☆ノロウイルスは空気感染しない
2006年の年末、東京・池袋のホテルでノロウイルスとされた感染者多数発生と報道されました。
当初報道では、廊下にあった宿泊客の吐しゃ物が十分消毒されなかったため、「空気感染か?」とされました。
しかし、その後、感染者の多くは2フロアに集中し、かつ、そのフロアに車いすの宿泊客がいたことがわかりました。
所轄保健所の調査では、「車いすの客が未消毒の吐しゃ物の上を往来(自走)、手に菌が付着した。この客が手指を
消毒しなかったため、特定2フロアに感染客が集中した」とのこと。すなわち、接触感染です。
ノロウイルスは、発見からまだ日が浅く、十分な解明がされていませんが、「空気感染するなら、今の数十倍の患者
が発生しているはず。細菌学的に、空気感染は考えられないというのが妥当ではないか」(都内の研究職)。
厚労省のとおり、手指消毒徹底、原因食品非摂取が予防の最大効果です。
2007.01.02
かつて、SRSV(Small Round Structured Virus=小型球形ウイルス)と呼ばれたノロウイルス。
2006年冬、各地で猛威をふるっています。
なぜ、冬に多い? ご存知でしょうが、原因食材は主とし牡蠣を含む2枚貝と言われています。
日本人は冬場に生牡蠣を多く摂取するためとも言われています。
生牡蠣を食べていないが感染する? 感染した患者の糞便や嘔吐物に排出されたウイルスから経口感染する場合があります(糞口感染)。
予防は? これはもう・・・ここで。厚生労働省 ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&A →緊急改定・厚労省のノロQ&A
☆あまりに報道が多く、個別の報道は、12月10日以降掲載しません。
| 2007.01.15 | ☆ノロウイルス、峠越す=感染性胃腸炎が大幅減-感染研 15日夜、時事通信は以下のように報じている。 『大半がノロウイルスによるとみられる感染性胃腸炎の患者数は、先月18〜24日の1週間で4万9396人になり、1医療機関当たりでは16.4人と前週より6.4人減少したことが15日、国立感染症研究所の調査で分かった。感染研は「流行のピークは越えた」としている。』 |
| 2006.12.30 | ☆「ノロ感染客、店は断れる?」 厚労省が対応マニュアル 30日午後、朝日新聞は次のように報じた。 『ノロウイルスの大流行を受けて、厚生労働省は、年末年始に大勢の人が集まるホテルや旅館、飲食店などで感染が拡大するのを防ぐ「対応マニュアル」をつくり、都道府県や業界団体に通知した。「感染している客の宿泊を断れるのか」などの問い合わせが保健所に殺到し、対応に苦慮していたのを受けてのもの。飲食店や宿泊業者から寄せられた相談例を分析し、対応策をまとめた。 人の出入りが多い宿泊施設や飲食店などで、ウイルスが大量に含まれる患者の排泄(はいせつ)物や嘔吐(おうと)物が適切に処理されないと、感染が広がりかねない。下痢や腹痛などを訴えて感染が疑われる客がいる場合、どう対応するべきか悩む業者も少なくないという。 厚労省が情報収集したところ、長野県では飲食店から「感染した従業員を休ませたが、いつから復帰させていいのか」との問い合わせが相次いでいた。大阪府では、高齢者や障害者の福祉施設から「共同浴場に感染者と健康な人を一緒に入れても大丈夫か」という相談が多く寄せられていた。 全国的には、旅館やホテルなどから「客が吐いたものや便から感染が広がっても、営業停止の対象になるのか」「感染が疑われる客の宿泊を断れるのか」などの問い合わせが多かったという。 こうした問い合わせを参考に、マニュアルは、消毒や感染予防、宿泊関係、就業関係など8項目についてQ&A形式で対応を紹介。感染が強く疑われる宿泊者には「施設の利用を控え、医療機関を受診するよう勧めることが望ましい」と指導。患者の汚物などに触れる場合は、ガウンやゴム製の手袋、マスクなどを着用し、衣類につけないことが重要としている。 また、ノロウイルスは、発症後も1週間から1カ月程度、ウイルスの排泄が続くため、従業員が感染した場合は、症状がなくなってもしばらくは食品の取り扱いを控えるか、使い捨て手袋などを使用するよう、求めている。』 |
| 2006.12.28 | ☆ノロウイルス、4週連続最多=流行ピーク、伸び率は鈍化-感染研 28日20時前、時事通信は以下を配信した。 『大半がノロウイルスによるとみられる感染症胃腸炎の患者数が17日までの1週間で6万8950人に上り、1医療機関当たりでは22.8人と前週より0.6人増え、1981年の調査開始以来、4週連続で過去最多を更新したことが28日、国立感染症研究所が公表した定点調査で分かった。 定点調査による患者数は、11月下旬からの4週間で26万人を超えた。ただ、1医療機関当たりの人数は、以前に比べ増加率が緩やかになってきており、同研究所は「流行がピークを迎えつつある」としている。』 |
| 2006.12.24 | ☆ノロ風評被害、政府系金融に「相談窓口」設置させる 国民生活金融公庫、商工組合中央金庫、中小企業金融公庫は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行に伴う風評被害で、資金繰りの悪化が懸念される中小企業を対象とする相談窓口を設置した。 窓口の設置数は国民公庫が全国152か所、商工中金が99か所、中小公庫が61か所。融資や返済の猶予など個々の事業者の状況に応じた相談を行う。 今冬はノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎が大流行し、老人施設やホテルなどで集団感染が発生して死者も出ている。カキの産地の広島県や宮城県などでは消費低迷から出荷を停止する動きが相次いでいる。』 |
