同じ症状の発症例が2件あった。点滴との因果関係がわからなかったので届け出なかった。 』
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2008.06.10 ☆点滴で1人死亡、11人入院=同じ病院受診後、体調不良-三重
  10日夜、時事通信→

  『三重県は10日、伊賀市の整形病院で点滴治療を受けた外来患者が体調不良を訴え、うち1人が死亡、11人が入院したと発表した。いずれも鎮痛薬を静脈注射された後、腹痛や発熱などの症状が見られ、県は医療事故の可能性があるとみて調査を開始。県警捜査1課も事件、事故両面で捜査している。
県健康福祉部によると、9日午後、伊賀市立上野総合市民病院から、市内の「谷本整形」を受診し、点滴治療を受けた患者6人が、腹痛など同じ症状を訴えていると連絡があった。

  伊賀保健所が調べたところ、谷本整形で同じ治療を受けた女性(73)が10日、自宅で死亡。さらに、岡波総合病院で5月23日に3人、今月6日と9日に各1人の計5人が同様の症状で入院していたことが分かった。』

■夜のNHKなどでも報道していたが、なんだこれ?
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2008.06.08 ☆認知症の母殺害の疑い 55歳女「介護に疲れた」
  8日昼、共同通信→

  『8日午前5時50分ごろ、東京都三鷹市深大寺の会社員男性(61)が、警視庁三鷹署の交番に「妻が同居している母を殺してしまったようだ」と届けた。

  警察官が駆け付け、無職梅原秋子さん(80)がタオルで首を絞められぐったりしているのを発見、病院で死亡が確認された。
そばにいた実の娘が「自分がやりました」と認め、三鷹署は殺人未遂の現行犯で、無職伊勢純子容疑者(55)を逮捕した。容疑を殺人に切り替えて調べる。

  調べでは、梅原さんは認知症で、5月上旬まで神奈川県内の弟と同居していたが、伊勢容疑者が引き取って面倒を見ていた。同容疑者は「介護に疲れ将来を悲観した」などと供述している。

  調べでは、伊勢容疑者は8日午前5時半ごろ、自宅1階の和室で一緒に寝ていた梅原さんの首をタオルで絞め、殺害しようとした疑い。』
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2008.06.05 ☆綾瀬の障害者施設火災:県警、捜査本部を設置 放火の疑い強まり/神奈川
  5日、毎日新聞(神奈川)→

  『綾瀬市の障害者支援施設「ハイムひまわり」で2日未明、入所者とみられる3人が死亡し1人が重傷を負った火災で、県警捜査1課などは4日、放火の疑いが強まったとして大和署に捜査本部を設置した。同課は施設関係者らから出火当時の状況を詳しく聴くとともにトラブルの有無などについても慎重に捜査する。

 調べでは、施設の階段下の1階物置付近が激しく燃えていた。出火時に煙が目撃されており火元とみられる。ここが普段火の気のない場所であることなどから、放火の疑いが強いと判断した。

 また、3日の司法解剖の結果、焼け跡から遺体で発見された男女3人の死因は煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒と分かった。県警が発表した。遺体の損傷が激しいことから、歯型やDNA鑑定から身元を特定する。

 ◇県、管理・運営施設訪れ監査
  一方、県は4日、ハイムを監査した。石居広商・福祉監査指導課長ら職員4人が、ハイムを管理・運営する知的障害者施設「綾瀬ホーム」(同市)を訪れ、ハイム施設長を兼ねる佐竹敬園長や、両施設設置者の社会福祉法人「聖音会」(鎌倉市)の小原勉理事長ら関係者から、約4時間にわたり事情を聴いた。

 県によると、ハイムは、建物所有者の女性(64)の長男を非常勤の「夜間支援員」として雇用していたが、出火当日は休暇で不在だった。監査では、同日の人員配置やハイムの防火設備の状況を中心に、書類や聞き取りで確認した。県は近く監査結果を公表する方針で、施設側に何らかの不備があった場合、指導などを検討する。
県は4日、県内市町村の消防機関に対し通知を出し、グループホームなど福祉施設の防火安全対策を徹底するよう注意を促した。』
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2008.06.04 ☆綾瀬の障害者施設火災:県、管理運営の「綾瀬ホーム」を監査/神奈川
  4日、毎日新聞(神奈川)→

『◇出火時の体制確認
  綾瀬市の障害者支援施設「ハイムひまわり」で2日未明起きた4人死傷火災を受け、県は4日、ハイムを管理・運営する知的障害者施設「綾瀬ホーム」(同市、佐竹敬園長)を監査する。出火時の安全管理体制などを確認する目的。また横浜、川崎両市は市内のグループホームなどを対象に消防設備や防災体制の確認作業を始めた。
綾瀬ホームは社会福祉法人「聖音会」(鎌倉市、小原勉理事長)の事業所の一つ。佐竹園長はハイムの施設長も兼ねている。

  県によると、ハイムは入所者と契約する際の重要事項説明書で「夜間支援員」の配置を明記している。夜間も10分以内に駆け付けられるスタッフのことで、国・県などから施設が得る報酬が加算される。
ハイムでは、建物所有者の女性(64)の長男が非常勤の夜間支援員を務めていた。だが5月31日から休暇で旅行に出かけ、出  火時は不在だった。佐竹園長は県に2日「不在の間は代理を置く予定だった」と説明したという。このため県は、夜間支援員の配置状況や非常時の通報体制などを確認するため監査に入る。

◇横浜・川崎両市、市内の施設調査
  一方、横浜市安全管理局は3日、市内の知的障害者グループホーム333カ所に職員が出向き、消防施設の確認を始めた。健康福祉局も市内の知的・精神障害者のグループホーム計398カ所に、設備と避難対策を確認するよう求める通知文を送った。両局は7月に合同で、グループホーム責任者を対象に説明会を開き、法令で求められている消防設備について説明をする。

  川崎市消防局は5日から、知的・精神障害者と認知症高齢者のグループホームなど計163カ所を対象に、消防設備や安全管理体制を立ち入り調査する。市健康福祉局も、知的・精神障害者のケアホームなど115カ所の運営法人に、文書で注意を呼びかける方針。
  ハイムは自動火災報知機はなかったが、消火機を備え付け、年2回の避難訓練も実施。県は昨年7月の実地指導では「問題なし」としていた。【五味香織、笈田直樹、野口由紀】

◇「火災報知機が付いていれば」--磯崎さんの兄会見
  綾瀬ホームでは3日、行方不明になっている磯崎昭さんの兄政洋さん(65)が記者会見し「火災報知機が付いていない状態で火災が起きてしまった。ついていれば……」と悔やんだ。

  会見にはホームの佐竹泰三事務局長ら聖音会の関係者も同席した。政洋さんは磯崎さんについて「ひょうきんで人に好かれる性格。踊りが好きで、民謡教室にも通っていた」と話し、5月に自宅でカラオケをした思い出を語った。また、火災現場で発見された遺体は「見ていない。(身元を)確認できる状態ではないと聞き、残念。一刻も早く確認してほしい」と肩を落とした。』
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200806.03 ☆施設関係者宅を捜索=障害者施設火災-神奈川県警(続報)
  3日夜、時事通信→

  『神奈川県綾瀬市の知的障害者施設の3人死亡火災で、県警大和署などは3日、同施設関係者の女性宅を捜索した。
燃え方が最も激しく、火元とみられる1階の物置付近は普段火の気がない場所であることなどから、同署は放火による火災との見方を強めており、同施設をめぐってトラブルがなかったかなどを慎重に捜査している。
調べなどによると、火災発生時刻の前後、この女性が現場付近に立っているのを、入居者や近隣住民が目撃していた。女性は火災後、一時行方が分からなくなっていたが2日夕、自宅に戻り、同署員が任意同行を求めて事情を聴いた。同署は3日も引き続き事情を聴いた。』
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☆綾瀬の障害者施設火災:「3人に申し訳ない」 運営法人理事長が謝罪/神奈川
  3日、毎日新聞→

  『2日未明に知的障害者支援施設「ハイムひまわり」(綾瀬市寺尾北1)を全焼した火事は、近くの住民も「怖かった」と振り返るほど火勢が強く、入所者とみられる男女3人が犠牲になった。火災を巡って放火の可能性が浮上する一方で、施設側が消防設備の設置義務について誤った説明をし、認識不足を露呈する場面もあった。
ハイムを運営する社会福祉法人「聖音会」の小原勉理事長は2日午後に記者会見。「犠牲になった3人の方に大変申し訳ない」と謝罪した。

  同会によると、行方不明の3人は平日、同会が運営する通所施設に通って紙袋作りの内職作業をし、夜はハイムに戻って生活していたという。松本幸子さん(69)は犬や猫など動物が大好きで、自らも亀を飼っていた。磯崎昭さん(57)は、ひょうきんな人柄で、民謡の踊りもうまく誰からも好かれるような人だった。角田和之さん(60)は毎日自転車で作業に通う元気な人だったという。
また、会見では、自動火災報知器の設置義務を巡って一時混乱した。ハイムは延べ約320平方メートルで、来年4月に改正消防法が施行されると、設置が義務づけられる。だが今は設置していない。
会見で同会はいったん「設置義務はないので違反はしていない」と説明したが、報道陣から改正消防法に関する質問を受けると、一転して「認識不足だった。基本的な部分で思いが至らなかった」と話した。しかし実際は、改正前の現行法では設置義務はない。

  このためハイムに対し昨年7月、3年に1回の定期的な実地指導を実施した県も「問題なし」と判断していた。指導は、設備や生活の状況などを確認する目的。厚生労働省令が定める消火器の設置や非常時の連絡体制、年2回の避難訓練も行っていた。夜間の非常時には、10分以内にスタッフが駆け付けられる体制が必要だが、違反はなかった。県は出火当時の体制について調査している。

  県によると、グループホームは軽度、ケアホームは中程度以上の障害者が生活する自立支援施設で、「世話人」と呼ばれる常勤スタッフの配置基準も異なる。ハイムは94年8月の開設時に新築で、当時は所有者が世話人を務めていた。04年8月に09年7月まで5年間の賃貸契約を更新していたという。
火事は近隣住民にも大きなショックを与えた。ハイム近くに住む運送業の男性(53)は「黒っぽい煙が20〜30メートル上がっていた。なかなか火の勢いが止まらず、怖かった」と火事を振り返った。
近所の主婦(31)によると、主婦の母親(61)が避難する際に「大丈夫ですか」と施設に向かって声をかけると、「熱いよー」という男性の声が聞こえたという。』

  . 『2日未明に知的障害者支援施設「ハイムひまわり」(綾瀬市寺尾北1)を全焼した火事は、近くの住民も「怖かった」と振り返るほど火勢が強く、入所者とみられる男女3人が犠牲になった。火災を巡って放火の可能性が浮上する一方で、施設側が消防設備の設置義務について誤った説明をし、認識不足を露呈する場面もあった。
ハイムを運営する社会福祉法人「聖音会」の小原勉理事長は2日午後に記者会見。「犠牲になった3人の方に大変申し訳ない」と謝罪した。

  同会によると、行方不明の3人は平日、同会が運営する通所施設に通って紙袋作りの内職作業をし、夜はハイムに戻って生活していたという。松本幸子さん(69)は犬や猫など動物が大好きで、自らも亀を飼っていた。磯崎昭さん(57)は、ひょうきんな人柄で、民謡の踊りもうまく誰からも好かれるような人だった。角田和之さん(60)は毎日自転車で作業に通う元気な人だったという。

 また、会見では、自動火災報知器の設置義務を巡って一時混乱した。ハイムは延べ約320平方メートルで、来年4月に改正消防法が施行されると、設置が義務づけられる。だが今は設置していない。
会見で同会はいったん「設置義務はないので違反はしていない」と説明したが、報道陣から改正消防法に関する質問を受けると、一転して「認識不足だった。基本的な部分で思いが至らなかった」と話した。しかし実際は、改正前の現行法では設置義務はない。

  このためハイムに対し昨年7月、3年に1回の定期的な実地指導を実施した県も「問題なし」と判断していた。指導は、設備や生活の状況などを確認する目的。厚生労働省令が定める消火器の設置や非常時の連絡体制、年2回の避難訓練も行っていた。夜間の非常時には、10分以内にスタッフが駆け付けられる体制が必要だが、違反はなかった。県は出火当時の体制について調査している。

  県によると、グループホームは軽度、ケアホームは中程度以上の障害者が生活する自立支援施設で、「世話人」と呼ばれる常勤スタッフの配置基準も異なる。ハイムは94年8月の開設時に新築で、当時は所有者が世話人を務めていた。04年8月に09年7月まで5年間の賃貸契約を更新していたという。
火事は近隣住民にも大きなショックを与えた。ハイム近くに住む運送業の男性(53)は「黒っぽい煙が20〜30メートル上がっていた。なかなか火の勢いが止まらず、怖かった」と火事を振り返った。

  近所の主婦(31)によると、主婦の母親(61)が避難する際に「大丈夫ですか」と施設に向かって声をかけると、「熱いよー」という男性の声が聞こえたという。』
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2008.06.02 ☆障害者施設(※知的GH)が全焼、3人死亡1人重傷…神奈川・綾瀬
  2日、讀賣新聞(夕刊)→

  『2日午前2時30分ごろ、神奈川県綾瀬市寺尾北、知的障害者のグループホーム「ハイムひまわり」から出火、木造2階建ての同ホーム315平方メートルを全焼、隣接する民家1棟も焼き、約5時間後に鎮火した。
同ホームの焼け跡から入所者7人のうち、男女3人が遺体で見つかった。ほかに1人が重傷。
大和署によると、亡くなったのは、2階に入所していた磯崎昭さん(57)、角田和之さん(60)、松本幸子さん(69)とみられる。重傷の村田徴(とおる)さん(51)は肺にやけどを負った。火災当時、同ホームには7人全員がいたが、1階の2人と2階の1人は逃げて無事だった。1階食堂の天井と、真上の2階の部屋の床の燃え方が激しく、同署や綾瀬市消防本部では火が屋内から出たとみて出火原因を調べている。

