2010.02.14 ☆ネットで「腎臓売ります」 インドネシア、広告急増
  14日午後、共同通信→

  『「腎臓売ります」のインターネット広告がインドネシアで急増している。パソコンや携帯電話の普及で簡単に無料広告を出せるようになったことに加え、政府の取り締まりもないため、隣国シンガポールへの供給地として東南アジア最大規模の臓器売買ビジネスが横行しているとの指摘もある。

  「腎臓が必要な人は連絡を。24歳。心身とも健康。親族の医療費と家族の借金返済のため」「18歳、女性。健康。学費と家族支援のため」。無料広告サイトには、宝石や車などの広告に交じって腎臓売却の広告が並ぶ。日本円で数十万〜数百万円で、実名や連絡先も掲示。「たばこを吸っていない」「飲酒をしていない」など、健康体をアピールする文句も。

  広告の携帯電話番号に連絡して会ったジャカルタ近郊西ジャワ州ブカシの無職ウィンさん(27)は「両親を経済的に助けたい」と理由を語る。

  同国では臓器売買は違法で、最高で禁固10年もしくは罰金10億ルピア。しかし、国家警察報道官は「これまで腎臓売買での逮捕例はない」と説明、エンダン保健相も「ネット広告で腎臓売買が行われていることは知らない」と述べるなど事実上、野放し状態だ。(ブカシ共同)』
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 2010.01.13 ☆WHO、製薬会社と癒着?新型インフルで欧州会議が調査
  13日午後、朝日新聞→

  『【ローマ=南島信也】世界保健機関(WHO)と新型インフルエンザのワクチンを製造する製薬会社との癒着が、世界的大流行(パンデミック)を宣言したWHOの判断に影響を与えたとの疑惑が浮上し、欧州47カ国が加盟する欧州会議(本部・仏ストラスブール)は12日、調査を開始すると発表した。

 同会議保健衛生委員会の委員長で、感染症を専門とするドイツ人医師ボーダルク氏が「虚偽のパンデミック」との動議を提起したことが発端。仏リュマニテ紙のインタビューに「こんな厳戒態勢をとる正当な理由がない。WHO内のあるグループは製薬会社と癒着している」と、不透明な関係の存在を指摘した。

 25日から始まる同会議総会で認められれば、主要議題の一つとして審議される。26日には、WHOの代表や製薬会社、専門家から非公開で事情を聴くことも決まっている。

 欧州各国では、接種率の低さからワクチンが大量に余り、売却や製薬会社との売買契約解除の動きが加速している。WHOが当初、「2回のワクチン接種が必要」とし、各国が実際に必要な量の2倍のワクチンを調達したことも背景にあり、WHOに対する批判が強まっている。

 WHOのチャイブ報道官は12日の記者会見で「批判や議論を歓迎する。WHOの対応を検証するのはやぶさかではない」と語り、外部の専門家らを交えて経緯を調査する考えを明らかにした。』
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2009.12.07  ☆温室効果ガス削減で医療費も削減?
  7日夕、産経新聞→

『地球温暖化の原因となる温室効果ガスを削減することで、がんや脳卒中、心臓病による死亡の割合を減らせるかもしれないー。英医学誌ランセットが最近、このような研究結果を掲載した。
車に乗らず徒歩や自転車の利用を増やしたり、肉製品などの消費量を減らしたりすることは、二酸化炭素(CO2)やメタンガスの排出抑制につながる。これらの対策は手軽に実行できるうえ、さらには世界的な問題となっている健康問題に対しても効果的なのだという。

温暖化対策からの思わぬ恩恵で健康問題が改善されることにより、化石燃料をあまり使わないクリーンテクノロジーへの転換コストも軽減できる可能性がある。

アンディ・バーンハム英保健相も、温暖化防止対策への取り組み方次第で医療費を最大限に削減できるとして研究結果を評価した。

同相は「気候変動は一見、自分とは関係のない、遠い場所で起こっているようにも見える。一方で医療関連の財政状況も、現実的に差し迫った危機を迎えている。健康にも利点をもたらす気候変動政策を、綿密に計画していく必要がある」との声明を発表している。』
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2009.11.18  ☆乳がんマンモ検診「40代には勧めない」 米政府部会
  18日、朝日新聞→

  『【ワシントン=勝田敏彦】米政府の予防医学作業部会は16日、乳房X線撮影(マンモグラフィー)による乳がん検診は40代の女性には勧められない、と勧告した。40代ではがんの検出の精度が低く、誤った診断で不必要な組織検査を受けさせられるなどデメリットが多いことが理由。米国と同様、40代でマンモ検診が勧められることが多い日本にも影響がありそうだ。

  マンモグラフィーによる検診は乳がん早期発見の手段として使われている。同部会は02年、40〜74歳の女性で「死亡率を大きく下げる」として、大体2年に1度の定期的な検診の受診を勧告した。しかし、その後の新しい臨床試験の結果などから、40代については十分なメリットがないと判断した。ただし50代以上には勧められるとしている。

  乳腺密度が高い40代でマンモグラフィーによる診断が難しいことは、これまでも指摘されてきた。だが今回の勧告に対し、米がん協会は「引き続き40代でのマンモ検診を勧める」との声明を発表した。』
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 2009.11.01 ☆NYの介護必要な在留邦人、日本の専門家が講演会
  30日、讀賣新聞→

  『米国ニューヨークで暮らす日本人高齢者の中に、認知症などで介護が必要なのに、十分なケアが受けられない人が増えている。

  事態を重視した在留邦人らは、日本から専門家を招いて老後について学ぶ機会を設けるなど対策に乗り出した。
9月にニューヨークで16日間にわたって開かれた「シニアウイーク」。ニューヨーク日系人会の邦人・日系人高齢者問題協議会などの主催で、医療や介護、年金などをテーマにした約70の講座や相談会に、延べ1700人が参加した。

  認知症介護の専門家として招かれた大阪人間科学大教授で精神科医の松本一生さんは講演会で、日本の介護保険の仕組みなどについて話した。参加者からは「情報が豊富で、日本の状況が理解できた」との声が寄せられた。

 外務省の調査では、ニューヨークの在留邦人は約5万人(昨年10月現在)。在留届を出していない人を含めると、7万人いるとされる。
同協議会が2006年、50歳以上の邦人ら約2000人に行った調査では、1970〜80年代に仕事などで渡米した人が6割を占めた。こうした人たちが高齢期を迎え、介護が必要な人も増えているとみられる。

 「仕事で英語を使いこなしていたのに、認知症になったら日本語しか話せなくなった。どうしたらいいのか」――。在ニューヨーク総領事館の医務官吉田常孝さんは、高齢者の家族からこんな話をよく聞く。昨年夏に着任するまで、大阪府内の病院の「物忘れ外来」の医師だった吉田さんは、在留邦人の介護問題は「予想以上に深刻」という。

  「『老後は自己責任』という米国流の考えが浸透しているうえ、『日本のケアは米国以上に悲惨』という誤解も根強いため、帰国もできない。厳しい環境で介護をしている家族は多い」と話す。

米国には、日本の介護保険のような公的な仕組みはない。高齢者向けに「メディケア」など公的医療保険はあるものの、必要なサービスがすべて受けられるわけではない。また、民間の介護保険は保険料が高額なうえ、認知症が対象外だったり、適用期限があったりする。

 介護に関する知識を補うため、総領事館は、厚生労働省が認知症の理解者を増やす目的で進めている「認知症サポーター」の養成講座を開くことを検討している。』
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2009.09.29  ☆1位は日本 最下位は米 先進16カ国の医療制度評価
  29日夕、東京新聞→

  『【ニューヨーク=阿部伸哉】カナダの非営利調査機関「コンファレンス・ボード・オブ・カナダ」は二十八日、先進国の医療制度ランキングを発表し、日本は十六カ国中で一位に、米国は最下位となった。
医療保険制度改革の議論が進む米国で何かと引き合いに出されるカナダも十位と振るわなかった。

調査は二〇〇六年のデータに基づき、平均寿命やがん死亡率、乳幼児死亡率など十一項目で評価。「A」ランクは日本、スイス、イタリア、ノルウェーの四カ国。カナダは「B」、米国は英国、デンマークとともに最低の「D」だった。医療保険制度の財政状況は勘案されなかった。

国民皆保険制度がない米国では、隣国カナダの皆保険制度が批判、称賛の両面でたびたび比較対象になる。調査でカナダは米国より上位だったものの、急を要さない治療では長期間待たされる実態や、生活習慣病患者の多さなどが課題として指摘された。』
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2009.09.15  ☆【アセアニア経済】医療ツアーの競争激化
  15日、産経新聞→