| 2006.12.22 | ☆ノロ食中毒:213件、9650人に 過去最多 22日夜、毎日新聞は以下のように報じている。 『厚生労働省は22日、ノロウイルスによる食中毒が11月1日〜12月18日、全国で213件発生し、患者数は9650人に達したと発表(いずれも速報値)した。死者や重症者はなく、おおむね回復している。飲食店などで提供された食事や、事業所への仕出しなどでの発生が多いという。過去5年間の同時期の発生は37〜54件、患者数は1724〜2966人で、今シーズンは群を抜いて多く、厚労省は過去最多とみている。 ノロウイルスは、加熱が不十分な貝類を食べたり、感染患者の便や吐しゃ物から感染する。厚労省は手洗いの徹底や、食品の十分な加熱などを呼びかけている。』 |
| 2006.12.20 | ☆ノロウイルス流行、検査薬を大増産…検査依頼も殺到 20日深夜、読売新聞は以下のように報じている。 『ノロウイルスによる感染性胃腸炎が多発している影響で、検査関連の企業に対し、薬の注文や検査の依頼が殺到している。 総合化学メーカー「東ソー」(東京・港区)の東京研究所では、ノロウイルスの検査薬を増産中。昨年は11・12月の合計で約8000人分の検査薬を出荷したが、今年は11月に約2万2000人分、12月は15日までに約2万4000人分を出荷した。生産ラインの人員を増やし、土日も休日返上で対応している。』 |
| 200612.19 | ☆ノロウイルスでカキ消費低迷、農相が生産者支援へ 19日昼、読売新聞は以下のように報じている。 『松岡農相は19日の閣議後会見で、ノロウイルスの流行でカキの消費が低迷している問題について、「出荷停止に追い込まれた生産者は大変だ。どのような対策が必要なのか考えたい」と述べ、カキ産地の広島、岡山、宮城、岩手各県などと連携し、支援策を検討する考えを明らかにした。 松岡農相は、「価格の下落もあるようなので、まずは実情をしっかり把握したい」と説明。一方で、「国民の食生活に対する不安は重要な問題なので、食の安全という観点から万全を期したい」と語った。』 |
| 2006.12.18 | ☆首相、ノロウイルス感染防止強化を指示 18日、日経新聞は次のように報じた。 『安倍晋三首相は18日昼の政府与党連絡会議で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が原因とみられる健康被害が全国で拡大している状況について、「感染者数が過去最大となっている。既に厚生労働省より関係機関などへの周知が図られているが、いまだに感染拡大が続いている」と憂慮を示した。厚労省に対しては同日、「関係省庁とも連携しながら、医療機関、社会福祉施設、食品事業者、教育施設などへの予防対策の周知、指導を徹底するなど感染拡大防止のための取り組みを一層強化するように」と指示したことを明らかにした。 会議後、下村博文官房副長官が明らかにした。』 |
| 2006.12.15 | ☆ノロウイルス:患者過去最多の1地点当たり21.8人 15日夜、毎日新聞は以下のように報じている。 『ノロウイルスなどが原因で下痢や嘔吐(おうと)などを起こす感染性胃腸炎の流行が止まらない。国立感染症研究所が15日に発表した最新の定点調査結果では、患者報告数が1地点当たり21.8人と記録を更新し、過去最多となった。「警報」が発令された地域も45都道府県に上り、厚生労働省などは、手洗いなど感染予防の徹底を呼びかけている。 同研究所によると、全国約3000カ所の小児科で実施している定点調査で、11月27日〜12月3日の患者報告数は、81年の調査開始以来最多だった前の週(11月20〜26日)の報告数(19.8人)を上回った。1週間当たりでは例年の約2.5倍だという。 厚労省によると、1地点当たりの報告数が20人を超えると、注意喚起のため保健所単位で「警報」を発令する。15日までに発令したのは、全国570保健所中、青森、沖縄県を除く45都道府県の293保健所に上る。 感染性胃腸炎の主な原因と見られるノロウイルスは、ウイルスに汚染された貝類を十分に加熱しないで食べて感染したり、患者の便や吐しゃ物から2次感染する。安井良則・同研究所情報センター主任研究官は「今シーズンの大流行の原因はまだ不明」と話すが、毎年流行のピークは12月中〜下旬で、患者は今後も増加すると見られる。 感染予防のために、厚労省などは、高齢者や子どもなど抵抗力の弱い人に、貝類などの食品を十分加熱して食べることを勧める。さらに患者からの2次感染を防ぐには、食事前などに石けんを使い、流水で十分に手を洗うことが大切だ。 また、ノロウイルスは中性洗剤では死滅しない。患者の吐しゃ物などを処理する際は、単にふき取るだけではなく、汚染された物を必ず塩素系の漂白剤で消毒する必要があるという。 ウイルスに感染していても発症しなかったり、症状が治まってもウイルスが体内に残るため、本人が知らないうちに周囲に感染させる場合もある。安井さんは「調理に携わる人や、大勢の高齢者や子どもたちに接する機会がある人は、自分が発症していなくても、流行している時期は念入りに手洗いをしてほしい」と話している。』 |
| 2006.12.15 | ☆ノロウイルス最大の流行…警報、45都道府県に拡大 15日午後、読売新聞は以下のように報じている。 『ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行が拡大している。厚生労働省が「警報」を発した都道府県は45に上り、この冬は1981年の調査開始以来、最大の流行だ。 15日には、松山市内の病院で今月に入り、感染性胃腸炎が原因とみられる症状を訴えていた、72〜100歳の入院患者4人が相次ぎ死亡していたことも判明。国立感染症研究所では、「今がピーク」としているが、なお警戒が必要だ。 同研究所は、全国約3000か所の小児科医療機関から、感染性胃腸炎の発生状況の報告を毎週受けている。全国の570保健所の管轄区域ごとに、1医療機関当たり1週間で、平均20人以上の患者が出ると、厚労省は保健所に注意喚起のための警報を発している。