  運営する社会福祉法人聖音会などによると、「ハイムひまわり」は1994年8月に開所。計8部屋あり、51歳〜69歳の軽度の知的障害者が入所していた。男性3人、女性4人で、綾瀬市や近隣市町の人という。入所者は、平日の日中に仕事や作業などで外出する以外は、同ホームで過ごしていた。普段は職員1人が1階の管理人室で夜間の宿直にあたるが、1日夜からは休暇をとって旅行中だったため、不在だった。同ホームには火災報知機やスプリンクラーは設置されていなかったという。
県によると、障害者向けのグループホームの人員配置は厚生労働省令で定めており、宿直はサービスで義務にはなっていない。
現場は相模鉄道本線かしわ台駅の南約300メートルにある住宅街。

  ◆スプリンクラー、小規模福祉施設で来年から義務化
  総務省消防庁では、長崎県大村市のグループホームで2006年1月に7人が死亡した火災を受け、小規模福祉施設にスプリンクラー設置などを義務づける消防法施行令を07年6月に改正した。

  ただ、施行は来年4月からで、経過期間を経て12年4月までに全面適用となる。この改正で、スプリンクラー設置を義務付ける延べ床面積は「1000平方メートル以上」から「275平方メートル以上」に変更。火災報知機や消火器の設置義務も、施設の広さの条件が撤廃された。知的障害者施設も対象に含まれる。』

■ご冥福をお祈りいたします。
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☆放火の可能性高まる 3人死亡の障害者施設
 2日深夜、中國新聞→

 『神奈川県綾瀬市の知的障害者施設グループホーム「ハイムひまわり」で三人が死亡した火災で、出火元とみられる階段下の物置が無施錠状態で、普段は火の気がなかったことが二日、分かった。県警は放火の可能性が高いとみて捜査を進めている。
 
 ホームを運営する社会福祉法人聖音会(せいおんかい)(本部・同県鎌倉市)が消防法で義務付けられた自動火災報知設備を設置していないなど、安全管理体制に問題があったことも判明。
 県警は聖音会が運営する障害者更生施設(綾瀬市)の施設長や、出火前後に施設への出入りが目撃され、一時所在が分からなかったホーム建物の所有者の女性(64)から事情を聴き出火原因を調べている。三人の遺体は三日、司法解剖する。
 
 調べでは、物置は屋外から出入りできる構造。中にあった、灯油が入っていたとみられるポリタンクが激しく燃えていた。聖音会の職員が一日午後十時に点検したとき、異常はなかったという。ホームは夜間、施錠されるという。
 物置の隣室は一階食堂で、天井が焼失、二階の床が抜け男性の遺体が見つかった。二階の二部屋でもそれぞれ男性と女性の遺体が見つかり、県警が身元の確認を急いでいる。
 聖音会は一九九四年八月、女性からアパートを借り上げて県にホームの届け出をしたが、煙感知器など火災報知設備の設置を怠っていた。消防にはホームとしての用途変更届をしていなかった。毎月、所有者の女性に三十六万円の賃料を払っていた。』
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☆施設全焼火災 放火の疑いも 綾瀬の障害者GH
  2日夜、NHK→

 神奈川県綾瀬市で知的障害者の施設が全焼し、焼け跡から3人が遺体で見つかった火事で、その後の調べで、火元とみられる物置付近には火の気がないことがわかりました。警察は、放火の疑いも含めて原因を調べるとともに、亡くなった3人の確認を急いでいます。

 2日午前2時半ごろ、神奈川県綾瀬市寺尾北の知的障害者の施設「ハイムひまわり」から火が出て、木造2階建ての建物およそ320平方メートルが全焼して、3人が遺体で見つかり、51歳の男性1人が大けがをしました。警察によりますと、亡くなったのは、いずれも2階に住む磯崎昭さん(57)と角田和之さん(60)、それに松本幸子さん(69)とみられるということです。

 警察が消防と合同で現場検証をして火事の詳しい状況を調べたところ、1階から2階に通じる階段付近の焼け方が最も激しいことがわかりました。この階段の下は物置として使われ、食器などのほかストーブや灯油などを入れるポリエチレン製のタンクが置かれていましたが、階段も含めてふだんは火の気はないということです。警察は、放火の疑いも含めて原因を調べるとともに、亡くなった3人の確認を急いでいます。』
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☆障害者施設火災:緊急時への備えに不安…グループホーム
  2日午後、毎日新聞→

  『2日、火災になった神奈川県の施設「ハイムひまわり」のように、知的障害者が少人数で地域で暮らす民間のグループホームは全国で2736カ所、ケアホームは2532カ所あり、社会福祉法人やNPO(非営利法人)などが、都道府県から事業所指定を受け、民家やアパートを借り上げるなどして運営している。

  厚生労働省によると、省令では、グループホームは、深夜に管理者を置くことを義務付ける規定はなく、介護の必要な人向けのケアホームは、介護程度の重い人が一定数以上いる場合は夜間支援員を置くことが望ましいとされる。
地域で暮らすという最近の在宅福祉の流れを受け、国と自治体は05年度から11年度までに、知的障害者や精神障害者のグループホーム、ケアホームを計約8万人分に増やすことを計画している。運営費は障害者自立支援法による国や自治体の公費で賄うが、財源が限られているため、緊急対応への備えが手厚くできないなどの懸念が指摘されている。』
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2008.06.01 ☆08佐世保・ズーム&ワイド:「つくも苑」繰り返す投薬ミス /長崎(続報)
  1日、毎日新聞(長崎)→

『◇ずさんな危機管理
  薬を誤投与された女性入所者(68)が、約10時間後に死亡していたことが5月に発覚した佐世保市の身体障害者療護施設「つくも苑」。誤投与と死亡との因果関係はまだ解明に至っていないが、事故をきっかけに、投薬ミスを繰り返すなど、同施設の管理態勢や危機管理のずさんさが明らかになった。【近松仁太郎】

  死亡した入所者に誤投与したのは、夜勤の女性介護職員。5月17日午後8時ごろ、同じ居室で生活する別の入所者の薬を飲ませた。処方されていた薬より効き目が強い向精神薬や睡眠薬などだった。

  同21日に会見した同施設の松尾康弘所長は「女性職員は自分が入所者にどんな薬を飲ませているのか知らなかった」と説明。そのため、ミスを電話で報告した看護師にも「薬袋に書かれた下剤の名称しか答えられなかった」と釈明した。
しかし、その後の取材で、松尾所長は、当直の介護職員も閲覧・確認が可能な入所者の処方薬リストがあることを明らかにした。リストには、入所者一人一人の処方薬名や副作用の有無などが書かれているという。

  女性職員は、看護師に連絡後、同じ入所者に、本来処方されていた薬も飲ませていた。職員が日ごろからリストを確認するよう指導を受け、当日電話連絡を受けた看護師が、リストの確認を指示していれば、事の重大さを早期に把握し、適切な処置ができた可能性は否定できない。

 また同施設では、過去にも投薬ミスが相次いでいたことが発覚。04年度4件▽05年度4件▽06年度5件▽07年度14件--だ。いずれも命に別条はなかったという。しかし、今年2月のケースでは、別の介護職員が降圧剤を誤って投与したため、入所者に市内の病院を受診させた。ミスをした職員に対し、同施設ではこれまで、口頭注意しかしていないという。
介護職員による「服薬介助」は、県内の他の身体障害者療護施設でも、日常的に行われている。ただし、介護職員の経験年数も入所者の状態もまちまちなため、ミスが発生しないよう対策を講じている。

  島原市の島原療護センターの場合は、介護職員は必ず投薬リストを見ながら薬を飲ませる。長崎市の長崎リハビリテーションでは、介護職員が看護師から事前に説明を受けて、薬の種類や効能なども把握するようにしているという。

  県はつくも苑の事故を受け、5月下旬に県内にある約1200の福祉関係施設に対し、投薬ミスを防止するためのマニュアル作りを求める文書を郵送。今後、各施設で投薬に携わる介護職員に、どの程度の薬の知識があるかなどの実態調査も実施する方針だ。』
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2008.05.29 ☆介護会社社員(ケアマネ)が介護先の金盗む
  29日夜、STV札幌テレビ放送→

  『訪問介護会社の社員が現金などを騙し取ったとして逮捕されました。
  この社員は、介護を受けていた女性の家から盗んだクレジットカードで現金を引き出していたということで「生活費に充てた」などと容疑を認めているということです。

  逮捕されたのは小樽市にある「ジャパンケアサービス・ヘルパーステーション・ハッピー小樽」のケアマネージャー・中川聡容疑者(47歳)です。中川容疑者は今年3月、小樽市に住む介護先の家から持ち出したクレジットカードを使って現金50万円を盗んだ疑いです。中川容疑者は会社で預かっている鍵を使って女性宅に侵入しジャンバーのポケットからクレジットカードを盗み出していたということです。
調べに対し中川容疑者は「金に困っていて生活費の一部にあてた」などと容疑を認めていて警察は余罪があるとみて追及しています。』

■しょうもねーな。こんなやつ、採用するな。
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2008.05.28 ☆「病院に迷惑」介護の娘が母殺害 広島・福山
  28日、産経新聞→

  『入院中の母親を病室の窓から突き落として殺害したとして、広島県警福山東署は27日、殺人容疑で、福山市春日町、無職、横田美知子容疑者(58)を逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、横田容疑者は同日午前4時ごろ、同市南本庄の整形外科病院で、母親の無職、小野律子さん(85)を3階病室窓から突き落とし、殺害した疑い。横田容疑者も直後に窓から飛び降りたが、頭や胸などに軽いけが。

  小野さんは今月22日に腕の骨を折るけがで入院していたが、以前から寝たきりの状態で長女の横田容疑者が介護を続けていたという。横田容疑者は「母親には認知症の症状もあり病院に迷惑をかけるのが耐えきれなかった。一緒に死のうと思った」と話しているという。』
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2008.05.28 ☆市・虐待把握できず 富山・介護傷害致死事件 防止法施行後 県内初の死亡
  28日、讀賣新聞→

   『介護中の夫を殴り、死亡させたとして、富山市岩瀬港町、無職須藤恵美子容疑者(72)が傷害致死容疑で逮捕された事件で、富山市が、恵美子容疑者による暴力などの虐待を把握していなかったことが27日、分かった。夫には半年前のアザがあったというが、関係機関は把握できず、家庭内での虐待の発見の難しさが改めて浮き彫りになった。
高齢者虐待を早期に発見し、発見者が市町村への通報を義務付けるなどした高齢者虐待防止法が2006年に施行されたが、県によると施行後、死亡にまで至った虐待は県内で初めて。

  県警の発表によると、恵美子容疑者は昨年11月1日夕、認知症で寝たきりの夫、秀治さん(78)が、恵美子容疑者に介護されるのを嫌がる態度に腹を立て、自宅居間で尻や背中を掃除機の柄で数回殴り、外傷性ショックで死亡させた疑いが持たれている。
秀治さんの尻に、ほかに複数のアザが見つかっていることから、県警は、半年以上前から秀治さんが虐待を受けていた可能性があるとみている。

  恵美子容疑者は昨年3月にアルバイトを辞め、秀治さんの世話をほぼ1人でやってきた。同市によると、地区を担当する民生委員や、虐待があった場合に市に報告する地域包括支援センターから虐待の報告はなかった。
同市長寿福祉課は「家庭内の虐待は発見しにくい。虐待があるという報告や相談は認識していなかった」と話す。
県高齢福祉課によると、県内で2007年度上半期(4〜9月)、高齢者に対する虐待は179件で、06年度同期比で約38%増加。高齢者虐待防止法の施行以後、虐待の実態が早期に明らかにされ、対応できるようになってきたという。

  ただ、今回のケースは市も把握できないまま、死亡にまで至っており、同市長寿福祉課は「家庭訪問の回数を増やすなど対応を考えたい」と話している。
 高齢者介護に詳しい松本一生・大阪人間科学大教授は、「『老老介護』は地域から孤立しやすい傾向がある。行政と地域が緊密に連携しあって、介護者をサポートする体制作りが必要だ」と指摘している。』
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2008.05.26 ☆障害者グループホームで“かま殺人”
  26日夜、スポーツニッポン→

  『26日午前9時40分ごろ、岡山県津山市下高倉西の障害者グループホームで、入所者の無職東内治夫さん(68)が血だらけで倒れているのが見つかり、施設職員が「そばにかまを持った男がいる」と110番した。
駆けつけた津山署員が殺人未遂の現行犯で、近くにいた同じ施設の入所者(63)を逮捕。犯行を認めているという。東内さんは
  
  病院に運ばれたが間もなく死亡、津山署は容疑を殺人に切り替え動機を追及する。
調べでは、26日午前9時ごろ、施設の屋外通路などで東内さんの頭や首をかまで切りつけて殺害しようとした疑い。屋内の数カ所にも血痕が残っていた。東内さんには多数の切り傷があるという。

  県によると、グループホームは定員17人。主に精神障害者が入所している。 』
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2008.05.25 ☆介護嫌がる寝たきりの夫、掃除機で殴り死なせる…72歳妻を逮捕
  25日午後、讀賣新聞→

  『富山県警富山北署は25日、夫を殴って死なせたとして、富山市岩瀬港町、無職須藤恵美子容疑者(72)を傷害致死の疑いで逮捕した。

  発表によると、須藤容疑者は昨年11月1日夕、自宅居間で、寝たきりだった夫の無職秀治さん(78)の尻や背中を掃除機の柄で殴り、外傷性ショックで死亡させた疑い。秀治さんが介護を受けるのことを嫌がったため、腹を立てたという。