『自国で受けるよりも高度の治療や特別な手術を望む人たちを対象にする医療ツアービジネスが、東南アジア地域で新たな展開を見せ始めた。同ビジネスに積極的なシンガポールの病院グループは、自国での外国人客の取り込みだけでなく、最新装置を備えた病院をインドや中国などに建設し、現地での顧客獲得を狙う。一方、欧米からの医療ツアーの目的地として人気が高いタイでは、超高級ホテル並みの施設を用意、ロシアやカザフスタン、中東などの高所得者層の取り込みに力を入れる・・・』

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2009.09.09  ☆「タミフル予防投与避けて」 米機関、耐性ウイルス考慮
  9日昼、朝日新聞→

『【ワシントン=勝田敏彦】米疾病対策センター(CDC)は8日、新型の豚インフルエンザに関する医療関係者向け新指針を発表した。薬剤耐性を持つ新型ウイルスが見つかっていることを考慮し、発症を抑えるための抗ウイルス薬タミフルやリレンザの予防投与は避けるよう求めた。

さらに、タミフルやリレンザの投与は、入院が必要なほど症状が悪い人や5歳未満の子ども、65歳以上の高齢者や妊婦らリスクが高い患者には勧められるとした。投与は発症から48時間以内が効果的で、場合によっては新型インフル感染が検査で確定する前でも投与するべきだと指摘した。


日本では国の運用指針で、患者と濃厚に接触して感染が疑われる家族などのうち、発症した場合に重症化するリスクが高い人に対して、タミフルなどの予防投与を医師の判断で行うとしている。リスクが高い人は、重い持病を持つ人や妊婦、幼児、高齢者ら。』
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2009.09.08  ☆日本の医療保険制度紹介=低コスト評価、持続性は疑問-米紙
  8日朝、時事通信→

『【ワシントン時事】7日付の米紙ワシントン・ポストは、オバマ大統領が目指す医療保険改革の是非をめぐって世論が過熱していることを踏まえ、日本の医療保険制度を特集し、米国と対比した。受診できる機会が国民に平等に確保され、米国より低コストで運営されていると日本の利点を挙げる一方、高齢化社会を迎え、日本が現行制度を持続できるか疑問視している。

同紙は1面などに東京発の記事を掲載。日本の医療費は、診療報酬改定などにより抑制されていると指摘した。また、管理型医療が進む米国では、受診できる医療機関が指定されるケースが多いが、日本では患者が自由に医師を選べ、日本人が1年間に医師に掛かる頻度は米国人の4倍以上、入院期間も米国の4倍としている。

一方、気軽に受診できる日本の医療制度の弊害として、長時間の診察待ち時間と短い診察時間、産婦人科勤務医らの過酷な長時間労働や救急医療の専門家不足などを挙げた。』
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2009.08.27  ☆新型インフル:死者でブラジルが世界最多に 1割超が妊婦
  27日午前、毎日新聞(共同)→

『南米ブラジル保健省は26日、同国の新型インフルエンザ感染死者が計557人となり、米国(522人)を抜いて世界最多となったと発表した。感染確認も5206人に上り、冬季にある南半球での急激な感染拡大をあらためて裏付けた。

 22日時点の調査で、感染が確認された患者のうち480人が妊婦で、うち死者は死者全体の1割を超える58人。妊婦は、慢性疾患のある患者と並んで重症化リスクが高いことが示されており、日本国内で高まっているワクチン接種の優先順位をめぐる議論にも影響を与えそうだ。
同省は「調査中のケースがあり(増加の)傾向が終わったとは結論付けられない」と述べ、なお感染流行に警戒を呼び掛けている。

 地域別では、サンパウロ州が223人、南部パラナ州151人、感染が広がるアルゼンチンと国境を接する最南端のリオグランデドスル州98人、リオデジャネイロ州が55人など。』
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2009.08.26  ☆喫煙で年600万人死亡 米がん学会が報告書
  26日午前、共同通信→

『喫煙が原因と考えられるがんや心臓病などによって死亡する人は、世界で年間約600万人に達し、その数はさらに増える見通しであるとの報告書を米がん学会などが25日まとめた。

報告書によると、喫煙はがんや心臓病、呼吸器疾患などさまざまな病気の原因となり、喫煙する人はしない人に比べて平均で15年早く死亡する。たばこを吸わない人も受動喫煙によって、毎年20万人が死亡しているとした。

米国や日本など先進国の喫煙率は減少しているが、中国を中心に発展途上国の喫煙人口は年々増加。試算では、2010年に喫煙が原因で死亡する人は、年間死者数の約10分の1に当たる約600万人となり、医療費や若い労働者が喫煙で死ぬことなどに伴う経済損失は約5千億ドル(約47兆円)に達する。』
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2009.08.09  ☆簡易検査は信頼性不十分 新型インフルで米調査
  7日午前、共同通信→

『【ワシントン共同】インフルエンザの感染の有無を見極めるために広く用いられている簡易検査は、H1N1型の新型インフルエンザ患者を見落とす可能性が高いとの調査報告を米疾病対策センター(CDC)が6日、まとめた。

CDCは、簡易検査で陰性でも、感染していないと確認されたわけではないとしており、より精度の高い検査法の開発が課題となりそうだ。
CDCは4〜5月に集めた新型や季節性のインフルエンザ患者ののどの粘膜など65の検体を用いて、米国で使われている3種類の簡易検査キットの有効性を調査。実際には新型に感染していてもキットで陽性と判定される可能性は40〜69%と低いことが分かった。季節性インフルエンザの場合は、80%以上と高い割合で陽性と判定された。

新型インフルエンザの確定診断には通常、詳細(PCR)検査をする必要がある。だが、可能な施設が少ない上、検査に時間がかかるため、感染の疑いを早期に見極めるのに、簡易検査キットが使われる。今回の調査対象のキットが日本で用いられているかは不明だが、抗体反応を利用する同様の仕組みのキットが日本を含め世界各地で用いられている。』
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2009.08.09  ☆新型インフルワクチン、初出荷へ アメリカ
  7日、讀賣新聞→

『米製薬大手バクスター・インターナショナルインクは6日、新型インフルエンザ用ワクチンの初回製造を7月末に完了し、出荷準備に入ったと発表した。

新型用ワクチンの出荷は世界初。同社は、英国など5か国と供給契約を結んでおり、初回出荷分は契約国に納品される。日本へ輸出する予定はない。

同社は、ワクチン製造に鶏卵を使わないため、通常なら半年かかる製造期間が約3か月で済むという。

国内では4企業が来年2月末までに3000万人分(1人2回接種)を製造する。出荷開始は10月になる見通し。舛添厚生労働相は約2000万人分を輸入する方針も示している。』
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2009.08.02  ☆新型インフル、漢方薬だけで治療 各種症状が改善
  31日、日経産業新聞→

  『中国南部の広州市にある広東省中医院が2人の新型インフルエンザ感染者に対し、西洋薬を一切使わずに漢方薬だけを使用した治療法を進めた結果、発熱やせき、のどの痛みといった各種の症状が著しく改善されたという。中国国営の新華社通信など複数の現地メディアが報じた。

市内に住む26歳の男性会社員が6月中旬に感染者と確認され、同医院の隔離病棟に入院、漢方の理論に基づいた治療を施した。「小柴胡」と呼ぶ有名な漢方薬を1日3回、服用すると同時に、発汗作用のある漢方薬を入れたお湯に足を浸す治療法などを継続。すると、3日後には正常な体温に戻り、倦怠(けんたい)感が残る以外はインフルエンザ症状が消えた。(広州=阿部将樹)』
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2009.07.30  ☆シリーズ介護:報酬魅力、家族が同居 韓国の制度、施行1年
  30日、毎日新聞→

『韓国で昨年7月、日本の介護保険制度にあたる「老人長期療養保険制度」が始まってから1年が経過した。韓国の高齢化率はまだ10%程度だが、世界で最も早く少子高齢化が進んでいると言われ、家族による介護が難しくなっている状況は日本と似ている。現地を訪ね、現状と課題を探った。【有田浩子】

◇ヘルパー資格取得が条件/20歳から保険料徴収
ソウル市内にある真新しい10階建てのビルの中に「デミョン療養センター」はある。日本の特別養護老人ホームにあたり、昨年7月にオープンしたばかりだ。45年前から医院を経営していたが、介護分野への参入を決めて建て直した。6〜9階部分で、介護が必要な高齢者98人が暮らしている。医院のスタッフが毎日回診するなど手厚いサービスが売り物だ。
エレベーターを降りると、車椅子に乗った女性たちが職員のかけ声で、ボールを頭の上に上げたり胸の前に出したりしていた。

チョン・アンモーさん(71)はソウル市内で娘と2人暮らしをしていたが、糖尿病と認知症の症状があり半年前ここに移った。韓国の要介護度は3段階で、チョンさんは真ん中の認定だ。「時間に関係なくいつでも面倒をみてくれる。自宅にいるより楽でいい」と話す。