この患者数の全国平均が先月下旬、19・83人となり、過去最高となった。 今シーズンは、10月初めに九州で警報が出された後、東へ向かって急速に広まった。今月初めには、青森、沖縄を除く45都道府県にある293保健所に警報が出されている。 ノロウイルスは、カキなどの二枚貝を生食した場合の食中毒が知られるが、むしろ多いのは、患者の吐しゃ物などを通じて感染するケースだ。 東京・池袋のホテルで今月初め、宿泊客ら347人が感染した事例では、客の吐物の処理が不十分だったことが原因だったとみられている。吐物を、紙でふき取ってから、中性洗剤でふいていたが、ノロウイルスは塩素系の漂白剤でなければ死滅しない。さらに、乾燥して空気中に舞い上がっても、10日間程度は感染力が残り、ウイルス数個でも感染するという。 松山市のケースは、同市高井町の松山リハビリテーション病院(友岡康雄院長)で発生。死因は、急性心不全や多臓器不全などだった。市や病院によると、隣接の介護老人保健施設で11月末、感染性胃腸炎とみられる集団感染が発生。うち2人が別の病気の治療で同病院に移った後、院内で感染が拡大した。 学校や高齢者施設などでは、患者1人いれば、ドアノブや手すりについたウイルスを通じて、感染がどんどん広がってしまう。 同研究所感染症情報センターの松野重夫主任研究官は、「このままだと、患者数は1000万人くらいになるのでは」との見方も示している。同センターでは、食事前とトイレの後の手洗いの徹底を呼びかけている。』 |
| 2006.12.15 | ☆患者や職員38人、感染性胃腸炎 4人死亡 松山の病院 15日昼、朝日新聞は以下のように報じている。 『松山市保健所は15日、松山市高井町の松山リハビリテーション病院(友岡康雄院長)に入院中の患者38人と職員41人が嘔吐(おうと)や下痢など感染性胃腸炎とみられる症状を訴え、うち患者4人が死亡したと発表した。ノロウイルスが原因の可能性もあるとみて調べている。病院側は「4人には重篤な疾患があり、嘔吐や下痢などが直接の死因ではない」と説明しているという。 同市保健所によると、4人は72〜100歳の男女で7〜13日に死亡した。死亡時には、うち2人の症状は冶まっていたが、2人は下痢が続いていたという。』 |
| 2006.12.09 | ☆ノロウイルスQ&A改訂 厚労省が集団感染予防強化 8日夜、朝日新聞は以下のように報じている。 『厚生労働省は8日、全国で流行中の感染性胃腸炎の原因とみられるノロウイルスについて、対処法などをまとめたQ&Aを改訂し、集団感染を防ぐための注意事項を追加した。病院や福祉施設、学校での流行を防ぐのが目的。Q&Aは厚労省のホームページで見ることができる。 改訂版には▽吐物や便は乾燥しないうちに処理し十分に換気▽汚物がついたシーツや枕カバーはもみ洗いの後、85度の湯で1分以上洗濯▽感染者が使った食器類のほかドアノブやカーテンも消毒――など、集団生活をする施設で発生した際に気を付ける点を追加した。』 ■厚労省のノロウイルスQ&Aはこちらです ↓ (PDF、12月8日更新) http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040204-1.pdf |
| 2006.12.09 | ☆ノロウイルス:全国で大流行 患者数が最高を記録 9日午前、毎日新聞は以下のように報じている。 『ノロウイルスが主な原因となって、下痢や嘔吐(おうと)などを起こす感染性胃腸炎が大流行している。国立感染症研究所が全国約3000カ所の小児科で実施している定点調査では、11月20〜26日の患者報告数が1地点当たり19.8人となり、81年の調査開始以来最高を記録した。発症のピークは例年、12月中旬から下旬にかけてで、今後さらに増える可能性が高い。厚生労働省は手洗いの励行など予防措置の徹底を呼びかけている。 感染研によると、感染性胃腸炎の患者数が例年より増え始めたのは10月上旬から。西日本を中心に流行が始まり、中部や関東地方にも拡大した。10月下旬からは昨年同時期の2倍を超えている。 ノロウイルスは、生ガキなど加熱が不十分な貝類を食べることで感染するほか、患者の便や吐しゃ物から二次感染する。 11月26日までの1週間で1地点当たりの患者数が多かった都道府県は、富山(42.4人)▽群馬(33.8人)▽三重(33.5人)▽福井(33.2人)▽宮崎(32.7人)など。通常は1〜2日で症状が治まるが、大阪や奈良では高齢者が死亡するケースも出た。 厚労省は、食前や患者の便などを処理した後の手洗いの徹底や、食品の十分な加熱などを呼びかけている。』 |
| 2006.12.09 | ☆感染性胃腸炎多発、滋賀県が高齢者施設指導へ 9日朝、産経新聞は以下のように報じている。 『(滋賀)県内の感染性胃腸炎の患者数が昨年同期比で約1・6倍に増加していることを受け、県は週明けにも、県内の特別養護老人ホームなど高齢者施設108カ所で緊急の立ち入り指導を実施する。 県健康推進課によると、県内の感染性胃腸炎の患者数は11月末現在で948人(昨年同期594人)。10月13日に患者が初めて確認され、今月6日までに7保健所で28件の集団発生が報告されている。このうち43%にあたる12件が高齢者施設からの報告だった。 大阪府や愛媛県などで感染性胃腸炎の集団発生で入所のお年寄りが死亡するケースも起きており、県では予防や消毒方法などについて指導することにした。年内には終わらせたい考え。 県は先月から感染性胃腸炎の流行発生警報を発令している。』 |