 翌2日午前7時半ごろ、ベッドの上で死亡している秀治さんを須藤容疑者が見つけ、知人を通じて119番通報した。秀治さんの尻などにあざがあったため、救急隊員が同署に通報。司法解剖の結果、須藤容疑者の暴行が秀治さんの死亡につながった疑いが強まった。須藤容疑者は容疑を認めているという。
  須藤容疑者は、秀治さんを一人で介護していた。』
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2008.05.21 ☆佐世保市の障害者施設で薬を誤投与、女性入所者が死亡
  21日夜、讀賣新聞→

  『長崎県障害者福祉事業団が運営する身体障害者療養施設「つくも苑」(長崎県佐世保市、松尾康弘所長)は21日、施設職員が入所者の60歳代女性に誤って別の入所者の薬を飲ませ、翌日女性が死亡したと発表した。
県警佐世保署は業務上過失致死の疑いもあるとみて司法解剖するなどして因果関係を調べている。

  施設によると、女性は脳性マヒで約20年前から入所。体が不自由で、職員が睡眠導入剤を飲ませていた。17日午後8時ごろ、夜勤の女性職員が投与し、18日午前4時ごろ、巡回時に女性が心肺停止状態になっているのに気付いた。病院に搬送したが死亡したという。

  薬は各部屋の入り口に、入所者ごとのケースに入れてあり、職員は隣にあった、向精神薬と睡眠剤、下剤が一緒になった別の入所者の薬を投与。直後に間違いに気付いたが、薬袋には下剤という記載しかなく、連絡を受けた施設の看護師も「大きな影響はない」と判断。その後、本人の睡眠導入剤も飲ませていた。
  同事業団の西司理事長は「患者の名前を確認するよう指導していたが、それを怠っていた。大変申し訳ない。再発防止策を徹底したい」と話している。』
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2008.05.21 ☆新潟市内の障害者施設で入浴中の男性死亡
  21日、讀賣新聞(新潟)→

  『19日午後2時ごろ、新潟市北区松潟の身体障害者療護施設「松潟の園」(安倍正浩施設長)で、入浴中の男性入所者(58)が浴槽に沈んでいるのを介護担当職員が発見した。男性は救急車で市内の病院に運ばれたが午後8時前に死亡した。死因は水死とみられ新潟北署が21日司法解剖して詳しく調べる。同署は、施設の管理体制が不十分だった可能性があるとみて業務上過失致死容疑を視野に捜査を始めた。

  同署の発表と施設側の説明では、男性は手足を自由に動かせなくなるなどの症状が出る進行性の難病で、介助なしに入浴できなかった。19日は午後1時50分ごろから1人用浴室に介護スタッフの補助を受けて入浴。手すりにつかまりながら浴槽につかっている間、職員は別の入所者の世話をするため浴室を離れ5分おきに目視で確認していた。
同2時7分、職員が浴室に戻ったところ、男性は湯船にうつぶせの状態で鼻の上までつかっていた。意識不明で呼吸もしておらず、施設の嘱託医らが心肺蘇生(そせい)術を施し、いったんは呼吸を再開したが、搬送先の病院で容体が悪化した。

  施設側は、県と市に事故の概要を報告。県、市も近く調査を行う。安倍施設長は、「入浴中に大切な入所者が一人亡くなってしまった。入浴の方法はすべて見直したい」と話している。』
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2008.05.18 ☆介護疲れで無理心中か 夫婦が遺体で発見 千葉県柏市
  18日、産経新聞→

  『17日午前9時45分ごろ、柏市根戸の無職、小野恵一さん(82)方で、訪ねてきた近所に住む長男(57)らが、首をつって死んでいる小野さんと、ベッドであおむけに死んでいる妻のミツさん(79)を発見、110番通報した。ミツさんの首には絞められたような跡があった。

  柏署の調べでは、室内から発見された小野さんとミツさんの連名の遺書には「(ミツさんの)介護に疲れた。これ以上生きていけない」などと書かれており、無理心中を図ったものとみられる。ミツさんは約10年前から病気を患い、小野さんが自宅で介護を続けていたという。』
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2008.05.14 ☆無届け老人ホーム、入居者6人置き去りで事業放棄…福島
  14日、讀賣新聞→

  『無届けで運営する有料老人ホームで入居者6人を11日間置き去りにしたとして、福島県は13日、同県いわき市のデイサービス業「ワールドアシスタンス」に対し、老人福祉法に基づき業務改善措置命令を出したと発表した。

  6人は県などに保護されたが、県は「発覚が遅れたら生命に危険が及ぶ可能性があった」としている。
県によると、同社は2006年7月から同市平のビル1階でデイサービスを運営する一方、県に無届けで2、3階の居室25室を使って有料老人ホームを経営。

  昨年9月、デイサービスを休止すると同時に、ホームで介護していた男女6人やその家族に連絡しないまま、事業を放棄した。6人は66〜91歳で、要介護3〜5。全員が、ほとんど歩行ができないお年寄りだった。
  電力会社から県に「料金が滞納されているが、高齢者がいて電気を止められない」と連絡があって発覚した。ホームでは発覚するまでの11日間、男性従業員1人が自己判断で食事の世話などをしていた。

  県に対し、同社社長は「名前を貸しただけ」などと説明しており、県は経営実態などを調査している。ホームの利用料は月額5万〜6万円。入居者は「行き場のない自分たちを世話してくれた。ありがたかった」と話しているという。』
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2008.05.14 ☆介護士6人 患者に暴行 健和会系病院 2人解雇、4人処分 北九州市
  13日午後、西日本新聞→

  『北九州市小倉南区長行の「健和会おさゆきリハビリテーション病院」(菅野慎一院長)の介護福祉士6人が、長期療養病棟の入院患者の頭を拳でたたくなどの暴行や暴言を浴びせたとして、懲戒解雇などの処分を受けていたことが13日、分かった。

  運営する財団法人健和会(小倉北区)によると処分は4月22日付で、2人が解雇、1人が出勤停止1カ月、3人がけん責。
解雇された2人は男の介護福祉士。1人は2007年4月ごろ、脳血管障害で意思疎通が困難な男性患者の頭や首を拳でたたき、もう1人は同じ患者の頭や腹を平手打ちしたという。2人は「介護中、患者に手ではらいのけられるなど不穏な行動をとられ、いら立った」と事実を認めているという。患者にけがはなかったという。

  出勤停止となった介護福祉士も、この患者のおむつ交換の際に、尻を軽くたたいたとされる。ほかの3人は06年8月から07年4月までに、別の患者の体の向きを変える際に「なんしよるんね」などと威圧的な言葉を浴びせたという。健和会の山内正人専務理事は「事実を重く受け止めて反省し、再発防止に取り組む」と話した。
  北九州市は13日午後、医療法に基づき同病院を立ち入り検査し、暴行などの事実を調べる。』
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2008.05.12 ☆食パンに縫い針、職員けが 茨城の老人介護施設
  12日夕、朝日新聞→

  『茨城県阿見町の老人介護施設で3月下旬、男性職員(35)が食パンの中に縫い針が入っていたのを見つけ、牛久署に届け出ていたことが12日、分かった。職員が食パンを袋から取り出す際に右手に針が刺さり、気づいたという。同署は、何者かが故意に針をパンに刺し入れた可能性があるとみて、偽計業務妨害容疑で調べている。

 調べでは、3月25日午前6時ごろ、職員が入居者の朝食準備をしていた際、袋を開けた山崎製パン「サンロイヤルファインアローマ」(8枚切り)の中から、長さ約6センチの針が見つかったという。

  職員が山崎製パンに連絡したところ、食パンは同県古河市の同社工場製と確認されたという。山崎製パンの広報IR室は「針などが混入しないように金属検知器でチェックしており、製造過程では入り得ない。こうした事態が続けば、模倣犯が出るのではないかと心配している。事件として取り扱われているため、警察の捜査を待ちたい」としている。 』
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2008.04.26 ☆別に550万円引き出す 横領容疑のNPO理事長
26日、讀賣新聞(茨城)→

潮来市が指定取り消し 「弱者傷つけ厳正に処分」松田市長

  潮来市にあるグループホームに入所している認知症の女性(81)の預金を勝手に引き出したとして、ホームを運営するNPO法人「たけわ」の男性理事長(59)を、同市が刑事告発している問題で、男性理事長が、ほかにも550万円の預金を勝手に引き出していたことが明らかになった。同市は25日、たけわを6月4日付で介護保険法に基づく事業者指定の取り消し処分とすると発表した。

 潮来市は、女性の預金通帳から計500万円を勝手に引き出したとして業務上横領容疑で行方署に刑事告発状を提出している。この日の発表によると、男性理事長は、女性の別の通帳から2006年3月〜08年3月までの2年間、たけわの入居費や食費などとして毎月約10万円、女性名義で賃借契約が結ばれた水戸市内のアパートの毎月の賃貸料約3万円の計約310万円を引き出していた。また、別の認知症の男性入所者(72)の預金通帳からも入居費などの名目で同時期に無断で計約240万円引き出していた。同市は「水戸市内のアパートをなぜ借りたのかは不明」としている。

 潮来市によると、認知症の場合、入居費等の支払いは、親族や家庭裁判所などが選任した後見人が行わなければならない。2人は後見人がいなかったため、潮来市はたけわに対して、後見人を付けるよう指導していた。

 潮来市などによると、女性は06年3月末にたけわに入居する前は水戸市のグループホームにいたが、理事長は女性の親族の了解を得ずに、たけわに連れて来ていた。今年3月末に後見人になった女性の親族は潮来市に対して「(女性が)水戸にいることは把握していたが、潮来にいるとは知らなかった」と話しているという。06年4月1日に介護保険法が改正され、グループホームの所在自治体以外からの入居は原則、禁止されたが、女性の入所日は3月31日で、市の監督権が発生する1日前だった。たけわの女性職員は25日、「(女性の)利用状況などが記載された銀行からの通知で、残高が500万円のものと5000円のものを事業所内で見たことがある。その時はまさか理事長が個人のお金を使い込むわけないと思っていた」と話した。

 男性理事長側は24日の聴聞会で「事実は争わないが、(引き出した行為は)軽微で処分の対象にならない」とも主張したというが、松田千春市長は25日の記者会見で、「社会的弱者を著しく傷つけたので、厳正な処分を決めた。入所者の安全、安心のために適正だと考える」と説明した。市は処分の効力が発する6月4日までに入所者7人の意思を確認し、市内のほかのグループホームなどへ入所させるという。

 たけわは07年11月までに市から指導3回、改善勧告2回、監査を2回受けた。同年7月の監査時にはケアマネジャーを配置していなかったという人員基準違反で約185万円の介護報酬を市に返還したほか、介護計画書が作成されていないなど、ずさんな運営を続けてきた。』
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☆550万無断で引き出す 老人施設理事長、入所者の口座から/茨城(事件)
  26日、産経新聞→

  『茨城県潮来市辻のグループホームを運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「たけわ」の前野竹男理事長が、認知症の入所者男女2人の預貯金口座から計約550万円を無断で引き出していたことが分かった。市は25日、介護保険法に基づき、たけわの事業者指定を取り消し処分とした。また、女性の別の口座から約500万円がなくなっていることも分かり、理事長が引き出した可能性があるという市は先月、理事長を業務上横領の疑いで行方署に告発したことを明らかにした。

 市介護福祉課によると、たけわは平成18年春、水戸市内の施設に入所していた認知症の女性(81)をたけわに移したうえ、女性の名義で水戸市内のアパートの賃貸契約を締結。18年4月から約2年間にわたり、年金などが振り込まれる女性の預金口座から、通帳と印鑑を使い計約310万円を無断で引き出していた。。女性の親族は市から聞かされるまで女性がたけわに入所していることを知らなかったという。

 また、認知症の男性入居者(72)の郵便貯金からも、同じ時期から2年間で計約240万円を引き出していた。
理事長は24日の聴聞会で提出した弁明書で、無断で2人の口座から現金を引き出したことを認めたものの、「引き出したお金は施設利用料に充てた。軽微で処分にはあたらない」と主張。アパートの契約については「女性本人の意向で県内に住所をおくためだった」と説明したという。

 たけわには現在、98〜76歳の男女7人が入所しており、心配した市はたけわの指定が取り消しになる6月4日までに、市内の別の施設に入所できるよう態勢を整えた。』
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2008.04.23 ☆診療報酬4000万円過請求 壮瞥の病院 自治体、債権放棄も/北海道
  23日、北海道新聞→

  『胆振管内壮瞥町の医療法人社団和城会(加藤千景理事長)が二〇〇六年度、診療報酬を約四千万円分過大に請求していたことが二十二日わかった。同法人は、昨年九月に経営破たんし再建中で、支払い元の約三十自治体のうち、十四自治体は債権の大半の放棄を免れない見通しだ。

  同法人によると、診療報酬改定で看護師の夜勤時間に制限が設けられた後の〇六年四月から七月にかけ、同法人傘下の三恵病院の看護師の平均夜勤時間が制限時間を月に二十分-四時間超過。しかし、超過すると半減する報酬分も、国民健康保険団体連合会を通じて自治体に請求した。同法人は「制度の解釈が間違っていた」としている。

  これにより室蘭市(六百九十六万円)、伊達市(千八十万円)など、道内外の約三十自治体への返還義務が生じたが、同法人は胆振管内を中心とした三十万円を超える大口債権者の十四自治体には債権放棄を求めた。

  このうち約二百三十万円を返還請求していた同管内洞爺湖町は二十二日、約百五十万円分の債権放棄を決定。約五百四十万円の債権を持つ道も、大半を放棄する方針だ。 』
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2008.04.23 ☆「医療費上がり大変」58歳、87歳母と無理心中か
  21日、朝日新聞→

  『山形市岩波で20日午後2時40分ごろ、無職長橋安男さん(58)宅で、安男さんと母親のキミ子さん(87)が死亡しているのを訪ねてきた安男さんの弟が見つけた。山形県警山形署は遺書があったことなどから、安男さんがキミ子さんを殺し、自殺した無理心中とみて、調べている。安男さんは近所の人に「後期高齢者医療制度で保険料が年金から天引きされ、生活が大変だ」と相談していたという。