自己負担額は生活保護などの低所得者を除き費用の2割。施設入所の場合、月額50万〜60万ウォン(約3万9000〜4万7000円)が必要だ。介護施設は急激に増えているが、介護保険からの支出増につながるため、「いかに在宅へ誘導するかが課題」(朴正培・保健福祉家族省療養保険制度課長)という。
介護サービスの柱は施設と在宅(自己負担15%)の二つだが、日本にはない家族介護への現金給付(家族療養費、月15万ウォン=約1万2000円)も導入されている。ただ、受け取っているのはへき地に住みサービスが受けられない場合などごくわずかという。

広く利用されているのは、療養保護士(ヘルパー)の国家資格を取り、介護事業所に所属する形で家族を介護する方法だ。在宅サービスの一つで、家族に要介護認定を受けた高齢者がいる場合に限られるが1日90分(約1700円)を上限に報酬が受け取れる。
必ずしも家族介護への支援を意図したものではないというが、受け取る額が多いため「要介護家族との同居が増えている」という。

不正のチェックは、唯一の保険者である韓国国民健康保険公団の担当だ。日本の介護保険に詳しく、韓国の制度創設にもかかわった金道勲・健保公団釜山沙下支社部長は「同居家族サービスにも(不正などの)問題があるのは事実だが、改善策を検討している」と話す。
40歳以上から保険料を徴収している日本と異なり、韓国では20歳以上の保険加入者すべてが保険料を負担する。国民はどう受け止めているのだろうか。
ソウル駅の売店でアルバイトしている女子大学生のハン・ソンヨンさん(20)は「高校、大学で新しい制度を勉強しました。いいことだと思います」と話すが、両親と同居のため、「いくら払っているかは分からない。友達との間でも話題にならない」と実感は乏しい。

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韓国では、医療保険の健康保険料とあわせて介護保険料が引かれ、全国統一の料率になっている。利用者が少ないこともあり、09年の介護保険料は日本円にして平均月約330円、10年も同約450円と低く、大きな反発はないようだ。韓国の介護保険制度に詳しい増田雅暢・上智大教授は「小さく生んで大きく育てるのが韓国流。高齢化が進み、介護保険財政が膨らんできたときに国民の理解が得られるかがカギだろう」と指摘する。

◇ケアマネ不在、強制力ないプラン
韓国では、日本が介護保険制度をスタートした00年、当時の金大中(キムデジュン)政権の下で制度の検討が始まった。
介護サービスを受ける前提となる要介護認定の仕組みは日本と似ているが、中重度にしぼった3段階(10年から4段階に移行)になっている。今年4月末までの申請は約45万3000人で、25万1000人が認定されている。認定数は65歳以上の約5%にあたる。

  公費の割合は日本が国・地方あわせて約5割なのに対し、韓国は2割。残りは保険料と利用料(自己負担)で賄われる。日本と大きく異なるのはケアマネジャーがいないこと。要介護認定の結果に基づき健保公団の職員が標準的なケアプランを作成するためだ。職員1人で100人以上を担当するため、「ニーズの把握が不十分」との指摘もある。公団作成のケアプランは強制ではないため、介護事業者が寝たきりの高齢者宅に使わない車椅子をレンタルするなど不正な利用も多く、国会にプランを強制する法案が提出されている。』
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2009.07.23  ☆「食事も自転車運転もできる」 両腕移植のドイツの男性
  23日、ロイター=共同通信→

『昨年7月、世界で初めて両腕全体の移植手術を受けたドイツの男性(55)が22日、同国で記者会見し「食事もできるし、自転車にも乗れる」と両腕を動かし、喜びを語った。医師団の予想を上回る回復ぶりという。AP通信などが伝えた。

男性は農業のカール・メルクさんで、2002年に農機具を操作中、左右の上腕部から先を切断した。血液型や腕の長さが合うドナーを探し、ドイツの大学病院で死亡男性の両腕を移植する15時間もの手術を受けた。

メルクさんは手術後もリハビリを続け、この日は両腕を上げたり、背中に回したりして回復ぶりをアピール。重い拒絶反応に襲われた時期もあったが薬で抑え、今では一部の指も動くようになったという。』
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2009.07.13  ☆韓国、先進国で最高齢化 2050年予測、65歳以上38%に
  13日、日本経済新聞→

『【ソウル=島谷英明】韓国で人口全体に占める65歳以上の高齢者の割合が2050年に38.2%に達する見込みだ。世界最低水準の出生率が響き、高齢化では日本を抜いて経済協力開発機構(OECD)加盟の先進国のなかで首位になる。急速な高齢化は韓国経済にも影響を与えそうだ。

韓国統計庁の予測によると、韓国の人口は18年から減少に転じ、50年には4234万人と09年比で641万人減る。05〜10年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)が1.13と、先進国平均の1.64を大きく下回るためだ。

50年にはほぼ5人に2人が65歳以上となり、09年の国連人口推計と比べると日本、イタリアなど欧州各国を上回る。韓国では10年時点の65歳以上の人口比率は11%と、日本のほぼ半分の水準だが、その後は一気に高齢化が進行する。』
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2009.07.13  ☆EUで高齢化、2060年予測で65歳以上3割に
  13日、日本経済新聞→
  
『【ブリュッセル=瀬能繁】人口約5億人の欧州連合(EU)でも高齢化が進んでいる。欧州委員会の推計によると、65歳以上の高齢者が人口に占める比率は2007年の17%から60年には30%まで上昇する。高齢者1人を支えるのに必要な生産年齢人口の数は現在の4人から2人に低下。加盟27カ国全体の国内総生産(GDP)に占める年金や医療、介護といった財政支出の割合は60年には約28%に上昇するとみられる。』
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2009.06.22  ☆中国、ワクチン生産に国内初成功 新型インフル
  22日夜、共同通信→

『【北京22日共同】新華社電などによると、中国の大手医薬品メーカー、華蘭生物(河南省)は22日、新型インフルエンザのワクチン生産に国内で初めて成功したと発表した。7月から臨床試験を実施して有効性を確認し、9月にも接種が始まる見通し。中国本土ではこれまで、400人以上の感染が確認されている。

日本では厚生労働省が19日、ワクチン製造を7月中旬から始めると発表している。』
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 2009.06.21 ☆世界最低水準の1・19 出生率低迷に悩む韓国
  20日、産経新聞→

『韓国政府が、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供数の推定値)の低迷に頭を悩ませている。韓国統計庁によると、2008年の出生率は世界最低水準の1・19。李明博大統領は「最優先の国政課題」として少子化対策に乗り出したが、足かせとなる高額な教育費などの問題の解決法は見つかっていない・・・』

続きは こちら
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2009.06.14  ☆薬買い取りビジネス横行 中国、医療格差が背景
  13日、産経新聞(共同通信)→

『医療費の高騰が社会問題化している中国で、高価な処方薬の違法売買がビジネスとしてまん延している。医療保険で安く買える退職公務員らが、多めに買った薬を売って小銭を稼ぎ、買い取り業者は、医薬品不足の農村部に薬を割安で供給してもうける。都市と農村の貧富の格差や医療保険制度の整備の遅れが背景にある。

北京市内の病院の周りには「収薬(薬買い取ります)」との札を立てた業者が目につく。安貞病院前で札を立てていた男性は「高血圧や糖尿病、心臓病など高額な治療薬は定価の5割で買い取る」と話す。「売りに来るのは、余った薬を使わない老人」と説明した。

薬の買い取りは違法行為だが、男性は駐車中の警察車両の隣で堂々と営業中で、「収薬」は事実上、野放しだ。』
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2009.05.11  ☆医療費10年で200兆円削減へ=米
  11日夕、時事通信→

『【ワシントン11日時事】オバマ米大統領は11日、民間と協力して医療費を今後10年間で2兆ドル(約200兆円)削減する方針を表明する。大統領は医療、製薬、保険の各業界の代表らとホワイトハウスで会い、この方針を確認する。

大統領は選挙戦で公約した国民皆保険の実現に向け、医療費を削減したい考え。医療費の伸びを年に1.5%カットし、4人家族で年間2500ドル(約25万円)を節約できるようにする。』
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 2009.05.10 ☆夜間頻尿が高齢者の死亡率の高さに関連-北日本都市部での研究
  5月1日、日経NET→

『夜間に2回以上トイレに起きる高齢者は死亡率が高いことが日本の研究で示され、米シカゴで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表された。夜間の排尿そのものではなく、睡眠の中断などの因子が死亡に関与している可能性もあるが、いずれにせよ「夜間頻尿とその原因について評価、治療することの必要性が改めて示された」と、米イースタンバージニア医科大学(バージニア州)助教授のRobert Vorona博士は述べている。

高齢になると、睡眠中の尿意がよくみられるようになる。報告を行った東北大学病院(医科診療部門)泌尿器科の中川晴夫博士らによると、この症状には心疾患、糖尿病、睡眠時無呼吸、腎疾患、下部尿路障害および睡眠障害など、さまざまな健康問題が絡んでいる可能性があるという。