| 2006.12.08 | ☆特養ホームでノロウイルス検出 23人が感染 愛媛・愛南町 8日朝、産経新聞(愛媛)は以下のように報じている。 『特別養護老人ホーム「一本松荘」(愛南町中川)で起きた感染性胃腸炎を調べている宇和島保健所は7日、患者からノロウイルスを検出したと発表した。同施設の患者はこの日までに計23人に増え、また鬼北町内の老人福祉施設と宇和島市内の学生寮で起きた集団のおう吐、下痢もノロウイルスによる感染性胃腸炎と断定した。 一本松荘の新たな患者は60〜90歳代の6人で男性2人、女性4人。これで患者は入所者18人、職員5人になり、うち2人が入院して治療を受けているが、いずれも回復に向かっているという。 同保健所は、肺炎で死亡した79歳の男性らの検査物からノロウイルスを検出し、原因と断定したが、感染経路などは分かっていない。 一方、老人福祉施設(鬼北町内)と学生寮の患者からも同日までにノロウイルスを検出。学生寮では5日以降に発症者はなく、老人福祉施設の患者もいずれも軽症という。』 |
| 2006.12.08 | ☆ノロウイルス集団感染 8施設280人 1人死亡 静岡 8日朝、産経新聞(静岡)は以下のように報じている。 『静岡県内の特別養護老人ホームなどで、約1カ月の間にノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団感染が8施設で発生し、280人が発症、うち1人が死亡していたことが7日、県の調査で分かった。ノロウイルスが原因の集団食中毒も各地で頻発しており、県は注意を呼びかけている。 県介護保険室によると、死亡したのは富士市比奈の特別養護老人ホーム「富士楽寿園」(太田昭道施設長)の80歳代の女性入所者。下痢などの症状を訴え、今月2日、収容先の病院で死亡した。 県内ではノロウイルスによる集団感染が、10月30日から11月27日までの間に8施設で発生。内訳は東、中部の特別養護老人ホーム各1施設、西部の同ホーム3施設、東、西部地区の老人保健施設各1施設、東部地区の有料老人ホーム1施設となっている。患者数は利用者、職員合わせて280人で、うち入院した患者は12人にのぼった。 1施設では原因が特定できず、2施設は現在検査中だが、感染した人は、いずれも感染性胃腸炎の症状を訴えた。 ノロウイルスはカキやアサリなどの2枚貝に含まれることが多く、発症すると腹痛や吐き気、軽い発熱などの症状が出る。一般の成人なら、1、2日すれば回復することが多い。 感染経路がわかりにくいとされるが、貝などの食材のほか、感染者が調理した料理から感染する場合もある。 県介護保険室は「流行の原因ははっきりしないが、食中毒による集団感染も多発しており、健康な保菌者を介して感染する可能性もある。患者の排泄(はいせつ)物からの感染が多いので、施設では介護後の手洗いなどを徹底して防いでほしい」と話している。 また、集団感染とは別に、県内では今年に入って発生した23件の集団食中毒のうち、11件がノロウィルスによるものだったことも分かった。 平成17年の集団食中毒の発生数は27件(ノロウイルス10件)、16年は26件(同7件)だった。これまでは2、3月に流行していたが、今年は少し早まった形だ。 ノロウイルスは、食品中に含まれている状態での検出が難しく、アルコールなどの消毒液も効かないため、水で洗い流すように手を洗うことが大切。85℃で1分以上加熱すると死滅する。カキフライなどでも、大粒だと中までしっかり調理されていない場合もあり、火をしっかり通すことで予防できるという。』 |
| 2006.12.08 | ☆ノロウイルス猛威 患者最多 週45人 福井県、予防徹底訴え 8日朝、読売新聞(福井)は以下のように報じている。 『ノロウイルスによるとみられる感染性胃腸炎が県内でも急増、流行の指標になる小児医療機関1機関あたりの平均患者数は、3日までの1週間で45・18人と記録の残る1986年以降、過去最高値を記録したことが、県のまとめでわかった。県健康増進課は11月上旬、各市町や社会福祉施設、学校などに注意するよう通知。7日には、小浜市で福祉関係者らを対象に講習会を開き、感染経路などを説明、予防策の徹底を促した。 指標は国立感染症研究所の感染症情報センターなどが、全国約3000の小児科で患者数を定点調査。県内での1機関あたりの平均患者数は第46週(11月13〜19日)で約24人と、同センターが発生警報の指標とする20人を超えた。第48週(同27日〜12月3日)では、これまで最も多かった98年の36・48人を大幅に上回った。今シーズンは既に計994人の発症が県に報告されている。 ノロウイルスは、カキなど二枚貝に多く、冬場を中心に集団食中毒を発症させる原因となる。吐き気や下痢などの症状があり、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児らは死亡することもある。 県若狭健康福祉センターは7日、小浜市南川町の若狭図書学習センターで、小浜市や若狭、高浜、おおい町内の保育園や介護施設などの施設管理者ら約50人を対象に講習会を実施し、講師の県立病院の宇都宮永紀・感染管理認定看護師が感染予防策を説明した。 宇都宮看護師は、施設での感染は、吐しゃ物などの処理時やおむつの交換時などで多いと説明。蛇口を素手で触ることでの感染もあるといい、アルコールなどによる手洗いなどを徹底することや下痢などの症状が出た場合にはすぐに健康福祉センターに連絡して対応するよう呼びかけた。』 県健康増進課は「冬場はカキを生で食べる機会が増えることから、できるだけ加熱処理や調理前後の手洗いを」としている。』 |