  同署によると、弟が自宅敷地内の物置小屋で安男さんが首をつって死亡しているのを発見した。キミ子さんは自宅寝室で死亡しており、首を絞めた跡が残っていた。キミ子さんは認知症の症状やぜんそくの病歴があった。茶の間のこたつの上に安男さんが書いたとみられる遺書があり、キミ子さんの入院についての悩みのほかに「生きていくのに疲れた」とあったという。
安男さんは20日午前6時ごろ、地区の民生委員(68)に、腰を痛めて入院していたキミ子さんが5日ほど前に退院したが、認知症の症状が現れ始めたことを相談。「(新制度で)保険料が上がったし、再入院するには、医療費も上がり、大変だ」と話したという。近所の人にも、介護のために仕事を辞め、キミ子さんの年金を生活費に充てていたとし、保険料が天引きされ、生活が苦しいと漏らしていた。
 21日に民生委員と新しい医療制度で入院費がどうなるか、山形市内の病院に話を聞きに行く約束をしていたという。 』
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2008.04.22 ☆障害者施設職員、着服で逮捕=施設口座から600万円か-山形
  22日夜、時事通信→

  『山形県川西町の知的障害者更生・授産施設「県立総合コロニー希望が丘」で、運営費を着服したとして、県警は22日、業務上横領の疑いで、同施設総務課主査山岸栄一容疑者(50)=同県上山市大石=を逮捕した。施設を管理する県社会福祉事業団の内部調査で約600万円を着服したことが分かっており、県警が詳しく調べている。』
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2008.04.20 ☆VRE院内感染か 入院患者3人死亡 北九州
  19日、讀賣新聞→

  『北九州市小倉北区の小倉記念病院(延吉正清院長、658床)は18日、入院患者10人から、抗生物質がほとんど効かないバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)を検出したと発表した。
うち3人が死亡したが、「VREと死亡との因果関係はない」としている。同病院は院内感染の可能性があるとして感染経路の解明を進める。
  同病院によると、2月29日、下痢を訴えた男性患者(71)の便からVREを検出。この後、検査を受けた9人から検出した。このうち71〜76歳の、男性2人と女性1人が4月3〜18日に死亡。1人の死因はVREによっても発症する敗血症だったが、同病院は別の菌によるものと説明している。』
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2008.04.17 ☆入所者虐待で指定取り消し 岡山の介護施設
  17日午後、中日新聞→

  『岡山県津山市の「グループホームRing」で、入所する認知症の高齢者の体重が激減していたことが分かり、市は17日、「栄養状態を悪化させ、衰弱させたのは虐待に当たる」として介護保険法に基づき、運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「高齢者介護研究研修実践の会Ring」の事業者指定を30日に取り消すことを決定した。

厚生労働省によると、入所者に対する虐待を主な理由として介護施設の事業者指定が取り消されるのは全国初。

  津山市によると、今年3月の時点で同施設の入所者は70-90代の女性5人。全員の体重が入所前と比べて4・5-17キロ減っていた。うち3人が10キロ以上減少。最も減っていた女性は、入所前に45キロあったのが、1年3カ月後の今年3月時点で28キロになっていた。

  2006年10月、「Ring」の職員から岡山県国民健康保険団体連合会に「指示に従わない入所者に罰則として食事を与えないなどの虐待をしている」と匿名の通報があり、連合会が市に連絡。施設側は否定し、市はこの時点では虐待を確認できなかったという。

  市は記者会見で「施設は状況を把握しながら適切な対応をしなかった」と批判。同法人の藤井諭理事長は「虐待の事実は全くない。津山市の主張はでっち上げだ。(問題となった人も含め)入所者は月2回の医師の診察を受けさせ、健康管理はしっかりやっている。処分は明らかな間違いで憤りを感じる。不服申し立てをしたい」と話している。

  「Ring」は認知症グループホームで2004年に事業者指定された。

  市によると、市の監査の際、施設側が勤務していない管理者が勤務したとする虚偽の報告もあったという。

  津山労働基準監督署は3月24日、職員の賃金計約90万円を期日までに支払わなかった労働基準法違反の疑いで、同法人を書類送検した。』
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☆高齢者虐待で初の取り消し 入所者体重、最大17キロ減少
   17日午後、共同通信→

  『岡山県津山市の「グループホームRing」で、入所する認知症の高齢者の体重が激減していたことが分かり、同市は17日、「栄養状態を悪化させ、衰弱させたのは虐待に当たる」として介護保険法に基づき、運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「高齢者介護研究研修実践の会Ring」の事業者指定を30日に取り消すことを決定した。
  厚生労働省によると、入所者に対する虐待を主な理由として介護施設の事業者指定が取り消されるのは全国初。
  津山市によると、今年3月の時点で同施設の入所者は70-80代の女性5人。全員の体重が入所前と比べて4・5-17キロ減っていた

  「グループホームRing」の藤井諭理事長の話 虐待の事実は全くない。津山市の主張はでっち上げだ。(問題となった人も含め)入所者は月2回の医師の診察を受けさせ、健康管理はしっかりやっている。処分は明らかな間違いで憤りを感じる。不服申し立てをしたい。』
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☆介護施設 虐待で指定取り消し 3人が栄養失調/岡山
 17日午後、NHK→

  『岡山県津山市のグループホームに入所していた高齢者の体重が数キロから十数キロにわたって減り、市は適切な処置を怠った虐待にあたるとして介護施設の指定を取り消すことを決めました。高齢者への虐待で介護施設の指定が取り消されるのは全国で初めてだということです。これに対し、運営しているNPO法人は「虐待の事実はまったくない」と話しています。

  この施設は、岡山県津山市にあるNPO法人「高齢者介護研究研修実践の会Ring(りんぐ)」が運営するグループホームです。津山市によりますと、この施設には先月の時点でいずれも認知症の70代から90代の女性5人が入っていましたが、体重が数キロから十数キロ減り、中には45キロあった体重が1年3か月の間に28キロに減った人もいたということです。このうち3人は低栄養状態かそれに近い状態と医師に診断されました。3人とも現在は回復に向かっているということですが、津山市は、施設側が健康状態を把握しながら放置し、十分な処置を怠った虐待にあたるとして、今月いっぱいで介護施設としての事業所指定を取り消すことを決めました。

  厚生労働省によりますと、高齢者への虐待で介護施設の指定が取り消されるのは全国で初めてということです。

  NPO法人の藤井諭理事長は「虐待の事実はまったくない。市の根拠に具体的に反論して処分の取り消しを求めていきたい」と話しています。
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☆津山のグループホームで虐待 今月末指定取り消し/岡山
  17日午後、山陽新聞→

  『津山市は17日、入所する認知症の高齢者に対し虐待があったとして、グループホームを運営する「NPO法人高齢者介護研究研修実践の会Ring」(同市日本原、藤井諭理事長)の事業者指定を、介護保険法に基づき30日付で取り消すと発表した。入所者が栄養不足などで衰弱しているのを把握しながら、適切な処置を怠ったことが虐待に当たると判断した。

  津山市から事業者指定の取り消し処分を通知された「Ring」の藤井諭理事長(41)は17日午前、取材に応じ、「処分の根拠は事実無根。早急に不服を申し立て、弁護士と相談して徹底的に反論する」と述べた。

  桑山博之市長は「このような不祥事が二度と起きないよう事業者に適切な指導、注意を促し、法令に違反した場合は厳正に対処する。安心して利用できる介護サービスの充実に努めたい」との談話を発表した。』
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☆高齢者を虐待か 栄養失調に…岡山のグループホーム(事件)
  17日午後、讀賣新聞→

  『岡山県津山市日本原のグループホームで、入所している高齢者の体重が激減して栄養失調状態になり、同市は17日、適切な食事をさせていなかったなどの虐待があったとして、施設を運営するNPO法人「高齢者介護研究研修実践の会Ring」に対し、介護保険法に基づき、事業者指定の取り消し処分を通知した。

  5人の全入所者の体重が十数キロから数キロ減っていた。市は高齢者虐待の実態を詳しく調査する。厚生労働省によると、虐待を理由にした事業者指定の取り消しは全国で初めてという。

  市の説明などによると、同法人が運営する「グループホームRing」は2004年7月に開所。入所していた5人は70〜90歳代の女性で、市が家族らからの連絡を受けて3月に立ち入り調査した。
  その結果、5人のうち1人は、入所前の06年12月に45キロあった体重が28キロに減っていた。他の4人も十数キロから数キロ減っていたという。医師による健康診断で、3人が栄養失調とされ、その後、2人が退所した。
市は、施設側が体重減を知りながら、栄養状態を改善する適切な対策を取らず、放置していたと判断。聴聞を行ったうえで、事実上の虐待に当たるとして今月末で事業者指定を取り消すことを決めた。これによって同施設の運営は不可能となる。現在も入所している3人のうち、2人は別施設への転出が決まっている。

  同市の島田洋治・高齢介護課長は「高齢者の尊厳を傷つける行為で、許すことはできず、処分を決めた。このような問題が二度と起きないよう、他の事業者も指導したい」と話している。

  同法人の藤井諭理事長は「入居者の状態に合わせ、適切に食事をさせていた。体重が減ったというが、入所時の体重は定かでない。長期間の放置などは一切なく、市の処分に憤りを感じる」と話している。

  津山労働基準監督署は3月24日、職員2人に計6か月分の賃金計約92万円を期日までに支払わなかったとして、同法人を労働基準法違反の疑いで書類送検している。』
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2008.04.16 ☆患者情報1万7000件を紛失、日医大病院がパソコン盗難届
  16日、讀賣新聞(東京1面夕刊トップ)→

  『東京都文京区の日本医科大学付属病院で、過去約10年間に心電図検査を受けた延べ約1万7000人分の患者の氏名や病名、検査結果などの個人情報が入ったパソコン1台を紛失していたことが16日、わかった。

  病院側は9日に紛失に気付き、10日に警視庁駒込署に盗難届を出した。同署で窃盗事件として捜査している。同病院は11日にホームページ上で紛失の事実を明らかにしたが、患者への直接的な説明や謝罪はまだ行っていない。

  同病院によると、紛失したパソコンに保存されていた情報は、氏名のほか、受診当時の病名や心電図モニターの結果、病院内で使用する患者識別番号。生年月日や住所、電話番号などは記録されていなかった。
病院内のパソコンはパスワードを設定するように規則で定めているが、同病院のその後の調査に対し、職員は「パスワードは設定していなかった」と話しているという。

 紛失したパソコンは、病棟3階にある検査室に置かれていたデスクトップ型の2台のうちの1台。検査室で心電図検査を受けた患者のデータを記録していたが、今月8日、検査室が手狭だとして、2台のうちの1台を午前10時ごろに廊下に移した。
翌9日に職員が紛失していることに気づいて捜したが見つからず、10日に同病院医療安全管理部に報告し、警察と東京都に届けた。病院によると、これまでも患者や職員で混雑した時は廊下にパソコンを出すことがあったという。

 同病院は、11日にホームページに「パソコンが盗難にあった可能性があり、患者様にご迷惑をおかけすることも考えられ、誠に申し訳なくおわびいたします」などとする「お知らせ」を掲載した。患者に対しては、「これから文書を郵送して連絡したい」としている。同病院医療安全管理部では「患者の個人情報が外部に流出する危険があり、誠に申し訳なく思っている」と話している。

 同病院は1910年(明治43年)の開設。病床数は約1100床で、職員数は約2000人。1993年には厚生省(当時)から高度救命救急センターの認可第1号を受けている。

 患者情報の紛失について、甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「病気というデータ内容は、特に人に知られたくないものであり、重大な問題だ。患者に早急に連絡し、直接謝罪するのは当然のことで、流出の原因や今後の対応についても説明すべきだ」と話している。』.
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2008.04.16 ☆個人情報:介護事業所、記載の書類を一般ごみに--厚木市が指導/神奈川
  16日、毎日新聞(神奈川)→

 厚木市愛名の居宅介護事業所が介護サービスの利用者44人分の個人情報を記載した書類を裁断せずに一般ごみとして捨てていたと、市が15日発表した。市は、個人情報の取り扱いが不適切だとして口頭や文書で指導した。

 一般ごみ収集場所で捨てられていたという書類のコピーと告発文が14日、匿名で郵送され発覚。コピーは介護プラン作成中に書き損じたものや利用者の名簿などで、少なくとも44人分の住所、氏名、年齢、介護度が記載されていたという。市が事業所に確認したところ廃棄を認めた

■「厚木市愛名の居宅介護事業所」って1か所しかないんですが。
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2008.04.13 ☆院内感染か 入院患者6人死亡 「耐性緑のう菌」/神戸
 11日夜、NHK→

  『神戸市立医療センター中央市民病院で、先月末までのおよそ7か月の間に入院患者19人が抗生物質の効きにくい細菌「耐性緑のう菌」に感染し、このうち6人が死亡していたことがわかりました。病院は院内感染とみて、死亡との関係や感染経路を調べることにしています。

  「耐性緑のう菌」は、健康な人に症状を起こすことはありませんが、病気などで免疫力が低下した人に感染すると敗血症や肺炎などを引き起こすことがあり、抗生物質が効きにくいため治療が難しくなります。神戸市立医療センター中央市民病院によりますと、去年9月から先月末までのおよそ7か月間に入院患者19人から「耐性緑のう菌」が検出され、このうち、がんや白血病などの60代から70代の男女6人が死亡したということです。
  
  病院では、最初の感染が確認された去年9月に対策チームを作って感染の防止に取り組みましたが、先月になって19人目の感染者が見つかったことから、感染症の専門家など外部のメンバーによる調査委員会を設置しました。院内感染とみて、死亡との関係や感染経路を調べることにしています。神戸市立医療センター中央市民病院は「対策をとったのに再び感染者が出たことで危機感を持っている。抜本的な感染対策を行っていきたい」と話しています。』
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2008.04.03 ☆(社会)福祉法人シルバニア 介護報酬請求権を譲渡 札幌市が不適切と指摘
  3日昼、北海道新聞→