今回の研究では、北日本の都市部に住む70歳以上の788人(女性429人、男性359人)を対象に2003年に面接を実施し、その後3年間の被験者の医療記録を調べた。その結果、夜間に平均2回以上排尿のある人は、1回以下の人に比べて3年間の死亡率が2.7倍であることが判明。この数値は、糖尿病、高血圧およびアルコール摂取などのいくつかの因子の影響を考慮して統計学的に調整した後のもの。

「夜間頻尿は加齢だけの問題とは限らない。重篤な疾患が関与していることもあるので、患者はその原因を医師と話し合うべきだ」と、AUAのAnthony Y. Smith博士は述べている。しかし、夜間頻尿と死亡率の高さとの正確な関係は明らかにされていない。2006年に実施されたある研究では、心疾患と夜間頻尿のある人は心疾患だけの人よりも死亡率が高いことが示されているという。別の研究では、夜間頻尿と転倒、股関節骨折との関連が示されている。「夜間頻尿のある患者はよく眠ることができず、日中の注意力が低下するため、事故のリスクも高い」と同氏は説明している。』
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2009.04.30  ☆WHO警戒水準「6」引き上げも 新型インフル感染12カ国に(続報)
  30日夕、共同通信→

『【ジュネーブ30日共同】世界保健機関(WHO)は新型インフルエンザ感染拡大の警戒水準(フェーズ)を「4」から「5」に引き上げたが、30日にはスイスでも感染が確認され、感染確認は少なくとも12カ国に増加、世界的大流行(パンデミック)の正式認定を意味する「6」への引き上げも現実味を帯びてきた。

WHOは米国などの保健当局や製薬業界と連携し、新型インフルに有効なワクチン開発に欠かせない、ウイルスの遺伝子構造の全容解明などに全力を挙げる。大流行に対し「歴史上最も備えができている」(チャンWHO事務局長)とされる世界の対応力が試される。

感染が確認されたのは、死者が多数出ているメキシコをはじめ、北米、中南米、欧州、中東、オセアニアにまたがる。感染の疑い例はアジア、アフリカも含め20カ国で見つかった。

WHOの警戒水準の定義では、「5」と「6」の間には感染の地理的な拡大以外にほとんど違いはない。「5」への引き上げの理由は、メキシコの隣国である米国で、人から人への感染拡大と一部感染者の症状が比較的重かったことが確認されたことだ。米国では29日、首都圏で初めて疑い例が報告された。』
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2009.04.29  ☆豚インフル 米で初の死者(続報)
  29日21時、NHK→

『アメリカのCDC=疾病対策センターによりますと、アメリカで豚インフルエンザの患者1人が死亡しました。メキシコ以外で豚インフルエンザの患者の死亡が確認されたのは、初めてです。

これは、CDCが日本時間の29日夜、NHKの取材に対して明らかにしたもので、死亡したのは、テキサス州の1歳11か月の子どもだということです。アメリカでは、6つの州のあわせて68人が豚インフルエンザに感染したことが確認されていましたが、死者が出たのはこれが初めてです。CDCのベッサー所長代行は日本時間の29日未明に開いた記者会見で、テキサス州などであわせて5人が入院して治療を受けていることを明らかにしたうえで、「今回の一連の感染によって死者が出ることになりそうだ」と述べ、アメリカ国内でも豚インフルエンザによる死者が出る可能性について言及し、アメリカでの感染状況がより深刻化しているという認識を示していました。

一方、WHO=世界保健機関は、日本時間の29日夜、アメリカを含む各国の専門家による緊急の電話会議を開いて、豚インフルエンザの感染の広がりや人体への影響、それに治療法などについて科学的な側面からの検討を行っています。』

※独などでも確認され、感染確認国は9に。(ぶるま)
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 2009.04.29  ☆NYで感染の疑い数百人 新型インフル、死者の可能性懸念(続報)
  29日夜、共同通信→

『【ワシントン29日共同】メキシコを中心とする新型インフルエンザ感染で、米疾病対策センター(CDC)は28日、ニューヨークで数百人が感染の疑いがある症状を訴えたと発表した。全米では感染確認が66人に増え、ナポリターノ国土安全保障長官は「何人かの死者が発生するだろう」と懸念を表明した。感染確認は新たにドイツとコスタリカであり、9カ国に増加。世界保健機関(WHO)の委員は警戒水準再引き上げの可能性を指摘した。メキシコの患者は約2500人となった。

CDCや各地の州政府によると、米国で感染が確認ないし疑われる患者で入院したのは7人となった。ニューヨーク市では、これまでに感染が確認されたクイーンズ地区の私立高校関係者以外に感染が拡大。ブルームバーグ市長は全員が回復したか、快方に向かっているとした。

ニューヨーク市に次いで感染者が多いカリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は、州独自に「緊急事態宣言」を出し、きめ細かく対応に当たると述べた。オバマ大統領は緊急対策費として、議会に15億ドル(約1450億円)の支出を要請した。

WHO緊急委員会の委員を務める国立感染症研究所の田代真人インフルエンザウイルス研究センター長は、北米以外の地域で人から人への2次感染が明確になれば、警戒水準が現在の「4」から、さらに「5」に引き上げられる根拠になるとの認識を示した。』
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☆メキシコ“感染の疑い増加”2,500人 豚インフル(続報)
  29日夜、NHK→

『メキシコ政府は28日、豚インフルエンザウイルスに感染した疑いのある人の数が2500人近くに増え、1300人余りが入院中であることを明らかにしました。

これは、メキシコのコルドバ保健相が28日、日本時間の29日昼前、記者会見で明らかにしたもので、豚インフルエンザウイルスに感染した疑いのある人の数は2498人に上り、前日の発表から500人以上増えました。ただ、感染が実際に確認されたのは26人にとどまっています。

また、感染した疑いがある人のうち159人が死亡しました。症状を訴えて入院中の人は現在、1311人いますが、この数日間は減る傾向にあるということです。こうした事態を受けて、メキシコ政府は、新たに感染の疑いがあるかどうかが簡単にわかる検査方法を全国の病院に導入しており、症状を訴える人への対応を速やかに行うことで感染の広がりを食い止めたいとしています。

一方、インフルエンザの感染を防ぐため、メキシコ市当局が市内の飲食店の営業を原則停止する措置を取ったのに続き、メキシコ政府も、巨大なピラミッドで知られる古代の都市遺跡「テオティワカン」など、全国の遺跡を当面閉鎖することを決め、今回の事態で観光が打撃を受けることも懸念されています。』
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☆豚インフルの感染・疑い、23か国・地域に(続報)
  29日、讀賣新聞→

『【ジュネーブ=金子亨】ニュージーランド政府は28日、11人の豚インフルエンザ感染者を確認したことを明らかにした。

イスラエルでも同日、感染者2人が確認され、感染者発生が確定した国はメキシコ、米国、カナダ、スペイン、英国とともに計7か国になった。感染の疑いがある人も含めると計23か国・地域に広がった。
メキシコでは27日、豚インフルエンザが原因と見られる死者は152人に達し、疑い例を含めた感染者は1995人に上った。AFP通信によると、28日、米国の感染者は64人となり、スペインでは2人目の感染が確認された。

世界保健機関(WHO)のケイジ・フクダ事務局長補代理は28日、記者会見を行い、豚インフルエンザによる死者がメキシコに集中していることが謎となっている問題に関し、「説明は見あたらない」と述べた。』
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☆豚インフル、警戒レベルをフェーズ4に引き上げ WHO(続報)
  28日早朝、朝日新聞→

  『【ジュネーブ=南島信也】豚インフルエンザが世界各地で拡大している事態を受け、世界保健機関(WHO)は27日夕、2度目の緊急委員会を開き、警戒レベルを現在のフェーズ3から4に引き上げることを決めた。スペインと英国で同日、欧州初の感染例が確認されるなど、感染がメキシコ、米国、カナダ以外にも急速に拡大する様相を呈していることから、感染拡大を防ぐために早急な対策が必要と判断した模様だ。

ただ、WHOのケイジ・フクダ事務局長補は「各国に対して国境の閉鎖や渡航の制限は勧告しない」と述べた。
従来のフェーズ3は「動物から人への感染」「人から人への感染は限定的」だったが、「人から人への感染が増加」を示すフェーズ4に引き上げられたことで、フェーズ6(世界大流行=パンデミック)に至る流れを食い止めるための措置が各国で検討されることになる。人の移動や経済活動には大きな影響が出そうだ。 』
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2009.04.27  ☆豚インフル、米が緊急事態宣言…感染3国、疑い7国(続報)
  27日午後、讀賣新聞→

『【ワシントン=山田哲朗、リオデジャネイロ=小寺以作】豚インフルエンザ感染の世界的拡大を受けて、米政府は26日、「公衆衛生に関する緊急事態」を宣言した。米国では新たにオハイオ州で感染が確認され、感染者は累計で5州20人となった。