| 2006.12.08 | ☆ノロウイルスにご注意を 秋田でも猛威 8日朝、朝日新聞は以下のように報じている。 『ウイルス性食中毒のノロウイルスが、県内で猛威をふるっている。昨年同時期に比べ、集団感染の患者数は2倍以上。ウイルスは寒くて乾燥した時期に活動が活発化するため、県などはせっけんでの手洗いを呼びかけている。 秋田市保健所は7日、市東部の介護老人福祉施設で25人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症したと発表した。3日から嘔吐(おう・と)などの症状を訴える人が増え、調べたところ、利用者16人、職員9人が感染していたという。 同市では、今年度は7日までに162人が感染しており、昨年同時期より116人多い。 県健康推進課のまとめでは、ノロウイルスによるとみられる感染性胃腸炎に10人以上が集団感染した例は今年度は5日までに25施設、736人に上る。昨年同時期の10施設、343人を大きく上回る。01〜04年度はこの時期、感染の報告はなかった。 昨年度初めて集団感染が確認されたのは11月5日。しかし、今年度は4月に男鹿市の高校で23人の集団感染が確認されて以降、6月には大仙市の小学校、7月には秋田市の高校でも集団感染が確認された。さらに、10月以降、高齢者施設や保育園など20施設で集団感染した。 だが、なぜ流行しているのかについては、同課は「原因は不明」としている。 同課によると、ノロウイルスは主に口から感染する。二枚貝を十分に加熱せずに食べたときや感染者の便や嘔吐(おう・と)物を通じて感染、腸の中で増殖する。感染性が強く、ウイルスが10〜100個固まれば感染するという。 感染すると24〜48時間以内に下痢や吐き気、腹痛など風邪に似た症状が現れる。症状は3日ほどで快復するが、脱水症状などから重症となる場合もある。 感染しないためにはまず、せっけんで十分に手洗いをし、手の表面のウイルスを洗い流すことが重要だ。また、ノロウイルスは85度以上の高温で死ぬため、県や保健所では食品の十分な加熱も呼びかけている。 感染した場合、特にトイレを済ませたあとの手洗いを十分にする必要がある。ドアノブやタオルにウイルスがつくと、それを触った人の口から二次感染するからだ。 感染者の便や嘔吐(おう・と)物を処理するときは使い捨て手袋やマスクをつけて、ウイルスに触れないようにする。症状が治まっても、1〜2週間は便の中にウイルスが残っている場合があるため、引き続き、手洗いなどを念入りにする必要があるという。』 |
| 2006.12.07 | ☆ノロウイルス猛威 感染性胃腸炎、過去10年で最速増 7日午前、朝日新聞は以下のように報じている。 『「おなかのかぜ」と呼ばれる感染性胃腸炎が全国で猛威をふるっている。国立感染症研究所がまとめる全国約3千の小児科医療機関の定点調査では、過去10年間で最も速いペースで患者が増加。大半はノロウイルスが原因とみられ、抵抗力が低い乳幼児や高齢者は特に注意が必要だ。 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の症状は、下痢や嘔吐(おうと)、腹痛など。同研究所の感染症情報センターによると、11月13日からの1週間で定点1施設あたりの患者数は16.4人となり、昨年同時期の約2.7倍に達した。例年より1カ月ほど速いペースで、今後さらに増える可能性があるという。 東京都の速報値(11月27日からの1週間)でも、1施設あたりの患者数が21.9人に。過去5年間で最多だった昨年の19.3人を突破した。 都道府県別では、富山(1施設あたり37.5人)、宮崎(同29.9人)、大分(同27.8人)、群馬(同27.6人)、三重(同26.9人)が多く、計12府県で警報を出す基準の20人を上回った。患者は10月下旬から西日本を中心に増え、中部や関東へ拡大。大阪や奈良では、高齢者施設の入所者が感染し、死亡する例も出ている。 ノロウイルスは、生カキなど加熱が不十分な二枚貝を食べるなどして感染するほか、患者の便や吐物などを介して二次感染する。保育園や高齢者施設などで集団感染を起こすこともある。治療法は対症療法しかなく、各自治体などは手洗いなどによる予防を呼びかけている。』 |
| 2006.12.07 | ☆ノロウイルス集団感染か 横浜・都筑区 高齢者マンション106人 7日、読売新聞(神奈川)は次のように報じた。 『横浜市都筑区の高齢者向けマンションで、入居者106人がノロウイルスが原因とみられる吐き気などの症状を訴えて治療を受けるなどしていたことが、6日わかった。ノロウイルスは感染力が強く、高齢者施設や学校などで集団感染を起こしやすく、今年は全国的に猛威を振るっている。お年寄りや体が弱っている人が感染し、死亡するケースも出ている。これからの時期にピークとなるため、関係機関が注意を呼びかけている。 市感染症課などによると、マンション(14階建て)には、80歳代前後を中心とした高齢者約410人が入居。共同の食堂や浴室などを備え、看護師が常駐している。 80歳代の入居者男性が11月9日ごろ、嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、その後、次々と広がった。食堂などの職員4人も感染していた。 市衛生研究所が患者46人の便を調べたところ、12人からノロウイルスが検出され、ノロウイルスの集団感染とみられる。 都筑区福祉保健センターが対策にあたり、感染の広がりは食い止められた。症状を訴えたお年寄りたちは、いずれも数日程度で回復に向かった。 市感染症課によると、ノロウイルス感染などの感染性胃腸炎は、秋から冬にかけて流行し、12月にピークを迎える。 横浜市の感染性胃腸炎の患者数は、9月から10月にかけて、1週間に1医療機関あたり平均2人前後で推移し、平年をやや上回っている程度だった。 11月になって増えはじめ、12月に入ると、平均で21人を超えた。同時期の2001年から05年の平均値は8・9人で、今年の猛威がデータからもうかがえる。 同課の修理淳課長は「例年より1か月ほど早いペースで増加している。このままもっと増えていくのだろうか」と危機感を募らせる。 川崎市でも11月、老人ホームで70〜80歳代の入居者と介護スタッフが相次いで吐き気や下痢を訴え、複数の患者の便からノロウイルスが検出された。市疾病対策課によると、市内の今年の発生数は例年の2倍に達している。 国立感染症研究所も、「今年の感染性胃腸炎の増加は全国的な傾向で、今後更に大きく増加してくるものと予想される」としている。』 |