  『不適切支出問題で札幌市の特別監査を受けた同市東区の社会福祉法人「シルバニア」が介護報酬請求権を道外のリース会社に譲渡して約一億円の融資を受けていたことが、三日分かった。市は特別監査でこうした事実を把握し、法人運営に重大な影響を与えかねない不適切な行為とみている。

  介護報酬は社会福祉法人などがサービスの実績に応じ、北海道国民健康保険団体連合会に請求して約二カ月後に、法人に支払われる仕組み。道国保連によると、介護報酬請求権を金融会社などに譲渡し、資金を調達すること自体は違法ではないという。同法人の高橋景二前理事長(58)は昨年五月に理事長就任後、介護報酬請求権を譲渡する融資契約をリース会社と結んだ。市は「譲渡額が多額で、返済できなければ法人の運営に悪影響を及ぼす可能性がある」と問題視。市によると、同法人はこの契約を解除したとみられる。

  高橋前理事長は昨年五月、「百万円以上の契約は競争入札にかける」との厚生労働省の指導に反し、一億円を医療コンサルタント会社に支払っていたことも明らかになっており、市は近く同法人に対し、行政指導を行う方針。』
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☆シルバニア:介護報酬担保に借金 会社経営に流用か/北海道
  3日、毎日新聞→

  『札幌市東区の社会福祉法人「シルバニア」の不適切経理問題で、高橋景二前理事長(58)がシルバニアの介護報酬を担保に毎月2000万円を超える資金を自身の口座に振り込ませる契約を東京都内の金融業者と結んでいたことが分かった。理事会の承認を得ておらず、シルバニアを特別監査した札幌市はこの契約を不適切と指摘。前理事長は3月末で契約を解消するとともに理事長職を辞任した。同市はシルバニアの不適切経理の全容が明らかになったとして、近く処分を行う。【鈴木勝一、横田愛】

  シルバニアは特別養護老人ホームなどを運営しており、毎月二千数百万円の介護報酬を北海道国民健康保険団体連合会(国保連)に請求している。介護報酬は約2カ月後に入金されるが、前理事長はこれを担保に金融業者から毎月、資金を前借りする契約を昨年5月末の就任直後に結んでいた。契約期間は5年間で、国保連に請求した時点で請求額の85%が入金され、報酬額の確定後に手数料を差し引いた残額を受け取る仕組み。介護報酬は国保連から金融会社に振り込まれる。
契約自体は「ファクタリング」と呼ばれる合法的なものだが、本来は社会福祉法人が通常より早く介護報酬を受け取りたいときに利用する。前理事長はシルバニアの正規の口座とは別の口座に振り込ませ、2カ月後に「国保連」をかたって介護報酬と同額をシルバニアに振り込む偽装処理によって契約の存在を隠していた。

  高橋前理事長はシルバニアに入るはずの介護報酬を毎月、不正に前借りしていたことになり、2カ月後に返済するとはいえ、介護報酬の一時的な流用といえる。関係者によると、高橋前理事長が代表を務める兵庫県姫路市の株式会社が経営難に陥っており、その資金繰りに充てていたとみられる。』
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2008.03.27 ☆民家で高齢夫婦死亡、介護疲れで心中か、静岡
  27日、産経新聞→

  『26日午後0時25分ごろ、静岡市駿河区寺田、無職、望月増太郎さん(84)方で、増太郎さんと妻の無職幸子さん(77)が死亡しているのを、訪ねてきた孫(20)が見つけ、119番した。

 静岡南署の調べで、幸子さんが書いたとみられる遺書のような書き置きが見つかり、日ごろから家族に「(増太郎さんの)介護に疲れた」と話していたことなどから、同署は心中の可能性が高いとみて調べている。
望月さん方は2人暮らしで、同じ敷地内の別の住宅に長男の家族が居住。増太郎さんはいすに腰掛けた状態で、幸子さんは布団の上に座ったまま死亡していた。目立った外傷はないといい、同署は司法解剖して死因などを調べる。』
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2008.03.25 ☆厚労省が刑事告発求める 障害者手帳不正で通達
  25日、北海道新聞→

  『聴覚障害の身体障害者手帳不正取得疑惑に関し、厚生労働省は二十四日、不正が確認された場合には、指定医取り消しや手帳の返還、身体障害者福祉法に基づき手帳取得者ら関係者を刑事告発することを求める通達を、手帳を交付する都道府県、政令市、中核市に出した。

 一方で、申請受理を厳格化することも求めている。道内で再検査の対象となった、特定の医師が多数の手帳取得申請に関与している場合などには、申請を受理せず、別の医師の診断も受けるよう申請者を指導するなどの不正防止策を促している。
  また、不正を迅速に把握するため、身体障害者手帳の交付事務を行う近隣の自治体、障害年金を扱う社会保険庁社会保険事務局との情報共有も求めた。具体的には、手帳交付に必要な障害を認定する、地元自治体が指定した医師(指定医)に関する情報が考慮されている。』
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2008.03.20 ☆診療報酬4億円超過剰に受給/福島
  20日、NHK(福島)→

 『喜多方市の同じ医療法人が運営する2つの病院があわせて4億を超える診療報酬を過剰に受け取っていたことがわかり、病院側は関係する市町村や患者への返還作業を急いでいます。

  診療報酬を過剰に受け取っていたのは、喜多方市の医療法人・昨雲会が運営する飯塚病院と有隣病院です。

  病院側によりますと5年前に行った内部調査で、医師や看護師の数などを使う診療報酬の計算に解釈の誤りが見つかったということです。

  福島社会保険事務局からおととし戒告処分を受け、指導に基づいて計算し直した結果、喜多方市や西会津町など10あまりの市町村や、患者から4億円を超える診療報酬を過剰に受け取っていたことがわかりました。

  過剰に受け取っていたのは国民健康保険や老人医療費などから支払われる診療報酬で、病院側は去年秋から返還作業を始めています。このうち市町村への返還作業は来月中には終わる見込みで、患者についても数か月以内に終えるよう作業を進めています。

  病院側は「患者や関係機関に迷惑をおかけして大変申し訳ない。今後とも再発防止に努めたい」と話しています。』
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2008.03.20 ☆手袋ずさん管理で入所者死亡-園長ら書類送検へ(続報)
  19日、四国新聞→

  『昨年7月、香川県坂出市府中町の障害者支援施設「瀬戸療護園」に入所する重度障害の男性=当時(20)=の胃などから排せつ介助用の塩化ビニール製手袋10枚が見つかり、9月に死亡した事件で、県警は近く、施設のずさんな管理が男性の死亡につながったとして管理責任を問い、業務上過失致死容疑で、横倉直登園長(58)と中山貴博副園長(48)を書類送検する方針を固めた。

  県警は当初、虐待の可能性もあるとみて慎重に施設関係者から事情を聴いていたが、行為者の特定に至らず、「故意による犯行」は浮かび上がらなかった。
  全国の障害者・高齢者福祉施設で事故や虐待が問題化しており、事件化があらためて施設の管理体制、行政のチェック機能の再考を促すのは必至だ。

  調べでは、横倉園長ら2人は、男性が食べ物以外も口に入れる症状があるにもかかわらず、手袋をずさんに管理。昨年7月に男性の個室内に手袋が持ち込まれ、結果的に男性を死亡させた疑いが持たれている。

  事件は昨年7月10日未明、同園の個室で男性が吐血しながら苦しんでいるのを巡回中の職員が発見。搬入先の病院で胃などから手袋十枚が見つかり、十二指腸壊死(えし)と胃穿孔(せんこう)で損傷した臓器を摘出したが、9月末に肺炎を併発して死亡した。

  県警は昨年9月上旬、業務上過失傷害容疑で同園を家宅捜索。司法解剖の結果などから死亡と因果関係があると断定し、容疑を同致死に切り替えて捜査する中で、「施設内の管理状況に問題があった」と判断、書類送検する方針を固めた。

  県は昨年8月、同園に対する厳重注意処分を行い、再発防止を指示。併せて各施設に対する監査の強化方策を示し、施設内の事故や虐待の未然防止に努める方針を打ち出している。』

■事件報道 ここの9月5日付
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2008.03.18 ☆障害者手帳 看護師・民生委員も取得 聴覚偽装
  18日、朝日新聞→

  『北海道で発覚した聴覚障害の偽装疑惑で、札幌市の耳鼻科医(73)の診断で最重度の「聴覚障害2級」の障害者手帳を取得した人の中に、赤平市立病院の看護師や芦別市の民生委員が含まれていることが朝日新聞の調べで分かった。「2級」は補聴器を使っても聞こえない状態とされ、看護師や民生委員の職務をこなすのは難しい。2人ともすでに手帳を返還し、民生委員は辞職している。

  赤平市の看護師は50代の女性で、78年に医療職の市職員として採用され、市立赤平総合病院に勤務。勤続30年のベテランだという。2級の手帳は04年に取得していた。

  病院関係者によると、この看護師は他の人と同様に勤務をこなし、3交代制の夜勤も割り当てられているという。同僚は「手帳を持っていることはずっと知らなかった。やり取りで支障があるような話は職員からも患者からも聞いたことがない」と話す。

  看護師は再確認調査の対象となり、今月10日に同市役所に呼び出されて面談を受けたが、「手帳の要件に該当しない」として返還を命じられた。

  看護師は朝日新聞の取材に「話すことは何もない」としている。赤平市社会福祉課は「手帳の申請書に職業欄はあるが勤務先の記入までは求めておらず、把握できなかった」と釈明している。

  芦別市の民生委員は70代の男性で、約9年前に委嘱。地域の福祉の窓口として住民の相談に乗ったり、福祉事務所と連携を取ったりするのが役目で、活動費として市から年間約6万円が支給されていた。
2級の手帳は03年に取得していたが、今年2月末に自分から返還し、民生委員も辞職したという。

  男性は「以前、炭鉱で働いていたこともあって耳は良くないが、症状が重いわけではない。2級の手帳をもらって『こんなものか』と思っていたが、問題があることがわかったので返上した」と話した。

  芦別市福祉課は「民生委員と障害者手帳では担当者が異なり、手帳の取得が把握できなかった。こういうことが起きた以上、他の民生委員についても手帳を取得していないか調査したい」としている。

  この問題をめぐっては、同じ札幌市の医師の診断で710人に手帳が交付されたことが確認されている。返還者は17日現在で486人と、すでに全体の7割近くに上っている。自治体別では芦別市が195人、赤平市が84人、札幌市が54人など。』
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☆疑惑の障害者手帳申請、医師を直撃(事件)
  18日夜、TBS→

  『実際には聞こえているのに、重い聴覚障害という診断で700人以上に障害者手帳が交付されたという疑惑が北海道で持ち上がっています。診断したのは、札幌の耳鼻科医。複数の仲介者の存在も浮かび上がってきました。

  高架下の列車の音もほとんど聞き取れない――この男性は、札幌の耳鼻科医からこう診断されました。しかし、記者の質問によどみなく答えます。

「  (Q.診断どおりならまったく聞こえないはずでは?)まったくかい。それなら八百長だ」(両耳全ろうと診断された患者)

  音はほとんど聞き取れないという聴覚障害2級。男性がこの診断を受けたのは、隣町に住む1人の主婦と知り合ったのがきっかけです。

「  通夜か何かのときに隣の人と話していて、何回も聞き返していたら『耳悪いのかい』となって(医師を)紹介された。いい医師がいて、身障者の手帳も出してくれると言われてついて行った」(両耳全ろうと診断された患者)

  この主婦は、男性に札幌の耳鼻科医を紹介し、障害者手帳を申請するよう勧めました。その際、仲介料を払うよう持ちかけたと言います。

  「車に乗って3万数百円、手帳がきたら、7万円(求められた)」(両耳全ろうと診断された患者)

  北海道では、2000年頃から札幌の1人の耳鼻科医の診断による障害者手帳の交付が急増しました。その数は700人以上。複数の人物が患者を耳鼻科医に紹介し、仲介料を得ていたとされています。中には、患者団体を立ち上げ、組織的にあっせんを行う仲介者もいました。

  「(Q.「障害者交友会」とは?)関係ないだろ、あんたらには。(Q.言えないものなのか?)・・・」(仲介者)

  手帳が交付された人は税金が優遇されたり、公共料金の割引が受けられます。しかし、北海道や札幌市が再検査に動き出した途端、手帳を受けていた人の半数を超える400人以上がビタミン剤を飲んだら治ったなどと手帳を返還しました。

  なぜ、聞こえている人が重度の聴覚障害とされたのでしょうか。JNNの取材に対し診断を担当した札幌の耳鼻科医は、検査は適正だったと繰り返します。

  「(Q.ありえない診察では?)患者個々の診察ですから、まとめて言われてもどうしようもない。個人個人をちゃんと診察してるだけですから」(札幌の耳鼻科医)

  女性の仲介者から聴覚障害者としての手帳の申請を持ちかけられた男性は再検査で耳が聞こえていると宣告され申請を取り下げました。

「  子供に怒られた。いままで怒られたことない子供にね、怒られた」(両耳全ろうと診断された患者)

   疑惑の診断書に、仲介グループの存在。今もなお、およそ230人を対象に再検査が続いています。』
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2008.03.18 ☆遺体:要介護の女性が死亡 夫は不明 江戸川 /東京
  18日、毎日新聞→

  『17日午前8時55分ごろ、江戸川区東小岩1のマンション「サイカレジデンス」301号室で、この部屋に住む無職、永沢チヨ子さん(71)がベッドの上で死んでいるのをヘルパーの女性(53)が見つけ119番した。外傷はなかったが、足元に練炭の燃えかすが入った七輪があった。同居の会社員の夫(64)と連絡が取れず、小岩署が行方を捜すと共に事件と病死の両面で調べている。