被害が最も深刻な発生国メキシコでは、豚インフルエンザが疑われる死者は103人に達し、このうち22人の感染が確認された。同国は引き続き非常事態を発令している。カナダの保健当局も同日、6人の感染を確認。この結果、感染者を出したのは計3か国となった。このほか、英国、コロンビア、ブラジルなど7か国で感染の疑いが浮上している。

メキシコ 死者103人
米政府の緊急事態は、ナポリターノ国土安全保障長官がホワイトハウスで宣言した。これにより、連邦政府が州、地方自治体の関連機関を統轄し、全米で柔軟に緊急事態に対処できるようになる。例えば、米食品医薬品局(FDA)には通常の手続きを踏まずに薬品や医療機器を使用する権限が与えられ、検査のため研究施設を優先使用できる。

具体的には、インフルエンザ流行に備えて米政府が備蓄していた抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザ合計5000万人分の4分の1を、メキシコと国境を接し、感染者を出したカリフォルニア、テキサス州などを中心に配布する。国防総省は、700万人分のタミフルを調達する。
この宣言は、ハリケーンなど自然災害でしばしば出されるが、今回のように感染症で出るのは珍しい。

米政府は、「病気の症状がある人は外出せず、公共機関利用も控えてほしい」と呼びかけた。メキシコへの渡航禁止措置は取らないが自粛は要請している。在メキシコの米国大使館は26日、メキシコ人や、日本人を含む外国人に対する米国行きのビザ発給を最長1週間延期すると発表した。今週、発給するはずだった約5100人が対象となる。
メキシコのコルドバ保健相は26日、感染が疑われる死者は103人に達し、疑いによりこれまで入院した1614人のうち約400人が入院中と明らかにした。

米疾病対策センター(CDC)の幹部は26日の記者会見で、「感染者の報告はまだ増えると見られるが、季節性のインフルエンザでも豚インフルエンザでも、ワクチン製造には何か月もかかる」と述べた。
メキシコからの便 機内で検疫

豚インフルエンザの水際対策を強化するため、厚生労働省は27日、メキシコから国内に到着する航空便に対し、機内で乗員・乗客全員への検疫を行うことを決めた。

メキシコから国内への航空便は、メキシコ市から北部のティファナ経由で成田に到着するアエロメヒコ便と、やはりメキシコ市からカナダ・バンクーバー経由で成田に到着する日本航空便で、水曜日と土曜日に週計4便が到着する。既に25日の便から、到着ゲート前などでサーモグラフィーを使った体温測定を行っているが、同省は、さらに入念なチェックが必要と判断、29日早朝の到着便からの機内検疫実施を決めた。

到着後、医師や看護師らが機内に入り、携帯型のサーモグラフィーで全員の体温を測定。体温が高い人には検疫所で詳細な診断を行う。また、機内では日本の領土内に入った段階で、名前や住所、連絡先、体調などに関する質問票に記入してもらう。』
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 2009.04.26  ☆【豚インフル】ニュージーランドでも感染疑い 緊急事態と認定 (続報)
  26日夜、産経新聞→

『世界保健機関(WHO)は25日夜、メキシコ、米両国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受けて同日開いた初の緊急委員会の結果、「国際的に懸念される公衆保健上の緊急事態」と認定したとするチャン事務局長の声明を発表した。メキシコ政府は25日、感染が疑われる死者が81人になったと明らかにした。米国でも新たな感染者が確認されたほか、メキシコから帰国したニュージーランドの高校生十人に感染の疑いがあることが判明。メキシコ、米両国に加え、世界の他地域への感染拡大の懸念が強まった。

 一方、WHOは人から人への感染を認めたものの、新型インフルエンザ認定につながる警戒水準の引き上げの是非については「さらに情報が必要だ」とし、決定を先送りした。

 麻生太郎首相は26日、伊藤哲朗内閣危機管理監に、水際対策を徹底するよう指示。国際機関との緊密な連携や国民への的確な情報提供を求めた。全閣僚出席による対策会議を27日開く。
WHO報道官は緊急事態との認定について「状況が深刻であるとの強いメッセージだ」と指摘。引き続き各国に国内外での監視の続行を求めた。

 26日は緊急委員会の開催は予定されていないが、「数日後にあらためて開催する」とし、27日以降に警戒水準の引き上げに踏み切る可能性に含みを残した。

 「緊急事態」は、発生した問題について(1)保健上の影響が深刻か(2)異常で予期しない事態か(3)国際的に拡大するリスクがあるか(4)交通や貿易の制限に至るリスクがあるか-の4点を点検した上で認定される。
WHOのチャン事務局長は緊急委員会直前の電話による記者会見で、今回の豚インフルエンザ問題が「新型インフルエンザの大流行につながる可能性を秘めている」との見方を示していた。

一方、米ニューヨーク市の保健当局者は25日、同市の私立高校で生徒100人以上がインフルエンザに似た症状を発症、うち8人から豚インフルエンザの疑いが強いA型インフルエンザウイルスを検出したと発表した。全員症状は軽いという。
メキシコで感染が疑われる患者は1324人で、死者のうち20人の感染が確認された。米国での感染者は11人。』
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2009.04.26 ☆“国際的に懸念される事態” 豚インフルでWHO(続報)
  26日朝、NHK→

『メキシコとアメリカで豚インフルエンザのヒトへの感染が相次いでいることについて、WHO・世界保健機関は、各国の専門家による「緊急委員会」を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」という認識を示しました。その一方でWHOは、世界的な流行を引き起こすかどうかについては現時点で断定できないとして、引き続き情報収集にあたる方針を示しています。

メキシコでは、豚インフルエンザの感染が疑われる人が1000人を越え、このうち68人が死亡したほか、アメリカでも8人の感染が確認され、ヒトからヒトに感染した疑いが強まっています。こうした事態を受け、WHOは25日、日本時間の25日午後11時すぎからおよそ3時間、各国の専門家による「緊急委員会」を初めて開き、対応を協議しました。委員会は協議後、声明を発表し、今回の事態について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態だ」として、現状は深刻だという認識を示しました。そのうえで声明では、インフルエンザの疑いがある症状や深刻な肺炎が、通常と異なる規模で発生しないかどうか、すべての国が監視を強めるよう呼びかけています。

また、6段階の警戒レベルを、現在の「フェーズ3」から、引き上げるかどうかについてはさらなる情報が必要だとして、今回は見送っています。WHOのマーガレット・チャン事務局長は、「緊急委員会」に先立って記者会見を行い、今回のインフルエンザが世界的な流行を引き起こすかどうかについては、「潜在的な可能性はあるが、現時点で十分な情報がなく断定できない」として、引き続き情報収集にあたる方針を示しています。』
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☆WHO事務局長、豚インフル「極めて深刻な状況」(続報)
  26日、讀賣新聞→

『【ジュネーブ=金子亨】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は25日午後、電話回線を通じて記者会見し、メキシコや米国で多数の感染者が出ている豚インフルエンザについて、「事態は急速に進んでおり、極めて深刻な状況」との認識を示した。

世界的大流行への懸念については「潜在的可能性はある」としながらも、「(メキシコと米国以外の)他地域への感染拡大は見られない。まだ十分な検証がなされていない」として断定を避けた。チャン氏は「あと数日かけないと、全体像は把握できないだろう」と述べた。

WHOでは、25日午後4時(日本時間25日午後11時)から日米など各国の専門家による緊急委員会を開き、対応策の検討に入った。WHOとして、どのような勧告を加盟国に出すかを討議する。勧告の選択肢としては、渡航自粛やインフルエンザワクチンの増産なども想定されるが、慎重に検討することになりそうだ。

チャン氏は、今回のインフルエンザが、<1>通常の流行時期ではない4月に発生している<2>インフルエンザに弱い若年層や高齢者ではなく、青年・壮年層に感染者が出ている――の2点に、特に強い懸念を示した。
世界保健機関(WHO)は25日、新型インフルエンザ流行の危険度を引き上げるかどうかの検討に入った。危険度は6段階(フェーズ)で、現在は危険性が低い方から3番目の「フェーズ3」だ。人と人の間で感染したことを意味する「フェーズ4」以上に引き上げられた場合、政府は麻生首相を本部長とする対策本部を設置する。

そして、航空便の到着空港を成田などに限定して検疫職員を重点配備する。発生国からの客船の入国も3港に絞り、発症が疑われる入国者は隔離する。航空会社に運航自粛を要請するほか、在外公館ではビザ発給の基準を厳格化し、入国を制限する。外務省によると、米国とメキシコにはそれぞれ約37万5000人、約5800人の邦人がいる。政府は邦人の早期帰国に向けた政府専用機の使用も検討する方針だ。』
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☆豚インフル WHO緊急会合へ(海外)
  25日午後、NHK→

『メキシコとアメリカで、本来、豚に感染する豚インフルエンザのウイルスが、相次いでヒトに感染している問題で、WHO=世界保健機関は、日本時間の25日夜にも世界各国の専門家による緊急の会議を開き、新型インフルエンザの国際的な警戒レベルを上げる必要があるかどうかについても検討する見通しです。