| 2006.12.07 | ☆56人集団感染1人死亡 岡山・総社の特養 検査4人からノロウイルス 7日、総社市の特別養護老人ホームで、11月上旬から入所者や職員の約3分の1の56人がノロウイルスとみられる下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、このうち入所者の女性(83)が急性腎不全で死亡していたことが分かった。県は、施設からの報告を受けて4人を検査し、いずれもノロウイルスを検出したが、女性は未検査だったため、「因果関係は不明」として死亡事実を公表していない。女性の家族は「検査していないことを理由に事実を隠し、責任をうやむやにしている」と県や施設の対応を批判している。 県や施設などによると、11月7日にショートステイに訪れた女性が下痢などの症状を訴えたのを始めに発症者が続いたため、施設が10日、県倉敷保健所に通報。指導を受け、食事のテーブルを別にするなどの措置を取ったが、発症者は日に3、4人ずつ拡大した。 同保健所は16日、入所者4人に検便による検査を実施したところ、翌日、いずれもノロウイルスを検出。感染の広がりがノロウイルスによるものと類推し、入所者の家族に電話や文書で連絡した。 女性は16日に下痢を発症。一時症状が弱まったものの下痢は続き、体調が悪化したため、20日に施設の嘱託医の病院に緊急入院し、そのまま22日に死亡した。入院後も検便は実施しておらず、死因は急性腎不全と診断された。 同病院は、読売新聞の取材に対し「女性はもともと免疫不全の病気を抱えていた。検便も実施しておらず、死因とノロウイルスとの因果関係は分からない」と説明。同施設は「保健所の指示通り、できる限りの対応をした。感染者の隔離にも限界はある。対応に問題はなかった」としている。 同保健所は、「4人の検査結果から56人ともノロウイルスの集団感染だと推測できた」としているが、保健所を統括する県健康対策課は、女性の死亡事実を発表しなかったことについて「女性には検査しておらず、病院からの説明でも死因との因果関係を断定できないため」としている。 厚生労働省によると、死亡者が出た場合に公表するかどうかは、各自治体の判断によるが、大阪府や京都府、岡山市などは、「症状の特徴や時期から感染の可能性があれば注意喚起のためにも発表する」としている。 女性の長女(61)は「早期に隔離や消毒などの対策が徹底できていれば、感染していなかったかもしれない。母親が死亡した経過をきちんと説明してほしい」と訴えている。』 |
| 2006.12.06 | ☆ノロウイルス、香川県内で感染急増-11月末平年の4倍 6日午前、四国新聞は次のように報じた。 『香川県内でノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が急増していることが、五日分かった。香川県の感染症発生動向調査によると、定点医療機関における今年第四十七週(十一月二十―二十六日)の平均患者数は二〇・四人で、平年値(五・〇人)の四倍、過去十年間で最高値を記録した。全国的に今年は流行が早く、香川県薬務感染症対策課は「今後も気温の低下に伴い感染者の増加が予想される。予防を徹底してほしい」としている。 同課によると、香川県内五十一定点医療機関で、第四十七週の感染性胃腸炎の平均患者数は二〇・四人(平年五・〇人)。地域別では高松市一九・五人、小豆二一・五人、東讃五・三人、中讃二三・四人、西讃二八・〇人。東讃を除き、「流行警報地区」に当たる二十人を突破している。 例年は年明けごろに二十人を超す場合が多く、今年はかなり早いペース。大半がノロウイルスによる症状とみられるという。香川県は四日に香川県内の高齢者福祉施設や保育所、幼稚園などに流行を知らせる通知を出し、注意を呼びかけている。 同課は、▽排便後や調理前の手洗いやうがいの徹底▽食品は中心温度八五度以上で一分間以上加熱▽患者とタオルを共用しない▽吐物はビニール手袋を使用して処理―などを挙げ、予防と二次感染の抑止を訴えている。 ■ノロウイルス 小型球形ウイルスの一種で、生の貝などを食べて感染することが多い。ノロウイルスによる感染性胃腸炎にかかるとおう吐、下痢、発熱などの症状が出る。二、三日程度で回復するケースが多いが、抵抗力の弱いお年寄りや子供が感染すると脱水症を起こし、重症化する場合がある。』 |
| 2006.12.06 | ☆食中毒22件2倍超 昨年比 ノロウイルス相次ぐ 島根 6日、読売新聞(島根)は以下のように報じている。 『県内で今年発生した食中毒は5日現在で22件になり、記録が残る1962年以降過去3番目の多さとなっていることが県薬事衛生課の調べでわかった。患者数も725人に上っている。同課によると、10月以降は特にノロウイルスによる感染が続き、弁当などで一度に多くの人が症状を訴えるケースもあり、県は「食中毒は入念な手洗いの励行で防ぐことができる」などと、注意を呼びかけている。 県内では、1月に出雲市内の飲食店で食事をした11人が下痢や発熱を訴え、ノロウイルスによる食中毒と判明したのが今年最初の発生。夏場はブドウ球菌やウエルシュ菌などによる食中毒が起こった。その後も発生は収まらず、10月後半からノロウイルスによるものが6件発生した。11月には、松江市内の会合で出された弁当を食べた177人がノロウイルスにより、集団食中毒となった。 昨年(9件、192人)に比べ、発生件数は2倍以上、患者数も3倍以上で、件数は1963、64年の各24件に次ぎ、患者数も過去4番目の多さとなっている。 県薬事衛生課は「夏に発生したブドウ球菌などは、手洗いや食品管理などの基本が守られていれば防げた」と指摘。ノロウイルスによる食中毒は二枚貝が主な原因食材だが、「ウイルスを持つ人が調理をして広がるケースが多い。体調を崩している人は調理に従事しないように」としている。 今月1日から28日までは「年末の食品衛生強化月間」で、県内7保健所は飲食店への立ち入り検査などの指導を強化している。』 |