  調べでは、遺体は死後数日が経過。18日に解剖して詳しく死因を調べる。

  永沢さんは夫と2人暮らし。5年前に脳こうそくで倒れ、要介護度5と認定された。訪問介護を受けながら夫が身の回りの世話をしていた。15日午後3時半にヘルパーが訪れた時は変わった様子はなかったという。』
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2008.03.18 ☆病気の夫の介護に疲れ、高齢夫婦が自殺図る…妻は死亡
  18日昼、讀賣新聞→

  『18日午前6時ごろ、千葉県銚子市犬吠埼のホテル駐車場で、駐車中の乗用車の運転席と助手席に、高齢の男女がぐったりしているのを同ホテルの警備員が見つけ、110番通報した。女性は既に死亡しており、男性は意識がもうろうとした状態で病院に搬送された。

  銚子署は、2人の足元に睡眠薬入りの紙袋があることなどから、睡眠薬を飲んで心中を図ったとみている。
調べによると、2人は同県我孫子市の男性(79)と女性(76)の夫婦。車内には車いすや紙おむつなどの介護用品が積んであり、妻は周囲に「病気の夫の介護に疲れた」と漏らしていたという。
  17日夜、妻から「自殺します」という電話を受けた東京都内の親類が、我孫子署に捜索願を出していた。』
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2008.03.17 ☆職員が障害者に暴力=更生施設を特別監査-大阪府(続報)
 17日夜、時事通信→

  『大阪府柏原市の知的障害者更生施設「高井田苑」で、職員らが入所者に日常的に暴力を振るっていたことが17日、分かった。府は既に同施設と運営する社会福祉法人「武田塾」に対して特別監査を実施。4月末までに改善計画を作成し、報告するよう求めた。
  監査結果によると、昨年9月17日、コーヒーカップを割った男性入所者に対し、職員の1人が故意にやったと思い、この利用者を押し倒し、大腿(だいたい)骨を骨折させた。2005年2月28日には、パニックを起こした入所者を制止するため、施設長が頭部を平手打ちした。』
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2008.03.17 ☆母娘死亡「介護に疲れた」/札幌(事件)
  17日夜、STV札幌テレビ放送→

  『こちらは、介護疲れが原因の無理心中とみられています。
  札幌市清田区で母と娘が死亡していた事件で、自宅の居間から「疲れました」などと書かれたメモが見つかりました。母と娘は、ともに病気を患っていたということです。

  事件が起きた札幌市清田区の住宅。きのう午後4時ごろ、この家に住む間山はねゑさん(84歳)が死亡しているのを帰宅したはねゑさんの義理の息子が見つけました。
(近所の人)「元気な人ではなかった。ようやく歩ける程度」
   はねゑさんは自宅1階奥にある寝室のベッドで首をヒモで絞められて死亡していました。その遺体には布団がかけられていたということです。一方、寝室となりの脱衣所では長女の秋庭のりさんが母親の首を絞めた紐で首を吊って死んでいました。そして居間にはのりさんが書いたと思われるメモが残っていたといいます。「疲れました…ご迷惑をかけました」

  (秋庭さんの元勤務先の同僚)「(母を)病院に連れて行くとか家にお母さんが居るとかは聞いていた」「介護というか丈夫な方ではないと聞いていた」
  (吉本記者)「母親のはねゑさんは認知症を患っていて、こちらのデイサービスを定期的に利用していた。その後、のりさんははねゑさんの介護をするために仕事を辞めた」

  (はねゑさんとデイサービスで一緒だった人)「娘さんとしょっちゅう口論していると言っていた」
  司法解剖の結果、2人の死因はともに首を絞められたことによる窒息死だったということです。最近、長女ののりさんも病気を患っていたということで、警察は介護疲れが原因でのりさんが無理心中を図ったとみて調べています。』
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2008.03.15 ☆妻殺害:「介護に疲れて」逮捕の夫、容疑認める 奈良
  14日、毎日新聞→

  『介護していた認知症の妻を絞殺したとして、奈良県警捜査1課と田原本署は14日、川西町結崎、無職、森内正義容疑者(87)を殺人容疑で逮捕した。森内容疑者は「介護に疲れて殺した」と容疑を認めているという。

 調べでは、森内容疑者は13日午前10時半ごろ、自宅寝室で妻聡子(としこ)さん(84)の首を両手で絞めて窒息死させた疑い。
2人は娘夫婦と同居していたが、当時、娘は外出中だったという。』
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2008.03.11 ☆介護タクシー詐欺、2億円の返還は?
  11日、STV札幌テレビ放送→

  『滝川市で2億円以上の介護タクシー代金が騙し取られた事件で、滝川市役所に会計検査院が監査に入りました。監査の結果次第では、市は国に2億円近くを返還しなくてはなりません。

  (一関記者)「午前9時です。会計検査院の担当者が滝川市役所に監査に入りました」
会計検査院の担当者は、滝川市の夫婦への介護タクシー代の支給について、事務手続きに問題がなかったかなどを、調査しました。監査が続いていたのと同じ頃―。

  (滝川市・田村弘市長)「暴力団に生活保護費が流れていたことが判明した…見抜けなかった事については改めてお詫びを申し上げたい」

  同じ市役所内で市議会が開かれ、田村市長はこの問題の弁明に追われていました。介護タクシー代を含む生活保護費を騙し取ったとして逮捕・起訴された、滝川市の片倉勝彦被告と妻のひとみ被告ら4人―。4人が市から騙し取った金額は、2億4000万円に上ります。

  実は、このうち4分の3にあたるおよそ1億8000万円は、国が負担しています。国は、今回の監査などを元に、市に対して不正支給分の返還を求める方針です。
  (滝川市・田村弘市長)「国庫支出金の返還を求められた場合、市税の投入は前提としない」

  今月4日の市議会で、こう話した田村市長―。最大で1億8千万円もの大金を、どうやって支払うつもりなのでしょうか。議会を終えた田村市長を直撃しました。

  (田村弘市長)「(Q.返還の方針は?)国の指導を受けたいと思う」
会計検査院は、どう判断するのか―。通常の手続きを踏めば結果の公表は今年11月頃になるということです。』
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2008.03.10 ☆ベッドのさくに挟まれて死亡 相次ぐベッド事故、今度は広島
  10日夜、NHK→

  『先月、広島市の病院に入院していた60歳代の男性患者が、ベッドの転落防止用のさくの透き間に首を挟まれ、その後、死亡していたことがわかりました。

 死亡したのは、広島市の広島赤十字・原爆病院に入院していた60代の男性患者です。病院によりますと、この男性は先月17日夜、ベッドにつけられた転落防止用のさくの透き間に首を挟まれた状態で意識不明となっているのを巡回中の看護師が見つけました。病院で治療しましたが、男性患者は11日後の先月28日、呼吸不全などで死亡したということです。透き間は、わずか6センチで、横向きに首を挟まれた状態だったということです。

 メーカーは、透き間に挟まれないようにするための器具を取り付けて使うよう求めていましたが、病院は取り付けていなかったということです。男性患者は自由に身体を動かすことはできず、当時は寝たきりの状態からやっと体を起こすことができるようになったばかりで、看護師が事故の2時間前に見回りをしたときには、寝ていたということです。病院のベッドでの死亡事故をめぐっては、ことし1月にも、島根県出雲市の病院で同じような事故があったばかりです。』
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2008.03.10 ☆聴覚障害手帳不正 全保留者、交付受けず 15人却下、39人取り下げ
  10日、北海道新聞→

  『聴覚障害の身体障害者手帳申請問題で、札幌の耳鼻咽喉(いんこう)科医(73)が作成した診断書・意見書の記載内容に疑義があるとして、道が申請を認めず扱いを保留していた空知、渡島、石狩各管内の計五十四人全員が、最終的に手帳を交付されなかったことが九日分かった。この医師が関与した手帳取得者をめぐっては、既に二百八人が手帳を返還していることが判明。厚生労働省はこれらの事実を踏まえ、全国的にも例のない異常事態だとして、道などと連携しながら、対応策を検討していく考えだ。

 道障害者保健福祉課によると、五十四人は問題の耳鼻咽喉科医が最重度の聴覚障害二級と診断していた身障者手帳申請者。
いずれも、「耳が聞こえるのに、身障者手帳を持っている人がいる」との通報があった二〇〇四年十二月から〇七年十二月までの間に、各管内の保健福祉事務所に手帳申請を行った。しかし、道が問題が発覚した昨年十二月段階で申請を認めず、手帳交付を保留していた。

 これら申請者の一部は、別の医師の再検査や診断などを受けたが、申請等級に合わないばかりか、最軽度の六級の要件さえ満たさないケースが続出。道の諮問を受けた道社会福祉審議会が「申請等級に当たらない上、障害も認められない」と判断し、十五人が最終的に申請却下となった。残る三十九人は自ら申請を取り下げた。
管内別では、空知四十二人、渡島十人、石狩二人で、空知が八割近くを占める。対応別では、「却下」が空知七人、渡島六人、石狩二人、「申請取り下げ」が空知三十五人、渡島四人だった。

 道障害者保健福祉課は「今回の結果は、手帳の申請制度の根幹を揺るがす由々しき事態だ」とした上で、「これらの結果を踏まえ、(問題の医師が診断した)手帳交付者に対する再調査についても、適切かつ確実に行っていきたい」と説明している。
一方、一連の問題について、厚労省障害保健福祉部企画課は「全国的にも過去に聞いたことがない大変な事件が起こったと受け止めている。道や札幌市の再検査の結果などを見て、国としても具体的な対応を考えたい」としている。』

 →聴覚障害身障者手帳問題 返還は全道208人に 札幌市再検査で22人障害なし(03/05)
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2008.03.06 ☆「介護つらい」寝たきりの82歳妻を絞殺、容疑の87歳逮捕 千葉・鴨川
  6日午前、讀賣新聞→

   『自宅で寝たきりの妻を絞殺したとして、千葉県警鴨川署は5日、鴨川市京田、無職岩波武容疑者(87)を殺人容疑で逮捕した。

  調べによると、岩波容疑者は同日午後4時ごろ、自宅1階の寝室で、寝ていた妻ゆうさん(82)の首を寝間着の帯(幅約2・5センチ)で絞めて殺害した疑い。帰宅した岩波容疑者の息子(58)が見つけ、午後6時15分ごろ同署に通報した。

  岩波容疑者は、ゆうさんと息子、中学2年の孫娘(14)の4人暮らしで、ゆうさんは十数年前に交通事故に遭って寝たきり状態だった。
  岩波容疑者は「自分も病気がちで、介護がつらくなった。息子たちに迷惑をかけたくなかった」と供述しているという。』
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2008.03.04 ☆「6センチ」に首挟まり窒息死 島根の病院、介護ベッド(続報)
  3日夜、共同通信→

  『島根県出雲市内の病院で1月、入院中の女性患者(85)の首が、転落防止のためにベッドの周囲に取り付けた囲いのわずか6センチのすき間に挟まり、窒息死する事故が起きていたことが3日、分かった。

  経済産業省によると、集計を始めた昨年5月以降だけで、在宅介護用ベッドで起きた死亡事故は愛知や兵庫、香川などの計4件。病院のベッドでの事故は統計がないという。

  JISではすき間は6センチ未満が望ましいとしており、メーカーは注意喚起を進めるが、想定外の事故に病院、メーカーとも対策が追いつかないのが実情だ。

  病院によると、女性は認知症や脳梗塞の後遺症で入院。1月8日朝、ベッド上部の木製ボードとベッド右側に取り付けた金属製の柵のすき間に首が挟まった状態で見つかり、間もなく死亡した。ベッド上で体を激しく動かす癖があり、両側の柵をはずし転落することもあった。身長140センチ程度で小柄だったという。』
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2008.03.04 ☆寝たきりの兄刺し逮捕「介護に疲れた」
  4日昼、日刊スポーツ→

   『茨城県警つくば中央署は4日、脳梗塞(こうそく)で約10年間、寝たきりの兄の腹を包丁で刺したとして、殺人未遂の現行犯で、つくば市の無職沼田利夫容疑者(57)を逮捕した。
  沼田容疑者は自分で110番し、駆け付けた署員に犯行を認めた。兄と2人暮らしで「介護に疲れた」と供述しているという。

  調べでは、沼田容疑者は4日午前7時40分ごろ、自宅2階の寝室のベッドで寝ていた兄章一さん(59)の腹を刺した疑い。章一さんは病院に運ばれたが、意識はあるという。』
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2008.02.28 ☆患者公園置き去りの病院、医療ソーシャルワーカー導入へ(続報)
  28日、朝日新聞(関西)→

  『堺市北区の新金岡豊川総合病院(豊川元邦院長)の職員4人が入院患者の男性(63)を大阪市西成区の公園に置き去りにしたとして保護責任者遺棄容疑で書類送検された事件で、同病院は再発防止策として、医療ソーシャルワーカー(MSW)の導入を決めた。男性のように、入院の必要がないのに病院にしか居場所がない「社会的入院」を減らすには、退院後の生活について患者の相談に乗る立場の人材が必要と判断した。

 厚生労働省の05年の調査によると、今回置き去りにされた男性のように「受け入れ条件が整えば退院可能な患者」は全国で28万2千人で、全入院患者の19.2%にあたる。96年は22万人だったが、高齢者を中心に増加しているという。

 同病院が導入を決めたMSWは、患者が退院後にどんな福祉制度を利用すべきか助言したり、手続きを支援したりし、在宅介護や福祉施設などに橋渡しする役割を担う。資格は必要ないが、社会福祉士が就いているケースが多い。

 ただ、MSWの退院支援は診療報酬の対象にならないことなどから、配置に消極的な病院も少なくない。「大阪医療ソーシャルワーカー協会」によると、協会員のMSWは約550人いるものの、中小の病院を中心に配置していない病院が多いという。