この問題は、本来、豚に感染する豚インフルエンザウイルスの「H1N1」が、アメリカで相次いで8人に感染し、さらにメキシコではこのウイルスに感染した疑いのある患者が1000人に上って、このうち18人から同じH1N1のウイルスが検出されたものです。メキシコでは、感染の疑いのある患者のうち59人が死亡していることなどから、WHOでは、今後、感染者がさらに増えるおそれがあるとして、日本時間の25日夜にも国際保健規則に定められた専門家による緊急の会合を開くことを決めました。

この会議は、国際的に感染症が広がるおそれのある場合に開かれるもので、各国の専門家が参加し、国際的に対策を呼びかける必要があるかなどについても検討します。新型インフルエンザの国際的な危険度を示すWHOの警戒レベルは、現在、6段階のうち下から3番目の「フェーズ3」となっていますが、会議の参加メンバーの1人で、国立感染症研究所の田代眞人インフルエンザウイルス研究センター長によりますと、このレベルを4以上に上げるかどうかについても、検討される見通しだということです。

WHOが仮にフェーズを上げた場合、日本を含む各国とも検疫態勢の強化などの対策をとる動きが出てきます。これについて田代センター長は「WHOがフェーズを上げた場合、日本としても空港や港での水際対策などが必要になってくる」としており、国立感染症研究所のインフルエンザウイルス研究センターでは、アメリカのCDC=疾病対策センターにワクチン開発のために今回のウイルスの提供を依頼したということです。』
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☆豚インフル感染疑い1000人超 WHO緊急委開催へ(続報)
  25日午前、共同通信→

『【メキシコ市、ジュネーブ24日共同】メキシコ市を中心に豚インフルエンザの人への感染が多数判明したことについて、メキシコのコルドバ保健相は24日、国内で感染の疑いがある死者が68人、患者が1004人に達したことを明らかにした。死者のうち20人は感染が確認されたという。

豚インフルエンザの人への感染は米カリフォルニア州などでも確認されており、世界保健機関(WHO)は、感染状況の深刻度を評価するため、世界の専門家で構成する緊急委員会を25日に開く。

メキシコで死者が出た地域は、豚インフルエンザ感染が確認された20人のうち13人がメキシコ市。このほか北部のバハカリフォルニア州、中部サンルイスポトシ州、南部オアハカ州で発生、全国に拡散している。メキシコ政府は首都の学校の休校措置に加え、図書館や博物館、劇場などの閉鎖を決定。市民生活への影響が拡大した。

WHOは新型インフルエンザの大流行に備えて6段階に設定されている警戒水準を、現行の「3」から「4」へ引き上げることも検討しているもようだ。

米国ではカリフォルニア州とテキサス州で感染者が出ており、米疾病対策センター(CDC)は24日、感染例がカリフォルニア州でさらに1人確認され、計8人になったと発表。豚との接触がないことから、人から人への感染と断定した。米国内での警戒レベル引き上げや、メキシコへの旅行制限はしないとした。』
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☆米で豚インフルエンザに7人感染 「人から人」可能性も
  24日、朝日新聞→

『【ワシントン=勝田敏彦】米疾病対策センター(CDC)は23日、全米で豚インフルエンザに感染した患者が7人報告されたと発表した。患者は全員回復しているが、CDCは新型インフルエンザで恐れられている「人から人へ」の感染が起きた可能性があるとしている。

CDCによると、3月末にカリフォルニア州でまず10歳の男児と9歳の女児の感染が見つかった。豚と接触した形跡がなく、2人から分離されたウイルスは人、鳥、豚のそれぞれがかかるウイルスの遺伝子が混じったような未知の遺伝子をもっていた。このためCDCは、ウイルスが変化して人から人への感染が起きた可能性が高いとみている。

その後、テキサス州でも感染が見つかり、患者は計7人になった。CDC幹部は同日の会見で「患者は増えると考えられる」と述べた。
豚インフルエンザはウイルスの型が違うため、ふつう、人には感染しないが、豚と頻繁に接触すると感染することがある。ただ、豚インフルエンザウイルスの多くは弱毒で、人が感染しても、一般的に軽症ですむとされる。

新型インフルエンザは、鳥インフルエンザウイルスが変化することで、人から人へ感染する能力を獲得し、大流行する可能性があると心配されている。』
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 2009.04.20 ☆産科医不足、共通の悩み=11カ国・地域、確保策さまざま-日医
  20日夜、時事通信→

『産科医の不足や地域偏在問題を抱えているのは、欧米やアジアなど15の国・地域のうち11に上ることが、日本医師会の調査で20日までに分かった。日本と同様に訴訟の増加など、産科医を取り巻く環境が厳しくなっている実態が浮き彫りとなった。平均勤務時間は日本が最長だった。
調査は各国の状況を把握し、国内対策に役立てようと昨年17カ国・地域に依頼した。米国、カナダ、韓国、台湾、シンガポール、タイ、フランス、ドイツ、英国、フィンランド、デンマーク、アイスランド、イスラエル、ニュージーランドの医師会から回答があり、日本を含む15カ国・地域で分析した。

産科医が不足、もしくは地域的に偏在しているとしたのは11カ国・地域。このうち、日本とカナダ、イスラエル、ニュージーランドの4カ国は不足と偏在問題両方に直面していた。将来、両方の問題が生じると予測しているのは、10カ国・地域に上った。
何らかの対策を取っているのは12カ国・地域。内容は、研修医の数の管理(7カ国)、地方での人員確保のための財政支援(6カ国)、産科医総数のコントロール(5カ国)、外国人医師の採用(4カ国)など。』
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2009.04.11  ☆中国、医療保障対象外2億人超
  9日午後、日本経済新聞→

『【北京=高橋哲史】中国人事社会保障省の胡暁義次官は8日の記者会見で、医療制度改革に関連して「中国ではなお2億人以上の国民が基本的な医療保障制度でカバーされていない」ことを明らかにした。医療制度の不備に国民の不満は高まっており、共産党・政府は2011年までにすべての国民が基本的な医療保障を受けられるようにする目標を掲げ、制度の整備を急ぐ。

 中国政府は医療改革に09―11年の3年間に8500億元(約12兆円)を投じる計画。現在は年間1人当たり80元の保険料の政府補助を来年は120元に増やす。記者会見に同席した財政省の王軍次官は「8500億元の大部分は末端(の国民)に届くようにする」と述べ、地方政府など中間組織で資金が滞留しないよう監視を強める考えを強調した。』
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2009.04.11  ☆中国、手足口病の死者50人に 乳幼児ら11万人感染(海外)
  10日夜、共同通信→

『【北京10日共同】中国衛生省は10日、国内で乳幼児を中心に流行している手足口病の感染者数が今年1月からの累計で11万5618人に達し、うち50人が死亡したと発表した。重症の患者も773人おり、同省は「感染者は当面、増加が続く」と予測、警戒を強めるよう呼び掛けた。

 衛生省によると、5-7月に流行のピークを迎える見通し。北京の日本大使館も7日、乳幼児を持つ中国在住の日本人らに注意を促す通知を出している。

 感染者が多いのは東部の山東、河南、江蘇、安徽各省や南部の広西チワン族自治区、広東省などで、5歳以下の子供が約95%。10日付の中国紙、新京報によると、北京市でも4月5日までの1週間だけで、前週より70%以上増の788人の感染が報告された。』
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2009.03.30  ☆米介護施設で8人射殺、男拘束 最高98歳(海外)
 30日午前、共同通信→

『【ニューヨーク29日共同】米ノースカロライナ州カーシッジの介護施設で29日、男が銃を乱射し、AP通信によると、最高98歳の高齢者を含む8人が死亡、警官を含め数人が負傷した。警察は、殺人容疑でロバート・スチュワート容疑者(45)を拘束した。

スチュワート容疑者は同日午前10時ごろに施設に侵入し、入所者7人と看護師1人を射殺した。射殺された入所者は78-98歳のお年寄りだった。容疑者も拘束時に撃たれた。容疑者は施設とは特にかかわりがなく、犠牲者の関係者でもないという。

施設のベッド数は110で、アルツハイマー病の患者らも受け入れていた。

現場は、退職者ら約1800人が住む通常は静かで小さな町。有名なゴルフ場などが近くにある。』
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高齢者施設で銃乱射 8人死亡 米ノースカロライナ(海外)
  30日朝、産経新聞→

『【ニューヨーク=長戸雅子】米南部ノースカロライナ州の町カーセジで、29日午前10時(日本時間同日11時)ごろ、男が高齢者施設に押し入って銃を乱射した。地元警察によると、78〜98歳の入所者7人と看護師1人の少なくとも8人が死亡、警察官1人を含む3人が負傷した。容疑者の男も警官に撃たれて負傷したが、けがの程度は不明。