| 2006.12.06 | ☆感染性胃腸炎なお流行 岡山県が関係施設に注意訴え 6日、山陽新聞は以下のように報じている。 『激しいおう吐や下痢、発熱を伴う感染性胃腸炎の流行を受け、岡山県健康対策課は5日、社会福祉施設や学校などに対し、手洗い、うがいの励行や加熱調理の徹底など予防策を文書で通知した。 今シーズンに入り11月15日に続き2回目の通知で、同課は「流行が終息気配を見せず異例の事態」と警戒を強めている。 文書では、せっけんでの十分な手洗い▽タオルを共用しない▽加熱調理は85度で1分以上▽調理器具は生食用、加熱調理用で区別する▽患者の便やおう吐物の処理に気を付ける―などと注意喚起。県のホームページ上でも同様の呼び掛けを行っている。』 |
| 2006.12.05 | ☆特養で感染性胃腸炎の79歳男性死亡 2名重症 徳島 5日午前、産経新聞(徳島)は以下のように報じている。 『徳島県は4日、宇和島地区広域事務組合が運営する特別養護老人ホーム「一本松荘」(愛南町中側)の入所者ら15人が感染性胃腸炎の症状を訴え、このうち79歳の男性が同日、肺炎で死亡したと発表した。ほかに92歳と82歳の女性2人が重傷になっている。 県によると、一本松荘では1日ごろから、吐き気や下痢を訴える入所者が出始め、この日までに入所者10人、職員5人が発症。男性はこの日午前5時ごろ、おう吐したため入院して治療を受けていた。肺炎の既往症があったといい、胃腸炎との因果関係を調べている。またノロウイルスによる感染の可能性もあり、原因を詳しく調べている。 このほか宇和島保健所管内でも、鬼北町内の老人施設と宇和島市内の教育施設でも10数人が下痢や吐き気を訴えており、原因などを調べている。』 |
| 2006.12.04 | ☆ノロウイルス:高齢者介護施設で女性入所者が死亡 大阪 3日夜、毎日新聞は以下のように報じている。 『大阪府は3日、同府豊中市内の高齢者介護施設でノロウイルスの集団感染が発生し、症状を訴えた61人のうち、入所者の女性(79)が肺炎で死亡したと発表した。女性は2日におう吐や下痢を訴えて入院していた。 府健康福祉部によると、同施設は11月27日、下痢やおう吐を訴えた入所者が11人いると豊中保健所に通報。医療機関の調査でノロウイルスが検出された。3日までに入所者48人、職員13人が同様の症状を訴えた。1人は入院しているが、症状は安定しているという。 府内でノロウイルスによる死者は今年6人目。いずれも11月以降に死亡している。』 |
| 2006.12.03 | ☆鹿児島市の介護福祉施設でノロウイルス 35人発症 1日夜、南日本放送(MBC)は以下のように報じている。 『鹿児島市内の介護老人福祉施設で感染症胃腸炎の原因となるノロウイルスが検出されました。鹿児島市保健所によりますと、感染症胃腸炎の原因となるノロウイルスが検出されたのは鹿児島市内の介護老人福祉施設で先月17日からきょうまでに20代から90代の入所者や職員35人が嘔吐や下痢の症状を訴え、9人からノロウイルスが検出されました。入所者5人は現在でも嘔吐や下痢の症状があり、うち2人は入院中だということですが、全員快方に向かっているということです。ノロウイルスは感染力が強く、先日も鹿児島市内の高齢者施設で入所者などから検出されるなど、流行していることから、鹿児島市保健所では施設内の消毒、および手洗いの徹底などを指導したということです。』 |
| 2006.12.01 | ☆ノロウイルス猛威!413人発症=10施設で、1人死亡-大阪 1日夜、時事通信は以下を配信した。 『大阪市は1日、11月22日から30日までの間に、市内の医療機関や老人ホームなど計10施設で、入所者や職員ら計413人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症したと発表した。このうち、淀川区の老人ホームでは100歳代の男性1人が死亡。最も多い施設では70人が発症したという。』 |
| 2006.12.01 | ☆施設入所者が下痢や吐き気 ノロウイルス検出 1人死亡 堺市 1日朝、朝日新聞は以下のように報じている。 『堺市は30日、堺市中区の高齢者入所施設で入所者23人と職員14人の計37人が下痢や吐き気などを訴え、入所者の男性(92)が肺炎で死亡したと発表した。6人からノロウイルスが検出されたという。 堺市ではノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団発生が相次いでいる。11月だけで病院や特別養護老人ホームなど16施設で、計445人が下痢や吐き気などの症状を訴え、うち37人から同ウイルスを検出した。堺市での昨年の発症者は470人で、今年は大幅に増える見通し。 また、大阪府大東市龍間の「わかくさ竜間リハビリテーション病院」も同日、入院患者117人と職員28人の計145人が下痢や吐き気などを訴え、90代の女性が肺炎で死亡したと発表した。3人からノロウイルスが検出されたという。』 |
| 2006.11.28 | ☆老健3カ所で集団胃腸炎(ノロ)
愛知・豊田 28日夜、日刊スポーツ新聞は以下のように報じている。 『愛知県豊田市は28日、市内の介護老人保健施設3カ所で11日から、入所者や職員の男女計105人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。いずれも感染性胃腸炎とみられるが、既に全員が回復したという。 市感染症予防課によると、各施設で飛沫(ひまつ)感染などで広がったとみられ、うち1施設で症状の残っていた5人を調べたところ、全員からノロウイルスが検出された。』 |
| 2006.11.26 | ☆ノロウイルスの集団感染急増 高齢者施設が3割 道内すでに昨年1年間超す