 厚労省は4月から社会福祉士による退院支援などを病院が診療報酬として請求できるようにすることを決めている。

 同病院の豊川泰樹(やすき)院長室長(37)は「これまでMSWが必要という認識がなかったが、在籍していれば男性にもっと適切な対応ができたかもしれない。二度と同じことを繰り返さないため、人材を探したい」と話している。』
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2008.02.28 ☆介護用ベッドでお年寄り死亡 今度は島根
 28日朝、NHK→

 『島根県出雲市で、お年寄りが介護用のベッドの手すりにパジャマの首の部分が引っ掛かって、窒息して死亡していたことがわかりました。経済産業省は、同じような事故が各地で起きていることから注意を呼びかけています。

 島根県出雲市によりますと、今月9日の未明、市内に住む86歳の女性が介護用のベッドでパジャマの首の部分がベッドの手すりに引っ掛かり、窒息して死亡しているのを、家族が見つけたということです。

 女性は、市内にある介護用品のレンタル会社からベッドを借りて使っていました。経済産業省によりますと、介護用のベッドをめぐっては、手すりの透き間に首を挟まれるなどする事故が各地で起きていて、今回の事故を含めて4人が死亡しています。

 女性が使っていたベッドを製造した会社は「詳しい状況はわからないが、同じ製品での死亡事故はなく、今のところ製品に欠陥はないとみている」と話しています。介護用のベッドの利用者には、自分の力で危険から逃れることが難しい人も多く、経済産業省は、メーカーの団体も通じて、利用者や家族に安全に使うよう注意を呼びかけています。』
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☆介護ベッド事故 島根の女性死亡
  27日、讀賣新聞→

  『島根県出雲市で今月9日、80歳代の女性が介護ベッドの介助バーに寝間着の首の部分が引っかかり、窒息死する事故があったことが26日、経済産業省の調べでわかった。

 事故があったのは、介護ベッドメーカー「シーホネンス」(大阪市)製の電動式介護ベッド。経産省で事故原因を調べている。経産省によると、昨年5月以降、転落防止の柵に首を挟まれたりするなどの事故が相次いでおり、死亡事故は今回で4件目。』
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2008.02.27 ☆無資格で薬も処方 診療報酬詐取容疑の経営者 警視庁
  26日、朝日新聞→

  『東京都内などのクリニックが患者を診療したと偽り診療報酬を詐取したとされる事件で、詐欺容疑で逮捕された元医療コンサルタント会社経営南部美幸容疑者(53)が、医師資格がないのに薬剤を処方していたことが警視庁の調べでわかった。架空請求の発覚を免れるため診療実態があるように見せかける工作だったと同庁はみており、医師法違反(非医業の禁止)などの疑いでも調べる。

  組織犯罪対策1課と中野署の調べでは、南部容疑者は04年10月〜今年1月、計四つのクリニックを経営。しかし、いずれのクリニックでも医師による診療は全くしていなかったという。クリニックに一般の患者が来院した際は、南部容疑者や従業員が無資格で診療したり、薬を処方したりしていたとされる。

  都国民健康保険団体連合会によると、南部容疑者の経営する東新宿クリニックからは判明した昨年10月分で約30件の診療報酬請求があり、そのすべての診療報酬明細書(レセプト)に薬の処方記録があったという。
  レセプトに患者として記載されている人が、その時期に刑務所に入っていたケースもあった。』
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2008.02.24 ☆視覚障害者装い詐欺=生活保護費で加算額請求-運転免許更新で発覚・札幌
  25日昼、時事通信→

  『視力が正常なのに、視覚障害者として札幌市から生活保護費の障害加算額をだまし取ったとして、札幌南署などは25日、詐欺容疑で、無職丸山伸一容疑者(50)=札幌市南区石山1条=を逮捕した。容疑を認めている。

  調べによると、丸山容疑者は全盲状態に当たる視力障害1級の障害を負っていると偽り、昨年11月から今年2月までの4カ月間、同市から生活保護の障害加算分約16万5000円を詐取した疑い。
  丸山容疑者は1999年4月、医師に視神経の炎症による視覚障害と診断され、市から身体障害者手帳の交付を受け、視力障害1級と認定された。2003年以降は、生活保護費の障害加算額を受け取っていた。障害加算額は重度障害分を含め、月額で約41000円上乗せされている。

  同容疑者は昨年2月、当て逃げの被害に遭ったと同署に届け出た際、相手の車の特徴を説明するなど不自然な点があったため、同署が捜査を開始。同年10月に運転免許証の更新手続きを行ったところ、視力検査で0.7以上の視力があり合格したため、詐欺行為が判明した。』

■これも全国紙が多数報道。しゃあねえなあ・・・
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2008.02.24 ☆介護疲れで無理心中か…京都で老夫婦
25日、讀賣新聞(関西)→

『24日午後6時55分ごろ、京都市中京区西ノ京藤ノ木町、無職勝本誠一さん(86)方で、妻の千代子さん(82)がベッドで首に電気コードを巻き付けてぐったりし、勝本さんも外階段付近で首をつっているのを、長男(52)が発見。2人は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。千代子さんは数年前から寝たきりで、介護していた勝本さんが最近、「疲れた」と漏らしていたことから、堀川署は勝本さんが無理心中を図ったとみている。

同署や近所の住民らによると、勝本さん方は2人暮らし。勝本さんは千代子さんを車いすで病院に連れて行ったり、家の中に手すりを取り付けたりして介護していたが、昨年夏ごろから「しんどい」などと訴えるようになった。最近も「妻の入院先が見つからない」と話していたという。

長男は今年に入り、ほぼ連日、勝本さん方に介護に訪れていたらしい。
近所の女性(83)は「ご主人は以前、『150歳まで一緒に生きるんや』と張り切っていた。こんなことになるとは」と驚いていた。』
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2008.02.21 ☆介護施設で集団感染?報告せず 埼玉
  21日、産経新聞→

  『北本市の介護老人保健施設「カントリーハーベスト北本」で、昨年12月下旬から今年1月中旬にかけて、入所者約30人が下痢やおう吐、発熱など感染性胃腸炎とみられる症状を訴えていたにもかかわらず、厚生労働省の通知に反して保健所への報告をしていなかったことが20日、分かった。同施設によると、3人が入院、うち1人が高齢者が発症しやすい誤嚥性(ごえんせい)肺炎で死亡したが、感染性胃腸炎との因果関係は不明という。』
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2008.02.019 ☆入所者十数人を身体拘束県、抜き打ち監査で確認 八街の老健施設/千葉
 19日、千葉日報→

  『八街市の介護老人保健施設「さんふらわ」(楠目信三施設長)が介護保険法に基づく人員基準を大幅に下回って運営されている問題で、県と八街市などは十八日、同施設に抜き打ちで再監査に入り、入所者の約七十人のうち十数人が身体拘束を受けていたと発表した。千葉日報社の取材に対する関係者の証言が裏付けられた。家族の同意書や拘束理由の記録さえ残っていないケースもあり、県医療整備課は「県内の介護施設に身体拘束をしないよう指導してきた中、非常に残念」とした。近く文書で改善勧告を行う。

  県医療整備課と県高齢者福祉課、八街市、印旛保健所は十八日午前十時から約五時間、抜き打ちで「さんふらわ」に再監査に入り、入所者約七十人のうち要介護度の高い十数人への身体拘束を確認した。県はこれらの身体拘束の多くが、国が認める緊急時の例外に当たらないと判断し、ただちに口頭で指導した。

  県医療整備課の監査チームは同日夜、県庁に戻って記者会見を開き、永井俊秀課長は「(身体拘束について)改善勧告を行うべき内容だった。県内の施設に対して身体拘束をしないよう指導してきた中、非常に残念だ」と述べ、深刻な施設内の状況を示唆した。今後、虐待に当たる身体拘束かどうかを含め精査する。

  同課によると、監査時、入所者たちは両手を固定されたり、自力で脱ぐことのできない服を着せられたり、シートベルト型の帯で車いすに縛りつけられており、介護職員らに付き添われていない入所者もいた。例外的に身体拘束した際に義務付けられている、家族の同意書や拘束理由・時間の記録さえ残ってないケースも確認。県の指導に対し、施設側は「やむを得ない状況だった」と弁解したという。

  県などは十四日に事前通告した上で最初の監査を行い、最低二十五人必要な看護・介護職員数が十人程度不足していることを確認。しかし、その際は、具体的な身体拘束の状況は発見できなかったという。永井課長は「施設が(身体拘束を)隠していたかどうかは分からない」とした。

  同施設を運営する医療法人社団楠目会の楠目節晃理事長は取材に対し「一時的に従業員が減っているが、募集をかけているところ。身体拘束は例外三原則にのっとって行っており、恒常的な拘束はありえない。家族の同意書もきちんとある」と答えた。』
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2008.02.18 ☆八街市の介護施設(老健)に監査 「身体拘束」「人員基準違反」/千葉
 18日夜、NHK(首都圏)→

 『(千葉県)八街市の介護老人保健施設で、入所者に対して限度をこえた「身体拘束」が行われているという情報が寄せられたことから、千葉県は、18日、この施設の監査を行いました。

 千葉県の監査を受けたのは、八街市にある介護老人保健施設「さんふらわ」です。
 監査はこの施設が、介護保険法にもとづく基準で、入所者の生命や身体に危険が及ぶと判断された場合に限って認められている「身体拘束」を「日常的に」行っているという情報が寄せられたことから行われました。

 18日の監査の結果、この施設では、およそ70人の入所者のうち10人あまりに対して車いすに体をベルトで固定するなどの身体拘束が確認されたということです。また身体拘束をした際に義務づけられている記録が残されていないケースもあったということです。千葉県は身体拘束が定められた基準をこえるほどのものだったのかどうか、さらにくわしく調べるとともに、記録の不備などの点については、近く、介護保険法に基づいて改善勧告を出すことにしています。

 この施設に対しては、介護にあたる職員が基準で定められた人数よりも少なく、十分なサービスが行われていない疑いがあるとして千葉県が先週、口頭で改善を指導しています。

 この施設の楠目節晃理事長は「身体拘束は、医学的に必要な最低限のものに限り、家族の了承を得て行っている。ただ、職員の数が少なかったことは事実で、県の指導をしんしに受け止め、改善していきたい」と話しています。
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2008.02.16 ☆介護ベッド事故の2製品名公表 経産省
 15日夜、共同通信→

 『介護ベッド用の手すりに首を挟まれるなどして昨年5月以降、お年寄りが死亡するなど5件の事故が起きた問題で、経済産業省は15日、製品名を公表していなかった3件の事故についても、製品の形状が原因だった疑いがあるとして製品名を公表した。

 製品は、昨年12月に愛知県で起きた死亡事故と同10月の大阪府の重傷事故がフランスベッド(東京)の「移動支援バー」。今年1月の香川県の死亡事故がパラマウントベッド(同)の「ベッドサイドレール」。
介護用品メーカーなどでつくる「日本福祉用具・生活支援用具協会」などは15日、介護ベッドに手すりを取り付けた際に生じるすき間を示した図を公開し、利用者に注意を呼び掛けた。

 またパラマウントベッドは同日、同社の「スイングアーム介助バー」の事故は開閉部分のロックの摩耗が原因とみられるとして、ロック部分に付けるストッパーを無償提供すると発表した。』
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☆介護ベッドの手すりからむ事故相次ぐ 注意呼びかけ
  16日、朝日新聞→

  『介護ベッドの手すりやすき間に首を挟まれるなどして高齢者が死亡したり重傷を負ったりする事故が相次ぎ、昨年秋以降で死亡事故3件、重傷事故2件が起きていることが15日、経済産業省のまとめでわかった。同省は利用者らへの注意を呼びかけている。

  同省製品事故対策室によると、昨年12月25日、愛知県で60代の男性がベッドの手すりのすき間で首をつった状態で見つかったほか、1月21日には香川県で80代の女性が、右側の手すりと手すりの間に首を挟まれている状態で見つかり、いずれも死亡した。

  重傷事故のけがは、骨のひびや腕の神経まひ。11月4日、都内で女性がベッドから立ち上がろうとした際につかまっていた手すりがずれて転び、胸の骨にひびが入った。手すりを動かないようにするロックレバーが摩耗した上に負荷がかかり、ロックが解除されたという。
対策室は「メーカーは利用者や介護者に周知してもらう努力をしてほしい」と話している。

都内の女性が重傷を負ったケースはパラマウントベッド社製で、同社は新しい部品の無償提供をする。対象品は「スイングアーム介助バー」(型式KA―095)。問い合わせはフリーダイヤル0120・33・5872(18日から)。 』
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2008.02.14 ☆15日から特別監査 障害者へ暴力的な対応問題で大阪府
  14日夜、朝日新聞→

   『大阪府柏原市の知的障害者更生施設「高井田苑」で職員が障害者へ暴力的な対応を続けていた問題で、府は15日から同苑と運営する社会福祉法人「武田塾」に対して特別監査に着手する。社会福祉法に基づき、不正の疑いが強い場合に実施されるもので、「処遇面の問題では特別監査になるのは府では初めてではないか」(施設福祉課)という。期間は1週間程度の見通し。

  昨年11月に関係者からの公益通報を受けた府は、同苑への立ち入り調査に着手。1月までに21人の職員全員をはじめ、障害を持つ利用者や家族ら計44人から事情を聴いた。利用者が言うことを聞かない時に殴っていたなどの証言が得られているという。

  府は1月中にも何らかの指導を実施しようとしていた。しかし、事態を重くみた厚生労働省からより厳格に調べるよう求められ、特別監査に踏み切ることになった。』
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2008.02.13 ☆知的障害者に「奴隷生活」 保護の4人、経営者らを提訴
  13日夜、朝日新聞→