 男は同施設の入所者でも従業員でもなく、犠牲者との間に何らかの関係があったことを示す情報はないという。警察当局はなぜ男が施設を狙ったのかについて捜査を進めている。

 同施設のウェブサイトによると、施設は1993年に設立され、ベッド数は110床で、うち20床はアルツハイマー病患者向けだった。』
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2009.03.12  ☆家族が危ない:シリーズ介護・第2部/5止 女性の声が英国変えた
  12日、毎日新聞→

『◇新聞への投書契機、官民挙げて介護者支援
英国の首都・ロンドン中心部から列車で南へ約20分。真冬の朝、フォレスト・ヒル駅近くにある一軒家を記者が訪ねると、15人ほどの女性たちが紅茶やコーヒー、菓子が並ぶテーブルを囲んでいた。ロンドン南部のレイシャムで介護者を支援する市民団体「ケアラーズ・レイシャム」が定期的に開いている「コーヒー・モーニング」だ。

ケアラーズ・レイシャムは地方行政の支援を受け、介護者のさまざまなニーズに対応する活動を続けている。
コーヒー・モーニングは介護者が普段の悩みを気軽に話せる場だ。1人の女性が病気の娘を世話してきた経験を語り始めた。「私がどれだけ彼女を大事に思ってきたか……」。声が震え、涙が抑えられない。女性スタッフが「つらかったのね」とうなずき、女性の肩に手をかけた。
80歳の女性は脳卒中の後遺症がある兄を介護して10年になるという。独身の2人暮らし。「老老介護」の負担は重いが、「自分の時間が欲しくなると、ここに電話します。兄を預けられる所を探してくれるから、その日は外出して好きなことができるの」と、温かいカップを両手で包んだ。

英国ではこうした団体が各地で支援のネットワークを張り巡らせている。当事者の声を受け、政策提言する市民団体「ケアラーズUK」のエミリー・ホルツハウゼンさん(39)は「介護者は家族の介護を休んでしまうことに罪悪感を抱いてしまいがち。でも長く続けるには、きちんとした休息が必要」と話す。

そもそもの始まりは1963年、ある女性の新聞への投書だった。女性は両親の介護のため仕事を辞めざるを得ず、一家は貧困に陥った。投書は大きな反響を呼び、2年後にケアラーズUKの前身が設立された。政府に働きかけ低所得介護者への年金支払い猶予や、介護費用の所得税控除が実現した。さらに76年には介護者手当制度がスタート。一定の所得で週35時間以上介護する人に対し08年には週50・55ポンド(09年3月現在で約7300円)が支給されている。
95年以降は「介護3法」が順次制定された。介護負担で健康や生活が侵害されていないか。複数のチェック項目で介護者のリスクを判定し、「危機的状況」とされた人にはヘルパー派遣などのサービスも用意されている。

日本で介護殺人や心中が相次いでいることを告げると、ホルツハウゼンさんは「そこまで多くはないが、この国でも同じ悲劇はある」と言った。「でも支援があれば介護と仕事は折り合いを付けられる。英国では女性が立ち上がり、現状を変えた。まずは声を上げることです」
日本でも最近、介護者同士が悩みや情報を共有できる場として家族会の役割が期待されている。だが公的な支えは乏しく、当事者任せになりがちだ。

英国の介護制度に詳しい三富紀敬(みとみきよし)・静岡大教授は提言する。「介護者支援は米国やカナダなどにも広がり、今や世界標準といえる。欧州でも04年に『EUケアラーズ』が設立され、欧州委員会の資金援助を受けて活動している。家族がいかに気持ちよく介護を続けられるかを考え、日本の制度も見直す時期に来ている」【ロンドンで工藤哲】=おわり』
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2009.02.19  ☆「家族の最期、自宅でそばに」 仏、みとり休暇に手当
  19日、朝日新聞→

『 【パリ=飯竹恒一】余命わずかな家族がいる人を対象に、最大3週間の手当付き休暇を与える新制度がフランスで導入される見通しとなった。「家族の人生の終末期を自宅で寄り添って過ごしてもらう」のが目的だ。17日に関連法案が全会一致で国民議会(下院)を通過。近く上院で可決され、成立する運びだ。
仏にはすでに、死期が迫った家族に付き添うために最大6カ月間の休暇がとれる制度があるが、その間は無収入となるためあまり活用されなかった。

AFP通信などによると、新制度では、健康保険制度などを活用して1日当たり49ユーロ(約5800円)の手当が出るようにする。内縁関係の人も可能だという。

ただ、この手当は自宅で最期をみとる場合にしか適用されない。病院での付き添いを対象外にすることで、入院に伴う健康保険制度の負担を軽減し、同時に多くの仏国民が希望しているとされる「自宅での最期」を促すことを狙っている。』
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2009.02.16  ☆高齢者の転倒防止にWiiの効果を検証へ 英チーム
  15日夜、CNN→

『「Wii Fit」の健康効果についての研究が英国で進んでいる
ロンドン(CNN) 高齢者に多い転倒事故を防ぐため、任天堂のゲーム機「Wii(ウィー)」を使った平衡感覚の訓練を実施して効果を検証する研究に、英保健省の専門家らが取り組んでいる。Wiiはすでに高齢者施設などで、心身の健康維持に活用されている。

研究には、スコットランドのアバディーン大などが参加。70歳以上の高齢者が、板状のコントローラー「バランスWiiボード」に乗って体を動かすゲームソフト「Wii Fit(フィット)」を定期的に使用した場合、平衡感覚などが向上するかどうかを、今後4カ月間かけて調べる。

研究計画を立案した保健省のアリソン・スチュワート博士は、アバディーン大学で骨粗しょう症の研究に取り組んだ際、高齢者が転倒して骨折するケースがいかに多いかを実感。平衡感覚を向上させる訓練が必要だと考え、これを新たなテーマに選んだという。

同博士はCNNとのインタビューで、「平衡感覚の訓練に使われる専用の医療機器もあるが、高価すぎて研究費が足りなかった。Wiiにはこの機器とよく似た機能があり、価格も高くない。しかも、楽しんで続けられるというのは大きな長所だ」と説明。研究の成果に期待を示した。

Wiiの効用をめぐっては、オーストラリアのサザンクロス大で最近、パーキンソン病の患者ら7人を対象にした予備研究が実施された。ほぼ毎日Wiiを使い、筋力や体の動きに改善がみられるかどうかを調べた結果、「効果あり」と判定されている。同大では今後、対象をさらに拡大して研究を進める方針だ。

一方、英国内20カ所以上に老人ホームを展開するヘレン・マカードル・ケアは、すでにWiiの導入を積極的に進め、入所者から好評を得ている。同社によると、「若いころスポーツマンだったのに、今は車椅子の生活になってしまった」「孫やひ孫と共通の楽しみを持ちたい」など、それぞれの事情や希望に応じて、多くの高齢者がゲームを楽しんでいるという。 』
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2009.02.12  ☆ドイツ:日本の「モデル」、独介護保険制度 “先駆者”改革を模索
 12日、毎日新聞→

『ドイツの介護保障制度が昨年から矢継ぎ早に改革されている。保険料引き上げや介護サービス増額の一方、サービスの「質」の監視強化も決めた。背景には介護保険の給付額が95年の導入から13年間据え置かれ、高齢者らを支え切れなくなり、認知症の増加に対応できない事情がある。さらに、制度の抜本見直しも先月、始まった。【斎藤義彦】

●給付は目減り
介護保険の給付額は実質的に目減りし、給付だけで自立できない状況が問題になっている。独南部ミュンヘンのリゼロッテさん(91)は、車いす生活で認知症もあり、1日5回のヘルパー派遣で1人暮らしする。費用は月約2354ユーロ(約28万円)。介護保険では最重度の要介護3だが、支給額は1400ユーロ(約17万円)程度。年金はほとんどなく、残りは自己負担できない。
ドイツの自治体には介護保険を補完するため、介護サービス費用を負担する「介護扶助」制度がある。生活保護の一つだ。リゼロッテさんはミュンヘン市に申請、残額が支払われた。福祉団体の担当者は「年々上昇する介護費用を介護保険は払い切れていない」と話す。08年で全国の施設入所者の25%、在宅の5%が介護扶助に頼る。

●質の低下
質的な問題もある。西部マンハイムの介護施設に入所する女性(68)は、精神障害があり、人付き合いが全くできないが、要介護と認められなかった。このため入所費用は自治体の介護扶助が負担する。担当者は「生活の見守りが必要な精神障害者や認知症患者が要介護と認定されない例が多い」と話す。
「虐待」も起こっている。ベルリンで03年、介護施設に入所する男性(68)が右足に十数センチ大の床ずれを作り入院、敗血症で死亡した。医師は、介護担当者を過失傷害で告発。06年、区裁で罰金刑が下された。医師は「非人間的介護が横行している」と指摘する。