26日朝、北海道新聞は以下のように報じている。 『吐き気や下痢を引き起こすノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が道内で広まり、今年は昨年一年間の感染者数をすでに上回っている。過去五年間の統計では、高齢者施設での集団感染が三割以上と目立ち、道は「介護者を介して、入所者の間で感染を広げている可能性が高い」と注意を呼び掛けている。 ノロウイルスは、汚染された生カキなどの二枚貝を食べると感染するほか、感染者の便や嘔吐(おうと)物などを介して、人から人へ二次感染する。小型球形ウイルス(SRSV)と呼ばれていたが、国際ウイルス命名委員会が二○○二年にノロウイルスと命名した。 今年のノロウイルスの集団感染者(道内)は二十二日現在、二千四百九十八人(七十七件)で、昨年一年間の二千四百四十七人(八十一件)をすでに上回っており、道が統計を取り始めた○一年以降で過去最高だった○四年の三千二百十七人(八十一件)に次ぐハイペースだ。 道健康推進課は、「以前は風邪と勘違いして保健所へ報告しないケースもあったが、報道などで広く知られるようになった」ため、感染報告が増えたとみている。 集団感染が発生する施設にも特徴がみられる。同課によると、発生した施設(○一年一月-○六年九月)は、「高齢者施設」が33%と最も多く、「保育所・幼稚園」(23%)、「社会福祉施設」(13%)、「医療機関」(12%)と続く。介護現場では排せつ物の処理などウイルスと接触する機会が多く、ウイルスの保菌者となった介護者を通じて集団感染が起きやすいという。 道立衛生研究所(札幌)では、食品の十分な加熱や手洗い、塩素系消毒薬などが感染予防になるといい、「インフルエンザと違ってワクチンがないため、正しい予防法を理解することが唯一の特効薬」と話している。』 |
| 2006.11.26 | ☆特養の94歳の女性死亡 ノロウィルスか 患者157人
大阪・枚方 25日深夜、朝日新聞は以下のように報じている。 『大阪府健康福祉部は25日、同府枚方市の社会福祉法人が運営する同じ建物内の高齢者福祉施設と障害者福祉施設で、入所者と職員計157人が吐き気や下痢などを訴え、うち4人が入院、94歳の女性1人が死亡したと発表した。他の発症者は快方に向かっているという。枚方保健所が20人について調べたところ、17人からノロウイルスが検出された。 同部によると、この社会福祉法人が20日、枚方保健所に「17日から18日にかけて吐き気を訴える者がいる」と相談してきた。死亡した94歳の女性は入所者で、19日に下痢などの症状を訴えて病院に運ばれたが、23日夜に肺炎で亡くなったという。府内では今月に入り、豊中市の病院で入院中の女性(91)が死亡するなど、ノロウイルスの集団感染が相次いでいる。』 |
| 2006.11.24 | ☆ノロウイルス:集団発生件数が過去最高、77件2498人--道内
/北海道 24日朝、毎日新聞(北海道)は次のように報じた。 『道内で発生したノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生件数と発症者が今冬、統計を取り始めた01年以降で最高を記録している。ノロウイルスによる感染性胃腸炎は特に冬場に流行する食中毒で、ウイルスに汚染された貝類などを食べたり、保菌者との接触でも感染する。流行期を迎えて、各地保健所などで講習会を開き、手洗いやうがいの励行や汚物の衛生的な処理などによる予防を呼びかけている。 道のまとめによると22日現在、集団発生件数は77件で前年11月末よりすでに17件多く、発症者も2498人で754人上回っている。 特に釧路管内が15件と多発しており、うち11件は10月以降から発生している。同管内では7〜15日、介護保険施設で入所者ら21人がおう吐や下痢などの症状を呈し、1人が入院。さらに8〜16日にも、別の介護保険施設で入所者ら30人に同様の症状が見られた。 釧路保健所は原因とみられる共通の食べ物が見当たらないことから、人から人への二次感染と見ているが、経路は特定できない。発生の多い要因について、同保健所は「気温の下がり具合がウイルスの活動に適した条件だったのではないか」と話す。一方、帯広市の病院で今月11日、入院患者ら37人が発症したケースでは、同病院で出された食事が原因と特定された。岩見沢保健所管内の社会福祉施設で10〜15日に入所者27人が発症したケースは、感染経路が特定できなかった。同保健所によると、健康な保菌者もいることから「職員か外来者から感染した可能性もある」としている。 道健康推進課によると、ノロウイルスの感染は冬期間の11〜3月に多く、ウイルスに汚染された水を飲んだり、生ガキなどを食べるなどのほか、感染者や保菌者との接触などによる二次感染で起きる。共通の食べ物が見当たらない場合、感染経路の特定は難しい。ノロウイルスによって直接死亡することはないが、回復後も便のなかにウイルスを排出することがあるという。』 |
| 2006.11.24 | ☆岡山県内でも 感染性胃腸炎が猛威 手洗い、加熱呼び掛け
24日、山陽新聞では以下のように報じている。 『激しい嘔吐(おうと)や下痢、発熱を伴う感染性胃腸炎が県内で猛威を振るっている。岡山県の調査によると、患者発生数は今月に入り急上昇し、直近では過去5年(2001―05)平均の約5倍に達している。県は手洗い、うがいの励行や、調理の際の十分な加熱を呼び掛けている。 感染性胃腸炎はノロ、ロタなどのウイルスや細菌が原因で、便や食べ物を介して感染。秋から冬にかけて流行する。通常2日ほどで回復するが、抵抗力が弱い高齢者や乳幼児は脱水症状を起こし重症化することもある。 昨季は福山市や岡山市の特別養護老人ホームで集団感染により入所者が死亡しているだけに、県も警戒。来年1月下旬まで、老人ホームや保育園などを対象に保健所単位で対策研修会を開くほか、県内の幼稚園や小中学校に注意を呼び掛ける文書を配布した。 県健康対策課は「例年ピークは12月で、さらに拡大する恐れもある。繰り返し感染することもあるので注意を」としている。』 |
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