  『「10〜30年余りにわたって無報酬で奴隷のように働かされ、障害者年金も横領された」などとして、知的障害をもつ北海道内の32〜51歳の男女4人が13日、働いていた札幌市の食堂の経営者らを相手取り、約4500万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。弁護士によると、住み込みだった4人は満足な食事を与えられず、昨年6月に保護された時はやせこけていた。歯磨きも長年しておらず、緑色の歯石がびっしりたまっていたという。経営者は保護の直後から行方がわからないという。

  訴えたのは、32歳の男性1人と35〜51歳の女性3人。訴状などによると、4人は定食類を提供する札幌市白石区の「3丁目食堂」で13〜31年間働き、調理室で調理や皿洗いを担当していた。

  毎日午前6時ごろ起床し、仕事中はトイレに立っても怒鳴られて午後10時ごろまで働かされた。休みは月2回。週1回、銭湯代が渡される他は金を受け取ったことがなかった。入浴も休日しか許されず、下着は汚れたものをずっと使っていた。親たちも知的障害があるなどの事情で、後ろ盾になれる状態ではなかったという。

  電話相談で情報を得た弁護士が、4人を障害者施設に保護した。当時の4人は「早く食堂に戻らないと大変なことになる」などとおびえていたという。

  食堂の経営者らは4人の障害基礎年金の手続きも無断で行い、約2600万円を横領していた疑いもあるという。弁護士が経営者に連絡がとれたのは昨年9月が最後。経営者は「面倒をずっと見てきた。責められることはない」と反論したという。訴訟では、本人確認をせずに年金の振り込み口座の開設を認めた信用金庫や、劣悪な環境を見逃した障害者支援団体も訴えている。

 弁護士は「自己主張のすべがないのをいいことに、奴隷のような環境で人格をおとしめた。裁判を通じて警鐘を鳴らしたい」と話している。4人は現在は健康状態が良くなり、女性たちは化粧を楽しんで笑顔を見せるようになったという。』
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☆「給与払わず年金横領」知的障害者4人が勤務先など提訴
  13日夕、讀賣新聞(北海道)→

  『札幌市内の食堂に住み込みで働いていた知的障害者4人が、雇用主に障害者年金を横領され、給与も支払われなかったなどとして、食堂を経営していた同市白石区の会社などを相手取り、約4500万円の損害賠償を求める訴訟を13日、札幌地裁に起こした。

  訴えたのは、1976年11月〜2007年6月、白石区内の食堂に勤務していた32〜51歳の男女4人。

  訴えによると、食堂経営の会社社長は96年ごろ、勝手に障害基礎年金の手続きを行い、金融機関に4人の口座を開設、計約2600万円を横領していた。4人は1日12時間以上働かされ、少なくとも計約6600万円の給与が支払われなかった。

  昨年9月、4人の代理人弁護士が接触した際、社長は年金を横領した事実を認め「24時間面倒をみて十分食べさせてきた」などと話したが、その後、連絡が取れなくなったという。現在、食堂は閉鎖されている。

  4人はまた、生活していた寮の運営責任者であるにもかかわらず不衛生な環境に置いたとして、社団法人「札幌市知的障害者職親会」(札幌市東区)にも慰謝料を求めた。さらに、口座開設の際、北門信用金庫(滝川市)が本人確認を行わなかったことが横領の原因になったとして、同金庫にも賠償を求めた。

  訴えについて、職親会は「寮の運営は信用して会社に任せていたので、むしろ会社に欺かれた立場」とし、同信金は「訴状を見てから検討する」としている。』
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2008.02.13 ☆90歳、87歳妻を絞殺=介護「『水』と言われかっと」-大阪府警(事件)
  13日昼、時事通信→

  『13日午前零時40分ごろ、大阪市平野区平野本町の無職吉崎敬逸容疑者(90)方から、父が母の首を絞め殺したと110番があった。大阪府警平野署員が駆け付けたところ、同容疑者の妻貞子さん(87)が死亡しており、同容疑者が殺害を認めたため、同署は殺人容疑で逮捕した。「夜中に水を持ってこいと言われかっとなった」と話しているという。

  調べによると、吉崎容疑者は同日午前零時ごろ、寝室のベッドに寝ていた貞子さんの首をガウンの帯で絞め殺害した疑い。

  吉崎容疑者と貞子さんは2人暮らしで、貞子さんは約3年前から寝たきりとなり、同容疑者が1人で介護していた。』
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☆90歳夫が寝たきり妻を殺害、容疑で逮捕 大阪・平野
  13日午後、朝日新聞→

  『自宅で寝たきりの妻を殺害したとして、大阪府警平野署は13日、大阪市平野区平野本町4丁目、無職吉崎敬逸(けいいつ)容疑者(90)を殺人容疑で緊急逮捕した。吉崎容疑者は「妻をずっと介護していたのに、夜中に水を持ってこいと命令口調で言われ、かっとなった」などと容疑を認めているという。

  調べでは、吉崎容疑者は13日午前0時ごろ、自宅1階の寝室で妻の貞子さん(87)の首をガウンの帯で絞め、殺害した疑い。吉崎容疑者は貞子さんと2人暮らしで、殺害直後、長女(63)に「妻を殺してしまった」と連絡。長女からの電話で様子を見に来た三女(56)らが、貞子さんが介護用ベッドの上で死んでいるのを見つけ、同日午前0時40分ごろ、110番通報した。

  同署によると、貞子さんは骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を患い、3年ほど前からほぼ寝たきりの状態といい、吉崎容疑者がヘルパーの援助を受けながら介護を続けていたという。吉崎容疑者は「一生懸命介護しているのに、なぜここまで言われるのかと思い、かっとなった」などと供述している。

  近所の女性は「一日に3回ヘルパーが来るし、娘さんたちも面倒を見にたびたび来ていたようだ。(吉崎容疑者は)最近よく『しんどい』と言っていた」と話し、また別の近所の女性(76)は「頑張って介護しているなと思っていた。昨日も変わった様子は無かった。信じられない」と驚いた様子だった。』

  ■なんともやりきれない、衝撃的な事件。地域介護力はこうなると無力なんですかね・・・
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2008.02.12 ☆介護職員けり、入所者けが/広島
  11日、中國新聞→

  『安佐北署は9日夜、広島市安佐北区三入東2丁目、保健施設介護職員市河隆司容疑者(29)を傷害の疑いで逮捕した。2月4日夜、勤め先の同区上深川町の介護老人保健施設「ふかわ・くにくさ」で、入所者の無職男性(74)=同区=の胸をけり、1カ月以上のけがをさせた疑い。便座で男性のおむつの交換の最中で「早うせえや、と言われてけった」と供述しているという。

  施設などによると、男性に内出血が見られたため6日、施設の系列病院で診察。翌朝、容体が急変し、市内の別の病院へ救急搬送した。9日昼、施設から同署に通報があった。市河容疑者は9日に解雇された。』
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2008.02.12 ☆病気腎移植の市立宇和島病院、保険医取り消しへ 厚労省
  11日夜、朝日新聞→

  『宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(67)らによる「病気腎」移植をめぐり、厚生労働省は10日、万波氏が25件の病気腎移植を手がけた前勤務先の同市立宇和島病院に対し、保険医療機関の指定を取り消す方針を固めた。不正な保険請求やカルテの一部破棄が監査で確認され、悪質と判断した。取り消し期間は原則5年だが、地域住民への影響を考慮して1カ月に短縮するほか、患者の医療費負担が増えない方向で最終調整している。

  万波氏は宇和島徳洲会病院でも病気腎移植を11件実施しており、同病院についても同様の行政処分が検討されている。

  病気腎移植問題が表面化した06年秋以降、厚労省や愛媛社会保険事務局などは1年以上にわたって両病院を監査し、診療記録などを調べた。その結果、市立宇和島病院では、同省の規則に違反して、特殊または新しい療法とされる病気腎移植の診療報酬を保険請求していたほか、ほかの診療でも不正請求が相当数見つかったという。同省は、これら不正請求分の返還も病院側に求める。

  さらに、病気腎移植を受けた患者のカルテの一部が、治療終了後5年間の保管義務に反して破棄されていたことが判明。同省は腎臓摘出患者や移植患者への説明も不十分だったとみている。

  指定取り消し期間について、同省は大型連休で患者への影響が最も少ないとみられる今年5月の1カ月間とする方向で検討。期間中、健康保険証が使えない病院となり、患者は医療費の全額負担(通常は3割)を強いられるが、「療養費委任払い制度」を適用し、病院側が医療費の7割分を各健保組合などに請求することで混乱が避けられるとしている。

  同病院は県南部唯一の救命救急センターが併設された中核病院。指定取り消しが地域医療に与える影響が大きいとして、加戸守行知事らが国に指定継続を要望していた。

  保険医療機関の行政処分をめぐっては、診療報酬の不正請求が明るみに出た藤枝市立総合病院(静岡県)が昨年10月、1カ月間の指定取り消しとなり、療養費委任払いが適用されている。』
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2008.02.09 ☆心肺停止の56歳男性、11病院受け入れ拒否…死亡確認
  9日夜、讀賣新聞→

  『千葉県東金市で昨年8月、心肺停止状態となって自宅から救急搬送された男性(当時56歳)が、11病院に延べ15回受け入れを断られ、119番通報から約1時間後、16回目の交渉で別の病院に運び込まれたが、死亡が確認されたことが9日、わかった。

  山武郡市広域行政組合消防本部によると、昨年8月23日午後5時ごろ、男性が自宅で倒れているのを家族が見つけ、「意識と呼吸がない」と119番通報した。

  救急隊は、男性宅に到着する前から周辺の病院と受け入れ交渉を始めたが、「心肺停止状態の患者には対応できない」「医師が不在」「診察中」などの理由で断られ続けた。

  一つの病院には、ドクターヘリの出動も要請したが、「(心肺停止状態は)出動の対象外」とされたという。
約40分後、16回目の交渉で受け入れ先が同県山武市内の病院に決まり、さらに約20分後に到着したが、死亡が確認された。
 同消防本部は、搬送時間と死亡の因果関係については、「わからない」としている。』
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2008.02.09 ☆在宅介護手当、神奈川県と川崎市が失効者に1316万円)
  8日、讀賣新聞→

  『川崎市と神奈川県は、心身に障害を持つ市民75人が特別養護老人ホームなど福祉施設に入所して受給資格を失ったにもかかわらず、在宅介護手当を2006年度までの6年間に、計1316万円支給していたことが7日、わかった。

  同県は、川崎市が支給した対象者に、自動的に手当を支給しており、「届け出書類の受理や、必要事項の調査は市町村に事務移譲している」と説明。同県内では、同市以外に28市町村で同様の手当が支給されているといい、チェック制度がある横浜市以外の市町村では、同様の過払いの可能性があるため、県は8日に各市町村の障害福祉担当課長の会議で、注意喚起する。

  この手当は、「川崎市心身障害者手当」と、「神奈川県在宅重度障害者等手当」。身体障害者手帳1、2級などの「重度」で在宅の場合、年間各3万5000円の計7万円を支給する。今回、過払いを受けていたのは重度が67人、年間計5万円を支給される同手帳3級など「準重度」が8人。』
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2008.02.07 ☆他社製電動ベッドにも注意を
  7日、NHK→

  中国製の電動式リクライニングベッドに挟まれて、子どもが死亡した事故を受けて、国民生活センターが、ほかの中国製のベッドを調査した結果、モーターの力が強いため挟まれて大けがをするおそれのあることがわかりました。

  去年12月、愛知県の4歳の男の子が中国製の電動式リクライニングベッドの囲いとマットの間に挟まれて死亡した事故を受けて、国民生活センターは事故を起こしたベッド以外の4種類の中国製ベッドを調査しました。その結果、いずれのベッドもモーターの力が強く、マットを倒す際にかかる力が10キロから最大90キロに達し、挟まれて大けがをするおそれのあることがわかりました。

  一方、日本製の電動式ベッドの中には▽強い力がかからないよう配慮してあるうえ、▽倒れる際に体が当たると自動的にマットが上がる安全装置がついているものもあるということです。

  調査をしたベッドは、いずれも通信販売で売られているもので、国民生活センターでは、事故が起きる可能性のあるベッドについては安全対策をとるよう業界団体に要望しました。また、消費者にはベッドを使わないときは電源を切ることや、小さな子どもをベッドの周りで遊ばせないよう注意を呼びかけています。』
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2008.02.06 ☆トイレ内利用者撮影 岡山の介護施設 市が初の改善勧告
 6日、山陽新聞→

  『カメラ付き携帯電話でトイレ内の利用者を撮影したのは人格への配慮を欠いた行為として、岡山市は5日、同市高島新屋敷の小規模多機能型介護施設「マザーズくぬぎ」に対し、介護保険法に基づく改善勧告をした。2006年4月施行の改正同法で自治体の処分権限が拡大して以降、同市の改善勧告は初めて。

  市や施設によると、昨年11月末、洋式便所に逆向きに腰掛けた70代の利用者男性を、職員が施設所有の携帯電話のカメラを使い無断で撮影。写真は別の職員が同電話の待ち受け画面に設定し、4日間そのまま使われた。男性は認知症で、目と耳が不自由という。

  市は「社会通念上、容認できない」と判断。一部職員が以前から、複数の利用者の顔写真を携帯電話で撮影していたことも分かり、問題を誘発するような行為を把握できなかった施設管理者の責任も問い、3月7日までに改善方針や今後の取り組みをまとめた報告書の提出を指示した。

  昨年12月、関係者から「利用者への処遇に問題がある」との通報を受け、市が事情を聴いていた。』

■なんじゃこりゃ?
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2008.01.31 ☆胃腸炎集団感染で2人死亡 北海道の介護保険施設
  31日夜、共同通信→

  『北海道は31日、江差保健所(江差町)管内の介護保険施設で感染性とみられる胃腸炎に32人が集団感染し、このうち2人が死亡したと発表した。
  江差保健所が感染の詳しい経緯を調べている。道によると、中国製ギョーザとの関係はないとみられるという。』
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