●抜本見直しも
独政府は昨年、介護制度の改革に着手した。介護保険の財政が赤字続きな点も考慮し、収入に対する保険料率1・7%(労使で折半)を1・95%にし、給付額を増額。さらに12年まで給付額を07年比で8〜19%分引き上げ、15年から3年ごとに見直す。認知症の人は、月々の介護サービスと別に、年2400ユーロ(約28万円)まで介護サービスが使える。
また、11年から介護サービスを提供する全機関の監査が年1回行われ、結果もインターネットで公表する。
さらに先月末、介護の必要度をはかる「要介護認定」の抜本的見直しを求める専門家委員会が報告書を保健相に提出した。要介護認定は全体の介護費用も左右するため、制度の根幹をなす。

 報告書は、移動や食事など身体の介護に限った従来の介護の定義を「狭すぎる」と指摘。これまで認められなかった認知症の人の見守りや、文化活動への参加など屋外活動に対する介護も認め「人間全体を包括的に評価する」(ゴーデ委員長)よう変える。認定段階を3から5段階に広げ、軽度の人も利用できるようにする。

 ただ介護の定義を広げるため、費用が最大40億ユーロ(約4700億円)増える見込みで、9月の総選挙の争点になりそうだ。

◇給付改善へ保険料上げ--独保健省政務次官、カスパース・メルク氏
今月、東京都内で開かれた介護制度を巡る「日独仏3カ国シンポジウム」(厚生労働省など主催)に参加したカスパース・メルク独保健省政務次官に聞いた。
介護保険の給付額を据え置いたことで実質額が目減りし、現実とのギャップが大きくなったため改革した。介護サービスを良くするなら保険料を上げなければならない。失業保険料を下げる代わりに介護保険料を上げ、保険料全体が支払い可能になるよう配慮した。金融危機でも給付の定期的な見直しは行う。
要介護認定の改革を行うのは、介護が必要な人が社会参加するのを支援するためだ。認知症の介護ニーズも把握できるようにした。コストがかかる可能性もあり、他の社会保険料の引き下げも議論しないといけない。私は実現可能だと思う。

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■ことば
◇ドイツの介護保険制度

医療、労災、年金、失業に次ぎ導入された社会保険制度。公的団体が勤労者や企業から保険料を集め、申請者がいくらまで介護サービスを利用できるか3段階で判断(要介護認定)。申請者はヘルパー派遣など在宅介護▽介護手当▽施設入所などを限度額まで選べる。対象は若者や障害者を含む。

◇日本の介護保険制度
ドイツの制度を参考に00年に導入。市町村が制度を運営する。40歳以上が保険料を払い、原則65歳以上が介護サービスを受けられる。若年障害者は対象外。ドイツと同様、在宅介護サービスの給付額が十分でなく、家族の介護なしには自立できないとの指摘や、介護報酬が低くヘルパーが低賃金労働を強いられる問題がある。また認知症の要介護認定が不十分との議論がある。介護報酬は過去2回マイナス改定だったが、09年度は3%程度引き上げられる。』
2009.01.27 ☆米で八つ子の赤ちゃん誕生 全員生存、世界2例目か
  27日昼、産経新聞→

『米メディアによると、ロサンゼルス郊外の病院で26日、男児6人、女児2人の八つ子の赤ちゃんが誕生した。AP通信は、8人の赤ちゃんが生存したまま生まれたのは1998年に米南部テキサス州で例があり、世界で2例目と報じた。

18人の医師による帝王切開で、順調に出産。8人の体重は約820グラムから約1540グラム。病院の医師は地元メディアに「8人とも健康状態は良く、元気に泣いている」と語ったが、今後2、3日間は注意が必要と述べた。

1998年12月に米テキサス州で女児6人、男児2人の八つ子が誕生した際には、約1週間後に女児1人が死亡した。AP通信によると、残りの7人は成長して、昨年に10歳の誕生日を迎えた。』
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2009.01.27 ☆米ファイザー 製薬大手「ワイス」を買収
  27日朝、NHK→

『アメリカの大手製薬会社ファイザーは、同じアメリカの製薬大手を総額およそ6兆円で買収することで合意しました。世界最大手の地位を確実なものにし、競争力をさらに高めるねらいです。

 アメリカの大手製薬会社ファイザーは26日記者会見し、同じアメリカの製薬会社ワイスを買収することで合意したと発表しました。買収総額は680億ドル、およそ6兆円で、製薬業界では過去8年間で最大規模の買収となります。

両社は遅くともことしの年末までには合併する計画で、売り上げが700億ドル、6兆2000億円を超える巨大製薬会社が誕生することになり、世界最大手の地位を確実なものとします。ファイザーとしては、ワイスが強みを持つ抗うつ剤や小児用ワクチンなどを手にする一方、収益の柱となっているコレステロールを減らす薬の特許が2011年に切れ、ほかのメーカーとの競争が激しくなる前に規模拡大で競争力をさらに高めるねらいがあります。

記者会見したファイザーのキンドラー会長は「合併によって、安定した収益を長期にわたってあげることが可能となる。主力のコレステロールの薬が特許切れになることへの懸念をこの発表でふっしょくしたい」と述べ、買収の効果を強調しました。』
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 ■「ワイス」・・・2002年、アメリカン・ホーム・プロダクツから社名変更。日本法人は東京・品川区に本社を置く。2004年の売上高は13,964百万ドルで世界10位。一方世界最大手「ファイザー」は、同売上高46,133百万ドル。日本首位は、武田薬品工業で世界14位の8,782百万ドル(ぶるま)。
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2009.01.25 ☆比の豚エボラ、人に感染 WHO、経路特定急ぐ
  23日、日本経済新聞→

『 【マニラ=遠西俊洋】フィリピンで昨年、世界で初めてエボラウイルスに感染した豚が見つかった問題について、養豚関係者の1人も同ウイルスに感染していたことが23日、わかった。エボラウイルスが原因の出血熱などには発症しておらず、現時点で空気感染など被害拡大の可能性はないという。世界保健機関(WHO)などは感染経路の特定を急いでいる。

比国内で感染豚が見つかったことを受け、WHOや国連食糧農業機関(FAO)、フィリピン保健省などは6日から合同で養豚施設に立ち入り、調査を実施していた。WHO当局者によると、関係者の血液検査などの結果、1人がレストンというタイプのエボラウイルスに感染していた。WHOなどは調査結果をまとめ23日午後、マニラで会見する。』
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2009.01.23 ☆世界の死者数は249人に 鳥インフルエンザでWHO発表
  22日、共同通信→

『世界保健機関(WHO)は19日、中国衛生省が27歳の女性が鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染して死亡したほか、2人が同ウイルスに感染したのが確認されたと報告したのを受け、2003年以来の世界全体での死者は249人、感染者数(死者を含む)は397人となったと発表した。

死亡したのは山東省済南市の住民で、5日に発症、入院して治療を受けていたが、17日に死亡した。また山西省の2歳の女児が7日に発症して入院したが重体となっている。さらに貴州省の16歳の男性が8日に発症して16日に入院したが、やはり重体が続いている。この結果、中国での死者は累計で22人、感染者数は死亡した人を含め34人となった。』
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2009.01.14 ☆仏の出生率、2.02に上昇=少子化対策が奏功
  14日、時事通信→

  『【パリ13日時事】仏国立統計経済研究所(INSEE)は13日、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が同国で2008年に2.02(推定値)になったと発表した。07年に比べ0.04ポイント上昇し、06年以来2年ぶりに大台となる2.00以上を回復した。』
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2009.01.12 ☆中国、抗生物質乱用で毎年8万人死亡
  12日夜、共同通信→

  『12日付の中国紙、中国青年報によると、中国の医学専門家は医療施設で抗生物質の乱用により毎年約8万人が死亡し、約800億元(約1兆500億円)の医療費の浪費を招いていると指摘した。

  専門家の推計では、2005年に薬の副作用で死亡した患者約20万人のうち、40%は抗生物質の乱用が原因だった。外国では安全性に問題があるため使用禁止となったのに、中国内では依然広く使用されている抗生物質もあるという。

  乱用の理由について、医療水準の低さや投薬による利益獲得があるとしている。』
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2008.12.31 ☆仏、高齢者の継続就労促す 「強制離職」70歳に上げ
  31日夕、日本経済新聞→

『【パリ=野見山祐史】フランスは雇用主が労働者を強制的に離職させることができる年齢を現行の65歳から70歳へ引き上げる。2010年から実施する。高齢者層の継続就労を促し、今後の公的年金の実質的な給付削減に個人が対応できるようにする狙い。ただ、同国では60歳前に早期引退する慣行が根強いため、どこまで効果を上げられるか不透明さも残っている。

現行の制度では、公的な定年年齢(60歳)と別に、労使の合意に基づき、65歳までは働ける。だが65歳を超えると会社側の判断だけで離職を言い渡せることになっており、65歳が就労年齢の事実上の天井となっている。今回の改革はこれを5歳引き上げ、会社側は65歳以上の従業員に毎年働く意思を確認し、高齢者の意欲に応じて継続就労できるようにする。』
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